株式会社Lean on Me
〜現場の「迷い」をなくし、支援に“確かな自信”を。現場の声から生まれた新たな認定資格〜
インクルTech※(インクルテック)で社会課題を解決するスタートアップ企業・株式会社Lean on Me(本社:大阪府高槻市、代表取締役:志村駿介、以下「リーンオンミー」)は、2025年4月、知的障がいのある方々への適切な支援を行う人材を育成する新たな認定資格「知的障がい支援士」を正式にリリースいたしました。
※インクルTechとは、インクルージョン(Inclusion)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、SDGsに関心が高まる今、ソーシャルな課題の中でも、多様性の包摂を実現するテクノロジーを意味しております。

本資格制度の構築にあたっては、2024年5月にBCC株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:伊藤 一彦、東証グロース上場:証券コード7376)より出資をいただくとともに、同社が長年にわたり取り組まれてきた「レクリエーション介護士※」資格事業における豊富な知見やノウハウを基に、制度設計・運用面においてご助言とご支援をいただきました。
※介護や高齢者に対する基礎知識を学び、自分の趣味や特技を活かした介護レクリエーションを提供できる人材です。当社が受諾した2013年の経済産業省「多様な『人活』支援サービス創出事業」における成果をもとに創設した認定資格制度を通じて、介護や高齢者に対する基礎知識と、介護レクリエーションを企画・提案・実施するための知識や技術を学びます。
そうしたお力添えを受けつつも、カリキュラムの内容については、対象とする領域や支援対象者の特性が異なることから、知的障がい分野の支援現場における実情や課題感をふまえ、当社独自の視点と経験を活かして設計。実践的かつ専門性の高い学びを提供する内容として構築いたしました。
本資格は、知的障がいのある方々に対して、一人ひとりに最適な支援を行うための実力と自信を備えた支援者を育成することを目的としています。
■リリースの背景
「支援に正解がない」「自己流で良いのか不安」——。
知的障がいのある方々を支援する現場では、こうした声が支援者から多く寄せられています。
リーンオンミーでは、障がい福祉に関わる幅広い方々に向けてeラーニング「スペシャルラーニング」を提供してきましたが、その受講者から「学びを体系的に整理し、資格という形で身につけたい」といった要望が多く寄せられていました。
こうした現場のニーズを受け、このたび新たな認定資格「知的障がい支援士」を創設いたしました。
資格制度の構築にあたっては、介護業界において3万人以上が受講する「レクリエーション介護士」資格を展開するBCC株式会社よりご出資と制度設計面に関する貴重なご助言をいただいております。その知見をふまえつつ、知的障がい福祉の現場特性に沿った独自のカリキュラムを設計し、より実践的かつ現場に根ざした学びの提供を目指しました。
■ サービスのコンセプト
あなたの支援に、確かな自信を。
「知的障がい支援士」は、知的障がいのある方に対して、一人ひとりに最適なサポートができる支援者を育成するための認定資格です。基礎知識から専門性の高い内容まで体系的に学べる構成となっており、支援の質を高めたいすべての方に向けた資格制度です。
■ 資格概要
名称:知的障がい支援士
学習形式:オンライン(eラーニング)
学習時間:15時間(1日30分×30日程度を想定)
試験形式:選択式(全50問・100点満点/60点以上合格)
発行認定証:合格者には「知的障がい支援士 認定証」を授与
■ 監修者について

本資格の監修には、志賀 利一氏が携わっています。志賀氏は、長年にわたり障がい福祉に関わり続け、国立障害者リハビリテーションセンター研究所・研究企画調整官や厚生労働省の専門官などを歴任。自閉症や知的障がいを持つ方々の支援に関する政策立案・実践的指導・研修開発に深く関与してきた、日本における知的障がい福祉の第一人者です。障がいのある方々の“地域生活の質”の向上に尽力されており、現場視点と制度的知見を融合させた実践的なカリキュラムを監修しています。
■BCC株式会社代表取締役社長伊藤 一彦氏よりメッセージをいただきました

