株式会社Looop
電力の効率的利用、CO2削減に貢献するサービス提供の取り組みを加速
「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーのニーズ喚起と普及を目指す株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長 CEO:森田 卓巳、以下Looop)は、2025年5月に設立される、太陽光発電所や系統用蓄電池等からなる分散型エネルギーリソースのアグリゲーション事業に関する合弁会社「HeLM Aggregation株式会社」に参画し、取り組みの加速に貢献してまいります。

本合弁会社は、三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、以下三菱電機)と、太陽光発電や蓄電池のシステム開発・運用などを手掛ける HD Renewable Energy Co.,Ltd.(泓德能源科技股分有限公司、本社:台北市、以下HDRE)との合弁によるもので、太陽光発電所や系統用蓄電池をはじめとする複数の分散型エネルギーリソースのアグリゲーションを担い、効率的な電力利用やCO2削減に貢献するサービスの提供に取り組みます。日本における太陽光発電所・系統用蓄電池の開発事業と電力小売事業を行うLooopが参画することで、その取り組みを加速してまいります。
Looopの目指す再生可能エネルギーの普及のためには、太陽光発電や風力発電など、天候等の影響で発電量が安定しない再生可能エネルギーを、蓄電池などで需給バランスをコントロールしてお客さまに届けることが必要不可欠です。これまで、PPA事業や系統用蓄電池事業に取り組んできたLooopが、蓄電池制御や電力市場活用のシステムに定評のある三菱電機、日本での太陽光発電所や系統用蓄電池の開発に積極的なHDREとともにアグリゲーションに取り組むことで、さらなる再生可能エネルギーの普及に貢献します。将来は、家庭や店舗等にある太陽光発電や蓄電池、電気自動車などのアグリゲーションを通じ、生活者に新しいサービスを提供していくことも検討してまいります。
株式会社Looopについて
株式会社Looopは、東日本大震災に際し被災地に太陽光発電で電気を灯し、喜んでいただいた経験を基に、再生可能エネルギーを世に広めたいという思いから2011年4月に創業。人々がエネルギーを自由に使い、持続的な豊かさを享受できる「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーとテクノロジーの力で今までにないエネルギーエクスペリエンスを実現する会社です。主力の電力小売事業(サービス名:Looopでんき)を通じて太陽光発電の恵みをユーザーに還元できる市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」を提供しています。再生可能エネルギー事業では、発電所の販売・保守・開発の他、系統用蓄電池事業にも取り組み、全ての事業を通じて、エネルギーマネジメント技術の開発を手掛けています。エネルギーを「つくる・コントロールする・届ける」全プロセスで経験と知見を有する強みを活かし、新たな価値創造と再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。
設立日:2011年4月4日
本社所在地:東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー(受付17階)
代表者:代表取締役社長 CEO 森田卓巳
資本金:5,601百万円 ※2025年4月現在
売上高:45,591百万円 ※2024年3月期単体