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【日本救急救命士会 設立1周年】救急救命士の倫理綱領 公表 〜救急救命士の思いをひとつに〜

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一般社団法人 日本救急救命士会

一般社団法人 日本救急救命士会は2025年4月23日に設立1周年を迎え、「救急救命士の倫理綱領」を公表いたしました。

一般社団法人 日本救急救命士会は2025年4月23日に設立1周年を迎え、救急救命士の行動指針として「救急救命士の倫理綱領」を公表いたしました。

ご一読いただき、あらゆる場で活用していただけることを期待しています。

目次

救急救命士の倫理綱領

前 文

 救急救命士としての職業的地位は、社会の期待と必要性を認識し、責務を果たすという個人の意思によって維持され、発展するものである。本倫理綱領は、救急救命士の行動指針であり、専門職として果たすべき責任の範囲を社会に明示するものである。

本 文

  1. 救急救命士は、生命を守り、苦しみを和らげ、救急医療の質と公平性を確保する責務を負う。

  2. 救急救命士は、国籍や人種、信条、宗教、または身分や地位による制限を受けず、人間の尊厳を尊重し、職務を遂行する。 救急救命士は、公共の福祉に反して、その知識及び技術を使用しない。

  3. 救急救命士は、正当な理由なく、業務上知り得た情報を漏洩しない。

  4. 救急救命士は、その資格や医療従事者全体の信用を傷つけ、又は不名誉となるような行為をしない。 救急救命士は、継続的な研鑽と学習により、その専門的能力の水準を維持し、卓越性を常に追求する責任をもつ。

  5. 救急救命士は、個人の行動と判断に責任を持ち、その職務を遂行するにあたり、関連する法律を遵守する。 救急救命士は、救急医療に影響を与える法律や規則に関する事項を認識し、それらの策定や改定が行われるときは積極的に協同する。

  6. 救急救命士は、救急医療を必要とする者が最大限の利益を受けられるように、多職種と協働する。

  7. 救急救命士は、倫理に反する処置を一切行わず、他者が行う非倫理的な行為を黙認せず、しかるべき対応をとる責任を負う。

                                一般社団法人日本救急救命士会
                                   制定日:2025年4月23日

日本救急救命士会 1年間の活動実績

2024年4月23日 一般社団法人 日本救急救命士会 設立

2024年5月30日 救急振興財団(救急救命東京研修所)へ報告・説明

2024年6月1日 第2回静岡県救急救命士部会(講演)

2024年6月5日 全国メディカルコントロール協議会連絡会 会長へ報告・説明

2024年7月11日 日本救急救命士会 ウェルカムセミナー開催(オンライン)

2024年7月25日 緊急座談会「救急救命士の処置拡大:アナフィラキシーに対するアドレナリンの筋肉内注射」開催(オンライン)

2024年8月2日 第 28 回日本臨床救急医学会総会・学術集会 プログラム委員会 委員(派遣依頼)

2024年8月13日 第一期評議員選任

2024年8月22日 令和6年度 一般社団法人全国救急救命士教育施設協議会(JESA)総会(講演)

2024年8月31日 第4回 日本病院救急救命士研究会(講演)

2024年9月3日 第1回京都府病院救急救命士意見交換会(講演)

2024年9月8日 第一期役員(理事・監事)就任

2024年10月5日 日本救急救命士会 設立記念フォーラム開催

2024年11月16日 オンラインセミナー開催「JRC蘇生ガイドライン2025<ファーストエイド>最新情報アップデート」

2024年12月14日 第68 回志太榛原救急医療研究会(講演)

2024年12月15日 オンラインセミナー開催「GRA Japan Chapterが推奨するハイパフォーマンスCPRの動向」

2024年12月2日 東京都薬剤師会 会長へ挨拶

2025年1月16日 東京都薬剤師会 賀詞交歓会

2025年2月4日 オンラインセミナー開催「日本臨床救急医学会PACCコース講義の一部を紹介〜病院前における循環器救急疾患への対応〜」

2025年2月6日 救急救命士を支援する議員連盟(オブザーバー参加)

2025年2月7日 第2回京都府病院救急救命士意見交換会(講演)

2025年2月24日 日本救急救命士会主催 第48回救急救命士国家試験応援セミナー開催

2025年3月4日 『政府広報オンライン:心肺蘇生法とAEDで命を救おう!緊急時の対処法』撮影協力

2025年3月6日 日本薬剤師会へ挨拶

2025年3月12日 国際医療福祉専門学校 卒業式 来賓参加

2025年3月14日 内閣府規制改革推進会議 第2回 健康・医療・介護ワーキング・グループに出席

2025年3月18日 オンラインセミナー開催「12誘導心電図伝送がもたらす救命と予後改善〜病院前における循環器救急疾患への対応〜」

2025年3月19日 鹿児島県病院救命士 意見交換会(講演)

2025年3月20日 Abema Prime「AED使用率どう上げる?」出演

2025年4月5日 学校法人朝日大学「保健医療学部救急救命学科」開設記念式典へ出席

2025年4月13日 フジテレビ情報番組「Mr.サンデー」放映 AED事例再現ドラマ監修

2025年4月20日 オンラインセミナー開催「医学史と過去の研究不正から学ぶ救急救命士にとって必要な研究倫理」

<日本救急救命士会 とは>

救急救命士が教育と研鑽に根ざした専門性に基づき、
救急医療の質の向上を図るとともに、国民の幸福を追求し続けられる環境づくりを推進し、
社会のあらゆるニーズに応える救急救護領域の開発と展開を図ることにより、
国民の安全と安心に寄与することを目的とした団体です。

<日本救急救命士会 設立の背景>

救急救命士法が平成3年に制定されて以来、救急救命士を取り巻く環境は大きく変化しました。

高齢化による搬送患者数増加に伴う救急医療需要が増大、医師等の業務負担軽減を目的として、令和3年に救急救命士法の改正が行われ、その活動範囲が医療機関内に拡大されました。

いま救急救命士に期待される役割が急速に拡大し、変化している現代社会において、これらのニーズに応え、職能向上を促進するために、救急救命士の総意をまとめるために「日本救急救命士会」を設立することに至りました。

<本会と労働基本権(公務員)および地方公務員法との関連について>

本会は、公務員の労働基本権に関連する内容(団結権・団体交渉権・争議権)の活動は行いません。また、下記の地方公務員法に抵触する行為を行わないため、地方公務員(消防職員)である救急救命士個人が本会に入会することは “地方公務員法に抵触しない” ことを、総務省消防庁救急企画室、そして総務省公務員部に確認いたしております(2023年8月確認)。

関連する地方公務員法と【本会の方針】

第36条第1項関連(政治的行為の制限) 【政治的行為を行わない、政治連盟に加入しない】 第52条第5項関連(職員団体)団体交渉関連 【勤務条件の維持改善を図ることを目的とし、かつ、地方公共団体の当局と交渉する(労働組合のような)活動をしない】 第38条第1項(営利企業等への従事等の制限) 【報酬等がある場合には、任命権者(市長村長等)の許可が必要であるが、本会は無報酬とする】

<日本救急救命士会 会員募集>

日本救急救命士会では正会員ならびに賛助会員を募集しております。

詳細は日本救急救命士会ホームページもしくは、入会案内サイトをご覧ください。

入会案内サイト URL:https://www.jelsta.or.jp/join/

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月24日 10時00分)

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