株式会社アイティフォー
地下水涵養と社員のウェルビーイング向上へ
株式会社アイティフォー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 恒徳)は、公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金(所在地:熊本県熊本市、以下「愛護基金」)への寄付を実施したことを発表します。今回の寄付を通じ、熊本県阿蘇市の「阿蘇水掛の棚田」において、地下水涵養を目的とした棚田の一区画(310平方メートル)を借用し、社員の稲作体験を通じたサステナビリティ推進活動を開始します。この取り組みは、水資源保全のみならず、社員のモチベーション向上やチームビルディングを促進するほか、自然との触れ合いを通じて心身の健康を促進するなどウェルビーイング向上への貢献も目指すものです。

◆背景
熊本市は、水道水源のほぼ100%を地下水に依存する「地下水都市」です。しかし近年、都市化の進展や水田面積の減少などにより、地下水位の低下が懸念されています。特に、水田は地下水涵養に重要な役割を果たしており、その減少は地下水資源の枯渇を加速させる可能性があります。
◆取り組みの概要
当社は、愛護基金が管理・運営する「阿蘇水掛の棚田」において、社員による田植えや稲刈りなどの稲作体験を実施し、地下水涵養を促進します。水資源保全に貢献することで、豊かな自然環境を維持するとともに、「地方創生」にも寄与してまいります。
加えて、本活動は社員のモチベーション向上やチームビルディングを促進する効果も期待できます。収穫した米を社員へ配布することで、昨今のコメ価格高騰への支援となるだけでなく、自らの手で育てた作物を味わう喜びを通して社員の食と農業への理解を深め、健康的な食生活への意識向上にもつながります。このように、社員の心身の健全を目指すウェルビーイング推進の一環として本活動を活用することで、当社のサステナビリティ推進における重要課題の一つ「人財の深化」も後押ししてまいります。
◆今後の展望
本取り組みを通じて、当社は地下水涵養による水資源保全と社員のウェルビーイングを推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。この活動で得られる知見や経験を生かし、今後は農業分野における新たな価値提供や、IoT技術を活用したより効率的で環境負荷の少ない取り組みへの展開も視野に入れ、地域社会へのさらなる貢献を目指してまいります。
【参考情報】
公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金公式サイト
【株式会社アイティフォーの概要】

アイティフォーは、1972年の創業以来、地域のお客様を中心にITソリューションをご提供してきました。1983年には日本初の「延滞債権管理システム(オートコールシステム)」を開発。その後も自治体、小売業、コンタクトセンター向けサービスをはじめ、キャッシュレス決済、セキュリティなどさまざまな分野のソリューションで地方DX、さらには地方創生に貢献しています。お客様だけでなくその先にいる社会の人々のニーズに「寄り添うチカラ」で応えるべく、これまで蓄積してきた技術やノウハウに加え、イノベーションによる新たな価値をご提供します。
【お問い合わせ先】
広報部
TEL:03-5275-7914 Email:kouhou_ml@itfor.co.jp