株式会社キッチハイク
地域に深く根ざしたチームとして地域との連携や採用を強化
「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」をミッションに掲げる株式会社キッチハイク(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:山本雅也)は、既存株主の追加出資を含め、地域金融機関、地域ガス会社など合計10社から資金調達を実施しました。本ラウンドから新たに、株式会社宮崎太陽キャピタル、株式会社広島ベンチャーキャピタル、紀陽キャピタルマネジメント株式会社、山陰酸素工業株式会社、八十二インベストメント株式会社が参画。今後も、地域の保育園や食を起点とした地域価値の拡充により、地域へのさらなる人流創出、地域の課題解決につなげます。

資金調達の背景
キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」をミッションとし、世界中の“地域”の一つひとつが未来の先駆者となるよう価値を磨き上げ、新しい文化・経済圏を創造するブランドプロデュース&プラットフォームカンパニー。地域発で地球全体にイノベーションをもたらす地域事業を展開しています。
主力事業の一つである「保育園留学」は、1〜2週間こどもが保育園にのびのび通えて、親は働きながら多様な地域に家族で滞在できる、こども主役の暮らし体験。こどもには、幼少期に大自然に触れて心身ともに健やかに育つ環境を。ご家族には、仕事も子育てもしながら多様な選択肢を。地域には、家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらします。2021年より北海道厚沢部町から開始し、留学先は約50地域に拡大し、大人こども合わせて約6,000人以上・2,000家族以上にご利用いただきました。(2025年3月時点)。
今回の追加出資を通じ、「保育園留学」をはじめとした地域創生事業の体制強化に加え、地域・自治体のみなさまとの連携を一層強化し、地域が未来の先駆者となる社会を共創してまいります。

今回の引受先
・(既存)北海道ベンチャーキャピタル株式会社
・(既存)SGインキュベート株式会社
・(既存)株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング
・(既存)NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社
・(既存)株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
・(新規)株式会社宮崎太陽キャピタル
・(新規)株式会社広島ベンチャーキャピタル
・(新規)紀陽キャピタルマネジメント株式会社
・(新規)山陰酸素工業株式会社
・(新規)八十二インベストメント株式会社
「VISON2050採用サイト」をアップデート
キッチハイクでは現在を“第二創業期”と位置づけ、よりよい未来の実現に熱狂的に向き合い「人生を謳歌する」メンバーを募集しています。現在のキッチハイクをCEO山本雅也が語る「KitchHike CEO’s Session」を公開。

▼動画URL
https://www.youtube.com/watch?v=jcV_lQMPsAM
採用ポジションは、事業開発、ブランドプロデュース、留学プランナー、セールス/コンサルティング、カスタマーサクセス/オペレーション、プロダクト、コーポレート、建築デザイン/不動産プロデュース、地域駐在など全方位で採用強化中です。未来のメンバーからのご応募、お待ちしています。
▼キッチハイク採用情報
関係者コメント
・北海道ベンチャーキャピタル株式会社
(本社:北海道札幌市 マネージャー 渡邉 博朗)
このたびの資金調達、誠におめでとうございます。今回あらためて追加出資の機会をいただけたことを、大変光栄に思っております。子育て環境などを背景に、都市部の方々の多くが地方での暮らしに関心を寄せていることは、私自身も強く感じております。そうした潜在的なニーズを的確に捉えた「保育園留学」の取り組みは、今後ますます拡大していくと確信しています。
今後、都市部から地方への流れが一層強まる中で、その中心を担っていく存在は、キッチハイクであると私は信じています。これからも、特に北海道での取り組みについては、全力で支援してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
・SGインキュベート株式会社
(本社:福岡県福岡市 代表取締役 中山 歩)
前回のラウンドに続き、ご出資の機会をいただきありがとうございます。キッチハイク社が継続的に展開してきた「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」とのミッションに深い共感を覚え、その活動を数年間見てきたことで、皆様がミッションを果たす力を持っているという確信を強く抱き、今回出資を決断させていただきました。これからも地域課題に取り組み、地方創生に向けて積極的に貢献されていくことを心より楽しみにしています。
・株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング
(本社:佐賀県佐賀市 代表取締役 富永 金吾)
前回ラウンドに引き続き、追加出資をさせて頂きました。前回の出資時には、厚沢部町での保育園留学がスタートしたばかりのタイミングでしたが、わずか3年で多くの子育て世代の家族や
自治体、企業に受け入れられ、愛されるプロダクトに成長していることを大変うれしく思っております。また、キッチハイクのミッションに共感するメンバーが参画し、日々強い組織へと成長されている姿を拝見し、更なる地域活性化への貢献に期待しています。人生を謳歌できる社会を目指すキッチハイクを、引き続き応援させて頂きます。
・NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社
(本社:岐阜県岐阜市 インベストメント部 リーダー 太田 匡紀)
前回ラウンドに続いて、今回も貴重な機会をいただけましたことに感謝しております。
また、事業成長はもちろんですが、キッチハイク社と十六フィナンシャルグループとの事業共創がアップデートし、地域に新しい価値を届けることができ大変嬉しく思います!
