株式会社インフォメーション・ディベロプメント
株式会社インフォメーション・ディベロプメント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮澤 拓哉 以下、当社)は、AIと社内外のデータやツールを連携できる新技術「Model Context Protocol(以下、MCP)」の導入支援サービスを開始します。本サービスは、企業がAIの導入効果を最大限に引き出し、ビジネスの革新を実現するための環境を構築することを目的としており、効率的かつ柔軟なAI活用を加速させます。
<MCP導入支援サービス提供の背景>
近年、企業や組織におけるAI導入が急速に進むなか、「AIと社内外のデータやツールをどのように連携させるか」が大きな課題となっています。従来の方法では、各AIモデルやアプリケーションごとに個別のAPIやコネクタを開発・運用する必要があり、コストや保守負担の増大を招いていました。その結果、「AIを導入したものの、十分に活用できていない」という声が多く聞かれます。
このような状況を受け、当社は、LLM(大規模言語モデル)アプリケーションと外部データソース・ツールをシームレスに接続するためのオープンな標準プロトコルであるMCPの導入およびコンサルティングサービスの提供に至りました。
<MCP(Model Context Protocol)について>
MCPは、普遍性、オープン性、双方向通信、高いセキュリティ、拡張性といった特徴を持ち、今後のAI活用基盤として注目されています。すでにMicrosoftやAmazonなどの大手IT企業でも導入が進められており、AWSやAzureなどのクラウドサービス、Atlassian、GitHub、Salesforce、ローカルのファイルシステムなど、さまざまな領域でMCP対応が広がっています。

<ID社のAIコンサルティング、MCP導入支援、AI実装サービスの特徴>
当社は、AIを活用したビジネス革新を総合的にサポートします。気軽にご相談いただけるAIアドバイザリーサービスから、AI活用のための教育研修、現状分析・要件定義に基づきお客さまの既存システムや業務プロセスに最適なMCP活用方法のご提案をします。さらに、PoC(概念実証)およびAIシステムの実装まで、お客さまの多様なニーズに柔軟に対応します。

■インフォメーション・ディベロプメントについて
当社は創業以来55年間、金融・公益・航空など幅広い業種のお客さまへ、ITシステム運用やシステム開発、ITインフラを中心とした幅広いITサービスを提供しています。また、約30年にわたりノウハウを蓄積してきたサイバーセキュリティ事業は、ITシステム運用やアプリケーション開発などの多領域における長年の経験を活かし、お客さまの課題を解決してきました。
2025年4月からは、AIを含む3つの事業会社の各サービスをID社に集約することで、よりお客さまの経営課題にコミットした技術力と提案力の実現を目指します。グループ一丸となって、今後も引き続きお客さまのDX推進とWaku-Wakuする未来創りに貢献していきます。