BS日テレ
「作詞家・松本隆 ことばの冒険」~A面だけじゃ語れない~5月22日(木)よる8時~放送

「ルビーの指環」「木綿のハンカチーフ」「硝子の少年」など約2100曲を生み、50曲以上がヒットチャート1位というレジェンド松本隆の作詞家生活55周年を記念する特別番組をBS日テレで放送します。
松本隆のルーツは、1969年、細野晴臣、大瀧詠一、鈴木茂と共に結成されたバンド“はっぴいえんど”。英語曲のコピーが主流だった日本のロック界で、先駆者たちの反対を尻目に初めて日本語歌詞のオリジナル曲を生み出し、それは「日本語ロック論争」と呼ばれた。解散から53年を経て、今でも若い人たちから支持を受け伝説と化す。
「意味がわからない英語で歌っても心が動かない」。作詞を担当した松本は「革命児」と呼ばれた。若干19歳の作詞家は、トレードマークともいわれる「風」ということばを随所に使い、「難しいことばや漢字」が途絶えてしまわないように敢えて選び続けた。ことばへのリスペクトは、55年たった今も全く変わらず松本作品の礎となっている。
松本の最初の大ヒット曲は、太田裕美「木綿のハンカチーフ」。作曲は歌謡界のトップランナー筒美京平。東京生まれの松本が、都会と田舎の遠距離恋愛ですれ違う恋人たちを描いたこの曲には、実はモデルが実在した。それは九州出身の担当ディレクター。今回の特番では、このモデルとなった男性が登場。「木綿のハンカチーフ」の知られざる誕生秘話が明かされる。
19歳でデビューした松本隆も、今年75歳。番組では、現在の松本の日常を追う。いつか他の土地で暮らしてみたいと思っていた松本は京都で生活。13年になる。そこで目にしたのは、息子や孫ほどもの年の離れた仲間たちと過ごすカジュアルな姿だった。
京都で暮らす一方、75歳で初めてラジオのレギュラー番組を持ち、パーソナリティーとなった。そのラジオ番組のゲストに「スニーカーぶる~す」や「ハイティーン・ブギ」など、松本隆に多くの詞を提供してもらった近藤真彦が登場。スタジオにカメラが入る。久々の再会となった2人の間で何が語られるのか?さらにデビュー40周年の斉藤由貴のコンサートへ。客席で見守る松本隆の前で、松本作詞のヒット曲『卒業』を披露。本番後に松本が訪れた楽屋にもカメラが潜入する。
その他、KinKi Kids「硝子の少年」など昭和を代表するヒット曲とともにヒットメーカー松本隆のA面の顔と、その裏側に隠されたB面の顔に迫っていく。番組のナビゲーターは、雑誌の対談をきっかけに四半世紀にわたり松本と交流がある阿川佐和子さん。
曲目リスト(予定)
「卒業」 斉藤由貴
「君は天然色」 大瀧詠一
「September」 竹内まりあ
「春よ来い」 はっぴぃえんど
「スニーカーぶる~す」 近藤真彦
「硝子の少年」 KinKi Kids
「心の指紋」 クミコ
「WOMAN」 クミコほか
※順不同






[タイトル]
作詞家・松本隆 ことばの冒険 ~A面だけじゃ語れない~
[放送日時]
5月22日(木)よる8時~9時54分放送
[放送局]
BS日テレ / BS日テレ4K
【出演者】
松本隆 近藤真彦 斉藤由貴 クミコほか /ナレーション 阿川佐和子
[クレジット]
ⒸBS日テレ
[番組HP]
https://www.bs4.jp/takashi-matumoto55
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