今回の資金調達ラウンドでは新たな仲間も増え、地域金融機関が参画したことにより、同様の地域共創の輪が広がることに期待しています。引き続き、十六フィナンシャルグループとともに地域課題に向き合っていきましょう!
・株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
(本社:岡山県岡山市北区 投資部マネージャー 淺原 俊宏)
この度、キッチハイクに追加出資をさせていただきました。コロナ禍を機にピボットした保育園留学は、前回出資時には数拠点でしたが、2年間で約50拠点に拡大され、約6,000人以上・2,000家族以上にご利用されるなど、急成長を遂げています。特に地方において、人口減少が進む中、キッチハイクは地域(課題)を最大のアセットとして捉え、保育園留学を主軸に様々なサービスを展開しています。キッチハイクが掲げるVISION2050「地域を未来の先駆者へ。」は、情熱をもって地域を本気で盛り上げようとされているキッチハイクのメンバーだからこそ達成できると確信してます。地方銀行グループとして、引き続き全力でサポートしていきます。
・株式会社広島ベンチャーキャピタル
(本社:広島県広島市 代表取締役 西岡 賢)
この度、キッチハイク社の保育園留学事業、そして山本さんの熱意やその熱意に共感する役職員の方々に魅力を感じ、投資をさせていただくことになりました。各自治体の方々のお話を聞き、地域活性化の観点でニーズが高いことはもちろんのこと、在園児たちの教育にもつながることもわかり、投資決定の後押しとなりました。広島県でも竹原市ですでに保育園留学を導入していますが、より広島県内で拡大していけるよう、我々も自治体への紹介等を中心に協力させていただきます。「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」ためにも、ともに手を取り合って頑張りましょう。
・株式会社宮崎太陽キャピタル
(本社:宮崎県宮崎市 代表取締役 野村 公治)
今回、キッチハイク社が手掛ける「保育園留学」に大変魅力を感じ、投資させていただきました。既に取り組んでおられる保育園も視察させていただきましたが、園長先生や保育士の方々のお話を伺う中で、このスキームがしっかりと園に根付いていると感じました。在園児にとっても、とても貴重な経験になると思われますし、何と言っても現場で園児たちと接する保育士の先生方がとても自然に、楽しんで取り組んでおられる姿が大変印象的でした。投資検討の段階から、宮崎県内の市町村に、この事業を紹介させていただいていますが、地域活性化の観点からも我々の営業エリアである宮崎・鹿児島での更なる拠点拡大に大いに期待しています。
・紀陽キャピタルマネジメント株式会社
(本社:和歌山県和歌山市 投資部長 森田 博全)
地方の過疎化という恒久的課題に対して、関係人口の創出に向けた同社独自のチャレンジに地方銀行系VCとして強く共感するとともに、次世代の家族・地域にも繋がる永続的な関係性を構築し得るビジネスモデルに魅力を感じ、今回出資させていただきました。そして同社は地方創生に対する豊富な知識や熱意を持ったメンバーが集結しており、プロダクトを通じて全国の地域経済に活力をもたらしてくれることを期待しています。和歌山県下では既に「保育園留学」を展開されている自治体もある中、紀陽銀行グループとして自治体や地域事業者と更なる連携をおこない、同社・地域の双方の成長に向けて支援させていただきます。
・山陰酸素工業株式会社
(本社:鳥取県米子市 グループ経営部CVC推進グループ長 矢田 貴之)
この度、キッチハイク様の「地域が未来の先駆者となる社会を共創する」という方針、また、それを実現しようとするメンバーの皆様の熱意に強く共感し、資本提携をさせていただきました。山陰地域での「保育園留学」を通じて、日本海と山々に囲まれた自然、温泉地や古くからの暮らしが息づく山陰ならではの魅力を国内外へ発信し、自治体とも協業しながら、関係人口の創出や地域経済の活性化を目指してまいります。
・八十二インベストメント株式会社
(本社:長野県長野市 代表取締役 内久根 慎一)
キッチハイク様が掲げる「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」というミッションに深く共感しています。私たち八十二銀行グループも、長野県を拠点に地域経済と社会の活性化と質的豊かさの実現を目指す価値創造プロセスを進めています。この共通の目標を持つキッチハイク様に出資できることを大変嬉しく思います。
今後、長野県での事業展開はもちろん、事業面以外の様々な面でも全力でサポートしてまいります。共に地域の未来を築いていけることを楽しみにしています。
・株式会社キッチハイク
(代表取締役CEO 山本 雅也)
このたびは、既存株主のみなさま並びに、新しい地域企業の皆さまにご参画いただき、深く感謝申し上げます。私たちは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」を掲げ、保育園や食を起点とした事業を拡大していく中で、現在を“第二創業期”と位置づけています。今回の資金調達を通じ、こどもや家族、そして地域の方々がより豊かな選択肢を得られる社会を共創していきます。今後も多様な人材を迎え、新たな価値を創出し、未来を切り拓いていきます。引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
