ミサワホーム株式会社
ミサワホームグループ 大阪・関西万博「日蘭交流シンポジウム」に登壇
○ 2025年5月8日、オランダ館で開催される「日蘭交流シンポジウム」に近畿大学とともに協力し、講演を実施
○ 日蘭の住まいとケアに関する専門家が集結し、知見共有と連携強化を通じて持続可能な社会のあり方を探求
○ 「住まいを通じて生涯のおつきあい」をテーマに、住宅メーカーとしての技術的提案と先進的な取り組みを発信

ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)および、ミサワホームグループのシンクタンクである株式会社ミサワホーム総合研究所(代表取締役社長 千原勝幸)は、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)において、2025年5月8日(木)に開催される「日蘭交流シンポジウム」に、学校法人近畿大学(理事長 世耕弘成)とともに協力し、講演を行います。
本シンポジウムは、大阪・関西万博 オランダ館のテーマ「Common Ground」に基づき、HAN University of Applied Sciences(以下、「HAN応用科学大学」)が主催する日蘭交流イベントです。オランダ館での開催を予定しており、日蘭両国の住まいやケアに関する研究者や実務者が集い、両国間の知見共有と連携強化を通じて、持続可能な社会のあり方について議論を深めることを目的としています。
当日は、6名の専門家が登壇。ミサワホームグループより、ミサワホーム エグゼクティブアドバイザーの吉田肇、ならびにミサワホーム総合研究所 フューチャーデザインセンターの大原亜砂子が登壇します。「住まいを通じて生涯のおつきあい」をテーマに、住宅、リフォーム、介護の各分野における住宅メーカーとしての技術的提案について、プレゼンテーション方式で約45分間の講演を実施する予定です。
ミサワホームグループは、「住まいを通じて生涯のおつきあい」の精神のもと、介護保険制度施行に先駆けて1993年に介護付き有料老人ホーム「マザアス南柏」の運営を開始して以来、30年以上にわたり、高齢期・介護期における住まいの提供および介護サービス事業に取り組んでまいりました。2024年10月からは、健康寿命の延伸を目的とした「ウエルネス事業」へと名称を改め、提案内容のさらなる拡充を図っています。今後も、これまでに培ってきた介護事業における知見を最大限に活用し、「ウェルビーイング」をキーワードとして、住生活分野を通じた健康寿命の延伸に向け、より多角的かつ持続的な取り組みを推進してまいります。
■「日蘭交流シンポジウム」開催概要
日 程︓2025年5月8日(木)9時45分~17時30分(当社は14時00分~14時45分にて講演予定)
会 場︓大阪・関西万博 オランダ館
対 象︓招待制(会場での取材をご希望の方は、下記問い合わせ先まで事前にご連絡ください)
主 催︓HAN応用科学大学
後 援︓学校法人近畿大学、ミサワホーム株式会社
■ミサワホームグループ講演内容
テーマ:「住まいを通じて生涯のおつきあい」
講演者︓吉田 肇
(ミサワホーム エグゼクティブアドバイザー)
大原 亜砂子
(ミサワホーム総合研究所 フューチャーデザインセンター)


概 要:
〔住宅〕 ミサワホームの「工業化住宅」の技術
ミサワホームでは、災害の激甚化や少子高齢化、健康寿命の延伸にともなう超高齢社会における住ま いの課題解決に向けて、高効率と高品質を両立する独自の木質パネル接着工法による「工業化住宅」を提供。安全・安心に住み続けられる住まいのポイントを紹介します。
〔リフォーム〕 日本の超高齢社会に向けた「ミサワウエルネスPLAN」の提案
ライフステージの変化に応じながら、いつまでも自分らしく健康に、自宅で暮らし続けるための空間提案「ミサワウエルネスPLAN」を紹介します。本プランは、未来につながる住まいの選択肢をデザインし、ウェルビーイングなライフスタイルの実現を支援するものです。現在はリフォーム分野を中心に展開しており、将来的には新築事業分野への展開も視野に入れています。本シンポジウムでは、リフォームに特化した内容を発表します。ウェルビーイングなライフスタイルのもと健康寿命の延伸を図り、いきいきとした日々を送りながら、もしものときには最小限の対応で柔軟に住まい方を変えられる「そなえるリフォーム」について、具体的な提案例を交えて解説します。
〔介護〕 介護施設の最新テクノロジーと高齢期のウェルビーイングに向けた新たな挑戦!
ミサワホームでは、介護分野における最先端技術として、2016年に西五反田高齢者等複合施設に
コニカミノルタ株式会社(代表執行役社長 兼 CEO 大幸利充)のHitomeQケアサポートを導入。9年前から介護技術の共同開発をはじめ、介護現場とテクノロジーの融合を図ってまいりました。その成果を発表します。また、ミサワホーム総合研究所が参画した「スマートエイジングを目指す日欧共同仮想コーチングシステム※」の開発プロジェクト(総務省・欧州委員会 Horizon2020の共同研究開発事業)についても触れ、これに基づく新たな包括的支援モデルを通じて、高齢者のウェルビーイング向上に貢献する取り組みを紹介します。
※(参考)https://soken.misawa.co.jp/consulting/article16/
講演形式 ︓プレゼンテーション(約45分間)
■「日蘭交流シンポジウム」後の取り組みについて
今後、HAN応用科学大学の関係者による西五反田高齢者等複合施設の視察を予定しています。参加者に学びの場を提供することで、より良い社会づくりに向けた成長と発展を促進してまいります。