株式会社リスミィ
近年の占いへの関心動向と世代別の活用実態を徹底分析

チャット占いアプリを提供する株式会社リスミィ( https://lismi.jp/ )(本社:大阪府大阪市、代表:池内康浩)は、近年、占いがどのように活用されているのか調査するため、15~59歳の男女509名を対象にアンケートを行いました。本調査では、Z世代を中心に占いへの関心が高まっており、お金や恋愛・人間関係に関する意思決定の後押しとして活用されていることがわかりました。
調査サマリー
今回の調査結果に関する概要は以下のとおりです。
1.Z世代の34.5%が「5年前よりも占いの関心が高まった」と回答、X世代の約2.3倍
2.占いで知りたい運勢は「お金・財産」が47.0%でトップ、Z世代は「恋愛・相性」が31.8%と高いのが特徴
3.占いの習慣的利用者の35.9%が「人間関係・対人」に関心、全体より12.7ポイント高い
4.占いの習慣的利用者の46.9%が「決断や行動の後押し」を期待
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者 :15~59歳の男女
調査期間 :2025年4月3~10日
有効回答 :509名※
※性別・年齢層の人口分布を考慮したサンプリング
主な調査結果
1.占いへの関心、Z世代の34.5%が「高まった」と回答、X世代の約2.3倍
次のグラフは、5年前と比較した占いへの関心について質問した結果です。

「変わらない」と回答した人が59.3%で最も多く、半数以上の人が占いに対する関心に変化はありませんでした。5年前と比較して関心に変化があったのは、残りの40.7%です。
関心が変化した人の内訳を見ると、「かなり高まった」が5.5%、「やや高まった」が18.3%で、合わせて23.8%の人が「関心が高まった」と回答しています。一方、「やや低くなった」が4.3%、「かなり低くなった」が12.6%で、合計16.9%が「関心が低くなった」と回答しています。
全体として、占いへの関心が高まった人の割合は低くなった人より6.9ポイント上回っており、緩やかな上昇傾向が見られます。ただし、関心が低下した人の中では「かなり低くなった」と回答した人が多く、関心を大きく失った層も一定数存在しています。
続いて、このデータを世代別に集計したグラフです。なお、ここでは15~29歳を「Z世代」、30~44歳を「ミレニアル世代」、45~59歳を「X世代」と表現します。

世代別に見てみると、Z世代では「かなり高まった」が8.8%、「やや高まった」が25.7%で、合計34.5%が「関心が高まった」と回答しています。これは、X世代の「かなり高まった」「やや高まった」を合わせた15.0%の約2.3倍の割合です。ミレニアル世代は「かなり高まった」5.6%、「やや高まった」19.3%で合計24.9%となり、全体平均に近い結果となりました。
この結果からは、占いへの関心は特にZ世代で高まっていることが読み取れます。3人に1人以上が5年前と比べて関心が高まったと回答しており、若い世代を中心に占いへの注目度が上昇していることがわかります。
一方、X世代では関心が高まった人は15.0%にとどまっており、上の世代では占いへの関心がやや薄れていく傾向が見られます。
2.占いで知りたい運勢は「お金・財産」が47.0%でトップ、Z世代は「恋愛・相性」が31.8%と高いのが特徴
次のグラフは、占いを利用したことがある人を対象に、占いで知りたいと思う運勢について質問した結果です。

最も多かったのは「お金・財産」の47.0%で、約半数の人が金運に関心を持っているという結果となりました。これに、「総合的・全体的な運勢」が28.4%、「健康・体調」が27.8%と続いています。金運への関心が他の項目を大きく引き離しており、経済的な不安や将来への備えが多くの人の関心事となっていることがうかがえます。
続いて、このデータを世代別に集計したグラフです。

世代別に見ると、Z世代では「お金・財産」が40.9%で最も高いものの、他世代と比較するとやや低い割合にとどまっていることがわかります。特徴的なのは、「恋愛・相性」が31.8%、「人間関係・対人」が30.0%で上位に入っていることで、他の世代を大きく上回る割合を示しています。
ミレニアル世代は「お金・財産」への関心が52.3%と3つの世代の中で最も高く、これに「健康・体調」「総合的・全体的な運勢」がともに28.4%で続いています。X世代で最も高いのは「お金・財産」で47.7%、これに「総合的・全体的な運勢」が34.6%、「健康・体調」が30.0%で続くという結果です。
この結果から、全世代を通じて「お金・財産」への関心は高く、特にこの傾向はミレニアル世代で強いことが読み取れます。また、Z世代は恋愛や人間関係といった対人面への関心が特に強く、X世代になると健康や総合的な運勢への関心が高まっていくことが確認できました。
3.占いの習慣的利用者の35.9%が「人間関係・対人」に関心、全体より12.7ポイント高い
次のグラフでは、占いで知りたいと思う運勢について質問した結果について、占いを月1回程度以上と習慣的に利用する人に限定して集計しました。

