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【国内初・最大規模】Green Carbon株式会社は、雪印メグミルク株式会社、株式会社北海道銀行と連携し「家畜の排せつ物由来」のJ-クレジット創出に向けた酪農プロジェクトを開始

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グリーンカーボン

北海道にて8年間で約11,500トン(牛12,000頭分)のJ-クレジットを創出

ネイチャーベースのカーボンクレジット創出販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下:Green Carbon(読み;グリーンカーボン))は、雪印メグミルク株式会社(代表取締役社長:佐藤 雅俊、以下:雪印メグミルク)、株式会社北海道銀行(代表取締役頭取:兼間 祐二、以下:北海道銀行)と連携し、国内初・最大規模となる「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出に向けた酪農プロジェクト(以下、本取り組み)を開始したことをお知らせします。

本取り組みでは、北海道にて8年間で約11,500トンのJ-クレジット創出を予定しており、これは年間で牛1,500頭分の排出量に相当します。また、酪農由来のJ-クレジットは過去10年間で約149トンしか発行されておらず、本取り組みではその約77倍の酪農由来のJ-クレジット創出を実現します。

〇本リリース及び詳細に関する問い合わせはこちら

https://green-carbon.co.jp/recruit-contact/

○GreenCarbon株式会社会社概要のダウンロードはこちら

https://green-carbon.co.jp/download-form/

目次

◆本取り組み開始に至った背景

Green Carbonはこれまで、稲作コンソーシアムを通じて水田農家の皆様をまとめ、J-クレジット制度への申請を行ってまいりました。自然由来のカーボンクレジットには、水田クレジットにとどまらず、森林、バイオ炭、畜産酪農、カーボンファーミングなど、多岐にわたり、多大な可能性を秘めています。そこで多様なプロジェクトに参画する生産者の皆様の申請の包括的にご支援をするプラットフォームとして、「ネイチャーベースコンソーシアム*¹」を発足しています。北海道では2024年11月に営業所を構え、中でも酪農プロジェクトに注力し、2025年1月末に日本初となるJ-クレジット「家畜排せつ物管理方法の変更(AG-002)、以下:本方法論」のプログラム型登録を完了しました。

上記背景を踏まえ、以前から北海道にて連携を進めていた北海道銀行の紹介で、雪印メグミルクをお繋ぎいただき、北海道にて酪農プロジェクトを開始する運びとなりました。北海道銀行は、顧客先の酪農農家紹介を担い、雪印メグミルクは、創出した酪農由来のJ-クレジットを購入します。Green Carbonは本取り組みのJ-クレジット登録・申請・発行や、酪農農家のサポートを担います。

〇3社連携スキーム図

◆酪農分野の市場環境と課題

畜産分野には、①GHG排出量の課題、②飼料高騰と酪農農家減少の課題、③悪臭の課題が挙げられます。

①:GHG排出量の課題

畜産分野は国内で約1500万t/年のGHGが排出されており、乳用牛と肉用牛で約8割を占めます。特に一頭あたりの排出量を見ると、乳牛は肉牛の2倍の排出量。(乳牛1頭で年間約5t)にのぼります。

②:飼料高騰と酪農農家減少の課題

酪農家にとって飼料のコストは約半分を占めていながら、飼料コストは16年間で2倍以上に高騰しています。その結果酪農農家の経営状況が悪化し、酪農農家の数は15年間で約2万戸から約9,900戸まで半減しています。

③:悪臭の課題

家畜からの臭いの問題は社会的な課題となっており、特に飼育頭数が多い酪農農家の近隣住人への影響は大きく、大型農家では苦情発生率が10%を超える結果も出ています。また、苦情の発生件数が多いため、市町村単位で悪臭対策に講じる自治体も出てきています。

◆「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出の仕組み

本取り組みで使用するJ-クレジットの方法論は、「家畜排せつ物管理方法の変更(AG-002)」で、鶏・豚・牛の家畜の排せつ物の強制発酵設備を導入する事により発酵の速度を上昇させ、CH4やN2Oを削減し、削減分をJ-クレジットとして認証させる仕組みです。

現状、約6割の農家が堆積発酵の管理を行っており、約半年間かけて発酵させるため労力がかかります。そこで、強制発酵設備を導入する事で酪農農家の工数を半減させることができます。しかしながら、強制発酵設備の導入は莫大な設備導入コストが掛かるため、本方法論を活用する酪農農家はほんとんどいない現状ございます。

そこで、Green Carbonは強制発酵設備の導入費用、J-クレジット登録・申請・認証費用などを内包したプロジェクト出資型の酪農プロジェクトを構築することで、設備導入コストを解決し、上述した①~③の課題解決にも寄与させました。さらに、本取り組みで連携する酪農農家にもJ-クレジットの販売収益を分配することで、副収入にも繋がります。

〇「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出の仕組み
〇堆肥発酵のイメージ
〇強制発酵装置のプラント

*¹ネイチャーベースコンソーシアム:

本コンソーシアムは、既存の稲作コンソーシアムによる水田でのメタン削減プロジェクトに加え、森林、酪農・畜産、バイオ炭、*²カーボンファーミングといった多様な自然資源を活用し、カーボンクレジットの創出から販売までを一貫して支援する新たな枠組みです。

本コンソーシアムでは、参加する農家や生産者の皆様が創出したカーボンクレジットを地域企業が購入する、「カーボンクレジットの地産地消」を実現します。地域の企業が地元で創出されたカーボンクレジットを購入することにより、地域内で経済の循環が生まれ、農家や生産者の収益の増加につながるとともに、企業も地域に貢献する形で気候変動対策を行うことができます。本コンソーシアムでは、2025年までに50万トンのカーボンクレジットを創出する計画を掲げています。この規模のクレジット創出は、北海道の農業で使用される燃料燃焼による排出量の全量に相当します。

◆Green Carbon 株式会社 

代表者   :代表取締役 大北 潤 

所在地   :東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607   

設立    :2019年12月 

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

URL    : https://green-carbon.co.jp/

 

 

◆Green Carbon事業紹介

Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。

事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約100,000t)に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。 

 

◆Green Carbon株式会社SNSはこちら

Youtube :https://www.youtube.com/channel/UCYO4WnGOHDaVB1ikxheZasA

note     :https://note.com/green_carbon/

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61557429326458

X    :https://mobile.x.com/GreenCarbon2019

Linkedin :https://www.linkedin.com/company/green-carbon-inc/

Wantedly:https://www.wantedly.com/companies/greencarbon2019

 

 

◆雪印メグミルク株式会社 

代表者   :代表取締役社長 佐藤 雅俊

所在地   :東京都新宿区四谷本塩町5番1号 

設立    :2009年10月 

事業内容  :牛乳、乳製品及び食品の製造・販売等

URL    :https://www.meg-snow.com/

 

 

◆株式会社北海道銀行 

代表者   :代表取締役頭取 兼間 祐二

本部所在地 :北海道札幌市中央区大通西2丁目5番地

設立    :1951年3月 

事業内容  :銀行業、金融業

URL    :https://www.hokkaidobank.co.jp/company/profile/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月23日 11時00分)

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