この度は、「知的障がい支援士」の正式リリースおめでとうございます。2024年6月に、リーンオンミー様の社会課題に真摯に向き合う姿勢に感銘を受け、当社よりご出資させていただきました。当社では介護現場に笑顔を届けるため、「レクリエーション介護士」という資格を提供し、3万人を超える方々に受講をいただいております。「知的障がい支援士」が多くの方々に受講され、最適なサポートができる支援者が増えていくことで、知的障がいのある方々を支援する現場においても、ご家族のみなさまにも、笑顔が増えていくことを心から願っております。
■弊社代表 志村駿介のコメント
この度、BCC株式会社様からご出資をいただいたことをきっかけに、レクリエーション介護士のノウハウをご教授いただき、知的障がい支援士の認定資格を提供できることを非常に嬉しく思います。僕も障がい福祉の現場で職員として勤務していた経験があり、「自分の支援は果たして合っているのか?」という不安になることが多々ありました。この資格は、支援者の皆さんが自信を持ってご本人に寄り添えるようにという思いから生まれました。
この認定資格の取得を通じて、支援現場で日々支援に向き合われている皆様の専門性が、社会からより評価されるように願っています。すべての人がその人らしく生きられる社会の実現に向けて、支援の質を高める一歩となれば幸いです。

■スペシャル ラーニングについて

障がい福祉サービスに従事される職員様、障がいのある方を積極的に雇用する一般企業の従業員様、障がいのあるお客様の対応をされる従業員様を対象とする、オンライン研修サービスです。知的、発達、精神障がいのある方と接する上での知識を、動画で学ぶことができます。自閉症協会会長や元厚生労働省の虐待防止専門官、国の研究機関の責任者らとコンテンツを制作。日常の支援でつまずいた時、自分が必要とする知識(コンテンツ)を自ら選択
して学ぶ(視聴する)ことで、障がいのある方への不適切な対応を事前に防止できるサポートツールです。
■BCC株式会社(東証グロース上場:証券コード7376)
所在地:(大阪本社)〒541-0042 大阪市中央区今橋2丁目5番8号 トレードピア淀屋橋9F
(東京本社)〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目15番9号 明治安田生命末広町ビル9F
設立:2014年1月20日(創業2002年3月6日)
資本金等:1億7,000 万円
代表取締役社長:伊藤 一彦
ホームページ:https://www.e-bcc.jp/
事業内容:IT営業アウトソーシング事業、ヘルスケアビジネス事業
■株式会社Lean on Me
所在地:〒569-0803 大阪府高槻市高槻町11-7-217(本社)
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島1丁目9番20号 新中島ビル8階GH(大阪支社)
TEL:072-648-4438
設立:2014年4月1日
資本金:3億1,380万円(準備金を含む)
代表者:代表取締役 志村 駿介
事業内容:障がいのある方への理解を深めるeラーニング「スペシャル ラーニング」
インクルーシブ雇用のためのeラーニング「スペシャルラーニングfor business」
職員によりそった、障がい福祉特化型シフト作成ツール「スペシャル シフト」
■メディア掲載・出演実績(一部)
【TV】TOKIOテラス~MBS(2022年5月22日)
https://www.mbs.jp/TOKIO_terrace/company/leanonme.shtml
【TV】Fresh Faces 〜アタラシイヒト〜BS朝日(2021年7月24日)
https://www.bs-asahi.co.jp/fresh-faces/lineup/prg_325/
【Web】日経ビジネス「1分でわかる「起業家たち」のリンカク」(2021年5月7日)
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00073/042800084/
【TV】25歳~情熱の原点~テレビ朝日(2022年6月1日)
【新聞】
日本経済新聞(朝刊)@EDGE(2021年6月2日)、日本経済新聞(2021年4月6日)、日本経済新聞@きらり感彩人(2023年5月7日)、共同通信@時の人(2023年冬、各地方紙に配信)、ほか
■受賞歴(一部)
令和5年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者 内閣府特命担当大臣表彰優良賞 受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000038466.html
〜 障がいがある人もない人も、共に楽しめる万博へ!〜
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会とアドバイザリー契約を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000038466.html
2025 年日本国際博覧会協会 株式会社Lean on Meとアドバイザリー契約を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000038466.html