占いを月1回程度以上利用する人では、「お金・財産」が49.7%と最も高く、「人間関係・対人」が35.9%、「恋愛・相性」が27.6%と続くという結果となりました。特に注目すべきは「人間関係・対人」の割合で、占い利用者全体の23.2%と比較して12.7ポイントも高くなっています。
このことからは、習慣的に占いを利用する人ほど、対人関係について関心や悩みを持つ人が多く、人間関係の参考として占いを活用していることが推測されます。
続いて、このデータを世代別に集計したグラフです。

占いを習慣的に利用するZ世代では、「お金・財産」が44.2%で最も高く、次いで「人間関係・対人」が40.4%で2位となっています。この「人間関係・対人」の割合は、占い利用経験者全体での結果(30.0%)を大きく上回っています。また、3位の「恋愛・相性」も36.5%と高い割合を示しており、Z世代において、恋愛や人間関係に関する占いニーズが特に高いことがわかります。
ミレニアル世代で特徴的なのは「家庭・住環境」が31.1%と占い利用経験者全体の22.0%と比較して9.1ポイント高く、2位に浮上している点です。ミレニアル世代では、「お金・財産」だけでなく、住宅購入や家族形成といったライフイベントに関連する運勢への需要も大きいといえそうです。
X世代では、「お金・財産」が54.2%で最も高く、「人間関係・対人」「総合的・全体的な運勢」がともに39.6%で同率2位となっています。特筆すべきは、X世代の占いをよく利用している層の「人間関係・対人」の割合が、占い利用経験者全体の結果(20.0%)の2倍近くになっている点です。X世代においては、金運や総合運だけでなく、人間関係に関する占いの需要も大きいことが読み取れます。
4.占いの習慣的利用者の46.9%が「決断や行動の後押し」を期待
次のグラフは、占いを月1回以上と習慣的に利用する人を対象に、占いに期待する心理的効果について質問した結果です。

月1回以上の占い利用者が期待する効果として最も多かったのは「決断や行動の後押し」で46.9%と半数近くを占め、次いで「心の安らぎや慰め」が32.4%、「将来への不安の軽減」が29.0%という結果になりました。
1位の「決断や行動の後押し」は2位以下を大きく上回っており、具体的な意思決定のサポートを期待して占いを活用しているケースが多いといえそうです。
続いて、このデータを世代別に集計したグラフです。

世代別に見ると、Z世代では「決断や行動の後押し」への期待が51.9%と特に高く、2位の「心の安らぎや慰め」の34.6%を大きく上回っています。ミレニアル世代も同様に「決断や行動の後押し」が48.9%で最も高く、2位の「将来への不安の軽減」の31.1%との差は大きく開いています。
一方、X世代では「決断や行動の後押し」が39.6%で1位ですが、「心の安らぎや慰め」と「希望や前向きな気持ちの獲得」がともに33.3%で続いており、その差はわずか6.3ポイントにとどまっています。特に「希望や前向きな気持ちの獲得」の割合はZ世代の13.5%の2倍以上で、X世代特有の傾向といえそうです。
この結果から、若い世代ほど占いを決断や選択を助ける実用的なツールとして活用している傾向が強く、年齢が上がるにつれて心の安らぎや前向きな気持ちといった精神面のサポートを求める傾向が高まることがうかがえます。
まとめ
今回の調査結果から、近年の占いの活用方法について以下のような傾向が見えてきました。
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Z世代を中心に占いへの関心が高まっており、特に若い世代では人間関係や恋愛に関する運勢への関心が強い
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習慣的に占いを利用する人々は、一般的な利用者と比べて人間関係に関する運勢への関心が高い
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若い世代ほど占いを意思決定の後押しとして活用する傾向があり、年齢が上がるにつれて心の安らぎや前向きな気持ちを求める傾向が強まる
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全世代を通じて金運への関心は高いが、各世代のライフステージに応じて関心を持つ運勢の種類に違いが見られる
この結果からは、占いが単なる娯楽や運勢予測の手段だけでなく、人々の意思決定や心理的サポートのツールとして機能していることがわかります。特に若い世代にとっては、日常生活における行動の選択や人間関係の指針として占いが活用されているようです。
世代によって直面する課題や悩みは異なりますが、多くの人が占いを通じて決断の後押しを受けたり安心感を得たりしながら、より前向きな一歩を踏み出そうとしていると考えられます。占いは現代社会において、先の見えない不安を和らげたり、迷いの中での選択を助けたりする、私たちの心に寄り添う道しるべのような役割を担っているといえるでしょう。
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【運営会社の概要】
会社名 :株式会社リスミィ
所在地 :大阪府大阪市中央区南本町4-1-10 DPスクエア本町2F
設立 :2019年9月
代表者 :池内康浩
事業内容:スマートフォン向けアプリケーション事業
会社ホームページ:https://corp.lismi.jp/