株式会社椿本チエイン
「電動アシスト3輪自転車のレンタサイクル利用に係るトライアル」に関する協定を締結
株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区、社長:木村 隆利)は、一般社団法人若狭美浜観光協会(会長:廣瀨信一)と、「電動アシスト3輪自転車『LA SI QUE (らしく) 』のレンタサイクル利用に係るトライアル」に関する協定を締結。当社が開発中の電動アシスト3輪自転車「LA SI QUE」を4月26日より約半年間、若狭美浜観光協会に無償提供し、協働でレンタサイクル利用のトライアル(実証実験)を実施します。
*当社は、2025年4月22日に若狭美浜観光協会と本件に関する協定を締結しています。


当社は、2023年4月に「LA SI QUE」のプロトタイプを発表。展示会等にも出展し、2026年販売開始に向けて開発を進めています。一方、若狭美浜観光協会では、観光用に電動アシスト3輪自転車を採用するのは初めてとのことです。
今回のトライアルでは、実際にレンタサイクルとして「LA SI QUE」を利用いただいた観光客の声を検証。当社では、その結果を今後の車両開発に反映し、より快適なモビリティの提供につなげてまいります。
■実証実験の概要
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実施内容
【若狭美浜観光協会】同協会のレンタサイクルに「LA SI QUE」を追加。電動アシスト3輪車の有効性や運用上の課題を確認する
【椿本チエイン】 「LA SI QUE」2台を無償提供。利用者へのアンケート結果などのフィードバックをもとに商品の磨き上げを図る -
配置場所
JR 美浜駅(若狭美浜観光協会内) -
検証方法
観光客(利用者)へのアンケート調査など -
実施期間
2025年4月26日~2025年9月30日
【参 考】
■電動アシスト3輪自転車 「LA SI QUE」について
当社グループは、「長期ビジョン2030」において、①人にやさしい社会の実現、②安心・安全な生活基盤の構築、③地球にやさしい社会の創造、の3つの社会課題の解決に貢献するモノづくり企業を目指しています。
これら課題解決に向けて、従来のBtoBの事業領域にこだわることなく、新商品、新事業の開発に注力しています。「LA SI QUE」の開発はその活動の一環であり、モビリティ事業の次世代柱商品の1つと位置付けています。
「LA SI QUE」の特長
①当社独自開発のスイング機構により、2輪車に近い乗り心地を実現
②スタイリッシュなデザイン
③後ろ2輪の3輪車構造により、十分な積載スペースを確保
④既存事業で培った、コア技術力を活用し、安心・安全を徹底追求


■「LA SI QUE」製品情報 https://www.tsubakimoto.jp/new-business/e-cargo-bike/
■若狭美浜観光協会サイト https://wakasa-mihama.jp/
■株式会社ICOMA https://www.icoma.co.jp/
<株式会社椿本チエインについて>
当社は1917年にチェーンメーカーとして創業以来、搬送システム、モビリティ、モーションコントロールへと事業を拡大。多種多様な機械部品、自動車部品から、それらを組み合わせた自動化システムまでを手掛けています(産業用チェーン、自動車エンジン用タイミングチェーンシステムでは世界シェアナンバー1)。「動かす」ことに関わるモノづくり企業として、世界26の国・地域でグローバルに事業展開しています。詳細については、当社ウエブサイトをご参照ください。
https://www.tsubakimoto.jp/