キッチハイク事業概要
キッチハイクは、VISION2050「地域を未来の先駆者へ。」を掲げ、北海道厚沢部町のような過疎化がいち早く進んでいる地域を未来の最先端と捉え、そこにフォーカスした事業を展開しています。地球上でも特に人口動態が進む地域ほど、世界全体の先端事例となりうると考え、より中長期な視点でその地域の課題解決に取り組むことで、将来的に地球全域が直面する課題の解決策を生み出せると捉えています。具体的には、「保育園留学」や「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」など、複数の地域事業を開発から実装まで手がけています。
また、事業推進にあたっては、地域の課題解決だけでなく、周辺領域の拡張に取り組むため、地域・自治体のパートナーとして事業開発を行う事業スタジオ「こどもと食文化の地域の未来総研」を運営。ふるさと納税や空き家問題への対策、留学から移住へとつなげるシティプロモーション、地域ブランディングなど、地域の困りごとに寄り添いながら解決策を生み出しています。

<事業一覧>
◼︎「保育園留学」
「保育園留学」は、1〜2週間こどもが保育園にのびのび通えて、親は働きながら多様な地域に家族で滞在できる、こども主役の暮らし体験。こどもには、幼少期に大自然に触れて心身ともに健やかに育つ環境を。ご家族には、仕事も子育てもしながら多様な選択肢を。地域には、家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらします。2021年より北海道厚沢部町から開始し、留学先は約50地域に拡大。大人こども合わせて約6,000人以上・2,000家族以上にご利用いただきました。(2025年3月時点)
◼︎「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」
「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」は、日本各地に息づくユニークな食文化を贈るえらべるギフトサービスです。47都道府県にある1724市町村から厳選したその土地の風土を感じる食材を、生産者の思いやおいしい裏側にあるストーリーと共にカタログギフトとしてお届けします。
商品を提供する地域事業者にとっても直販以外の新たな流通チャネルとなることで売上拡大に貢献でき、地域生産者や事業者支援、地域の食文化の価値の再発見につながるインフラとなることを目指しています。2022年11月のサービス開始以降、ローンチから2年間で商品ラインナップが350に拡大し、流通総額は前年比357%成長を達成しました。(2024/12月現在)
◼︎「こどもと地域の未来総研」
「こどもと地域の未来総研」は、地域・自治体のパートナーとして、こどもと地域の未来を創造する事業スタジオです。「内閣府・地方創生SDGs解決モデル都市専門家」および「総務省・地域創造力アドバイザー」キッチハイクCEO山本雅也、「全国二地域居住等促進官民連携プラットフォーム」保育部会部会長キッチハイクCRRO川上真生子をはじめ、地域創生の経験豊富なメンバーが在籍。自治体が抱える課題を抽出・整理し、地域の調査/リサーチ、計画策定の支援、具体施策の設計から実行までワンストップで支援します。
株式会社キッチハイク会社概要
キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ。」をミッションとし、世界中の“地域”の一つひとつが未来の先駆者となるよう価値を磨き上げ、新しい文化・経済圏を創造するブランドプロデュース&プラットフォームカンパニー。地域発で地球全体にイノベーションをもたらす、地域事業を展開しています。
本 社:東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE89 BLDG.4F
代表取締役CEO:山本雅也(内閣府地方創生SDGs課題解決モデル都市 専門家)
設 立:2012年12月
<事業一覧>
◎1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」https://hoikuen-ryugaku.com/
◎地域の食を贈るギフトサービス「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」
◎地域・自治体のパートナーとして、こどもと地域の未来を創造する事業スタジオ「こどもと地域の未来総研」
<受賞実績>
1-2週間家族で地域に滞在する、こども主役の暮らし体験「保育園留学」は人気育児雑誌が選ぶ2023年の日本の子育てトレンド「第16回 ペアレンティングアワード」、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例、内閣府「2023年度地方創生テレワークアワード・地域課題解決プロジェクト参画部門」、国土交通省「令和5年度地域づくり表彰」国土交通大臣賞(最高賞)など多数受賞。