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ゴーレムと大林組はAIを活用し建物のCO2排出量算定を自動化する取り組みを開始

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ゴーレム

 不動産・建設業に特化したデータプラットフォーム「Gorlem」を運営している株式会社ゴーレム(東京都千代田区、代表取締役:野村大輔)は、株式会社大林組(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:佐藤俊美)と、AIを活用して建物のライフサイクル全体のCO2排出量を正確に算定するシステム「Gorlem CO2(ゴーレムシーオーツー)」を活用し、大林組が手がける建物のCO2排出量算定を自動化する取り組みを開始したことをお知らせいたします。

目次

取り組みの背景

 大林組では、さまざまな社会動向や大林グループを取り巻く事業環境の変化を捉え、経営基盤としてのESGや社会課題であるSDGsの達成への貢献を取り込み、大林グループ一体で「地球・社会・人」と自らのサステナビリティを同時に追求するため、2019年6月に「Obayashi Sustainability Vision 2050」を策定し、そのビジョンの達成に向けCO2排出量の削減を見据えた取り組みを進めています。

 建築分野のCO2排出量の削減を行う上では、建物の材料調達から施工、その後の使用段階を経て解体・廃棄までに発生する建物のCO2排出量を正確に算定することが重要です。一方で、CO2排出量の正確な算定には、建物の構成部材の一つ一つを所定のCO2排出原単位と紐付ける必要があり、専門知識を有する技術者が手作業で行い相当な時間を要することが課題でした。

「Gorlem CO2」の概要

 本システムの特長は、従来、専門的な知識を有する技術者が手作業で行っていたCO2排出量算定作業に対し、AIを活用することで見積明細の仕分けや数量の算定などの自動化を行い、作業時間を75%以上削減しつつ、正確なCO2排出量算定結果を誰でも得られることです。AIの学習には、大林組が建物ライフサイクル評価で培ってきたノウハウやデータを活用しています。また、本システムは各種団体が推進する算定ツールに対応しており、建築主のニーズに合わせた算定結果を提供できます。

今後の展開

 ゴーレムと大林組は今後、本システムを活用し、竣工予定の建物を中心に効率的なCO2排出量算定を進めていきます。加えて、用途や構造、規模が異なる多様な建物のCO2排出データを蓄積することで、さらなる利活用を図ります。将来的には、建物のライフサイクル全体でのCO2排出量削減に資する合理的かつ訴求力のあるプランを、建築主に採用いただくことで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

■大林組について

社名:株式会社大林組

本社:東京都港区港南2丁目15番2号

代表者:代表取締役社長 兼 CEO 佐藤俊美

事業内容:国内外建設工事、地域開発・都市開発・その他建設に関する事業、及びこれらに関するエンジニアリング・マネージメント・コンサルティング業務の受託、不動産事業ほか

会社HP:https://www.obayashi.co.jp/

■会社概要

社名:株式会社ゴーレム

本社:東京都千代田区一番町15番地21

代表者:代表取締役 野村 大輔

事業内容:DXプロダクトの開発と運用、建設・建物のDX支援

会社HP:https://www.about.gorlem.com/

■本件に関するお問い合わせ

株式会社ゴーレム 

問い合わせ先:https://www.about.gorlem.com/contact

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年5月1日 10時00分)

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