株式会社モルテン
“つくる・なおす・使い続ける”を形にした循環型ものづくりの象徴

株式会社モルテン(本社:広島市西区 代表取締役社長:民秋清史、以下、モルテン)は、組み立て式サッカーボール『MY FOOTBALL KIT』が、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の日本政府館(以下、日本館)で展示されていることをお知らせします。
大阪・関⻄万博の日本館は「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに3つのエリアで構成されており、日本文化の特徴の一つである「循環」を日本館全体で創出しています。
『MY FOOTBALL KIT』は、資源を無駄にせず、修理や修繕を重ねることで長く使い続けられるものを作るという、日本ならではの「循環型ものづくり」の考え方や具体的な社会実装の姿を紹介する「ファクトリーエリア」に展示されています。
竹かごのように、壊れても修理しながら長く使える設計の『MY FOOTBALL KIT』は、日本の伝統的なものづくりの知恵を活かした製品です。一部分だけを交換できる構造にすることで廃棄を減らし、資源を無駄にしない仕組みになっています。この発想は、日本館が掲げるコンセプトである「循環」の理念を具体的に示すものとなっています。
■ MY FOOTBALL KIT 詳細


『MY FOOTBALL KIT』は、すべての子供たちに“つくる・遊ぶ・なおす”という体験を届ける、組み立て式のサッカーボールです。
企業や団体がこのキットを世界中の子供たちに届けることで、「質の高い教育」と「つくる責任・使う責任」といったSDGsの目標にも貢献しています。
― STORY ―
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体験格差への貢献
『MY FOOTBALL KIT』は企業として社会にどう貢献できるかを考えるところから始まりました。届けた先の子ども達が組み立てる体験や遊ぶ時間を通して成長する。教育やスポーツのきっかけを提供し、世界中の子ども達の体験格差の解消に貢献することを目指しています。
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nendoとの共同開発
組み立て式サッカーボール『BALL KIT』は、日本館の総合プロデューサー / 総合デザイナーを務める佐藤オオキ氏(デザインオフィス nendo)との共同開発により誕生しました。空気不要のエアレス構造でメンテナンスが簡単、コンパクトに梱包できるため輸送効率にも優れています。
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教育とスポーツ
自分でつくり、遊び、壊れたら自分で直す。その一連の体験を通じて、子供たちは学ぶ楽しさ、ものづくりの喜び、そして仲間とのつながりを実感します。『MY FOOTBALL KIT』は、小さなきっかけから子供たちの世界を広げていくことを願っています。Instagram: https://www.instagram.com/molten_myfootballkit_jp/
Facebook:https://www.facebook.com/myfootballkit/?locale=ja_JP
― MY FOOTBALL KITを手に入れる ―
つくり・遊ぶ・なおすという体験を通して、子供たちの創造力や学びの楽しさを育む
『MY FOOTBALL KIT』は、ご家庭はもちろん、教育現場やワークショップなどでも活用され、
ご購入いただいた売り上げの一部を使用して、体験の少ない子ども達に届ける活動に使用します。
ご購入はこちら:
モルテン公式オンラインショップ:https://shop.moltensports.jp/pages/mfkc
― MY FOOTBALL KITを届ける ―
企業・団体として子ども達にMY FOOTBALL KITを届ける活動に興味のある方々はお気軽にご相談ください。
https://questant.jp/q/MFK_chiikikoken#page1
■ 2025年日本国際博覧会 日本館について


― 日本館とは ―
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を、ホスト国としてプレゼンテーションする拠点である日本館。テーマは「いのちと、いのちの、あいだに」。万博会場で出た生ごみを利用したバイオガス発電や、世界に貢献しうる日本の先端的な技術等を活用し、一つの循環を表現します。
ごみから水へ、水から素材へ、素材からものへ「循環」を3つのエリアで表現
日本館は、微生物のはたらきによって、ごみが分解されあらゆるいのちの源でもある水へと姿を変えるプラントエリア。藻類の力と、日本が誇るカーボンリサイクル技術により、ものづくりの素材が生まれるファームエリア。日本が培ってきた伝統的なものづくり、その心と技を受け継ぐ持続可能なプロダクトと出会うファクトリーエリアの3つのエリアで循環を表現しています。
また、日本館は、万博会場内のごみを集め、微生物の力によって水やバイオガス等へ分解するひとつの装置となっています。館内では水や二酸化炭素などの無機物と、エネルギーを活用して藻類を培養します。日本館で育てられた藻類は、食べものや工業製品といった新たな「もの」へとかたちを変えていきます。それらは人々の生活でその役目を終えた後、再びごみとなりやがて自然に還ります。
パビリオンを一周することで、来場者はその循環の過程をインスタレーションで追体験し、いのちといのちのあいだに存在するものを見つめ、気づき、思いを巡らせます。
大阪・関西万博 日本館公式サイト「月刊日本館」https://2025-japan-pavilion.go.jp/

■ モルテン スポーツ用品事業について
モルテンのスポーツ用品事業は、1958年よりバスケットボール、ハンドボール、サッカー、バレー ボールなど競技用ボールを始めとするスポーツ用品の製造と販売を行い、グローバル・スタンダードとしての品質を高め続けています。
プレーヤーだけでなく、スポーツに関わる人たち(コーチ、管理者、保護者)が「スポーツでしか感じられない本物の感情を引き出すために、これ以上ない最適なプロダクトやこれ以上ない最適な環境をつくり、スポーツがいつも人生のそばにある世界を実現する。」ことを目指しています。
モルテン スポーツ用品事業公式サイト : https://www.molten.co.jp/sports/jp/
モルテン公式オンラインショップ:https://shop.moltensports.jp/
■ モルテン スポーツ用品事業の社会課題に関する取り組みについて
私たちは社会課題を製品やサービスで解決するソーシャルブランドになることを目指し、事業活動や製品づくりを行っています。バスケットボールの普及と強化を目指すバスケブランド「molten B+(ビー・プラス)」や、子どもたちの経験格差を埋め、教育キットとしても優れている空気のいらないサッカーボール「MY FOOTBALL KIT」、バスケットボールを通じて子どもと大人の体験格差の解消に取り組む「一般社団法人 Arch to Hoop 沖縄」への参画、“好きなことを続けよう。スポーツを続けよう”をスローガンに女子スポーツ継続に取り組む「Keep Playing」の活動に加え、既存製品の材料を見直し、環境負荷への対策に取り組んでいます。
■ 株式会社モルテン 会社概要
競技用ボールと自動車部品の製造・販売に始まり、内部の空気圧を調整する「中空体技術」と、ゴム・樹脂などの高分子素材を扱う「高分子化学」の 2つのコア技術を活用して事業を拡大してきました。 現在では、競技用ボールをはじめとするスポーツ用品事業や自動車部品事業のほか、医療・福祉機器事業では、製品開発と学術研究の両面から社会貢献を担い、マリン・産業用品事業では、浮桟橋や橋梁用ゴム支 承のほか社会基盤を構成する要素を製造・販売するなど、様々な分野で可能性を追究し続けています。
所 在 地:広島県広島市西区観音新町四丁目 10-97-21
設 立:1958 年 11 月 1 日
代 表 者:代表取締役社長 最高経営責任者 民秋清史
資 本 金:3 億 1,614 万円
従 業 員:単体 673 人(2023 年 9 月時点)、グループ 3,100 人
社名由来:molten とは melt の過去分詞で、”溶解する、鋳造する”という意味に加えて、”古いもの
から新しいものに脱皮する”という意味を持っています。