三菱地所株式会社
大手町・丸の内・有楽町エリアを起点にサステナブルなアクションを
三菱地所株式会社、農林中央金庫、株式会社日本経済新聞社、株式会社日経BP等で構成される大丸有SDGs ACT5実行委員会は、5月7日より約7ヵ月間にわたり、6年目となる「大丸有SDGs ACT5」を実施いたします。期間中はSDGs達成に向けた様々なアクションを展開し、持続可能な食や、ワーカーのWELL-BEING、資源循環、ダイバーシティ&インクルージョンなど社会課題について体験しながら学んでいただけるイベントの開催を予定しています。昨年度からは「丸の内ポイントアプリ」と連携し、個人のSDGs活動で「丸の内ポイント」が貯まるポイント制度を強化するとともに社会的インパクト評価を推進しており、さらに多くのユーザーへの行動変容の促進と効果の算出を図ってまいります。
大丸有SDGs ACT5は、就業者約35万人、約5,000事業所が集う大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、「大丸有エリア」)を起点に、企業や団体の枠を超えてまちぐるみでSDGs活動を推進するプロジェクトです。「サステナブルフード」「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」という5つのACT(テーマ)を定めています。
昨年度は、5月から約7ヵ月間のコア期間中に54件のアクションを展開、大丸有エリア内外の企業・団体約69社による協賛や協力のもと、延べ28,219名以上に参加いただき、アプリユーザー数(「丸の内ポイントアプリ」上でACT5キャンペーンにエントリーした人数)は1万人を超えました。なお大丸有SDGs ACT5が開始した2020年度から5ヶ年累計すると、延べ参加者数は98,930人となりました。
(2024年度アクションレポート:https://act-5.jp/wp-content/uploads/2025/03/ACT5-report2024.pdf)

<大丸有SDGs ACT5 開催概要>
■主 催
大丸有SDGs ACT5実行委員会
■時 期
2025年5月7日(水)~11月30日(日)(予定)
■場 所
大丸有エリア各所(店舗やビル専有部・共用部、道路空間を含めたパブリックスペース、各取り組みの
協働先、連携先の地域等を活用)
■内 容
・2030年のSDGs達成に向け、大丸有SDGs ACT5実行委員会として取り上げるべき関連テーマを5つ設定し、それに沿った諸活動を、大丸有エリアを起点として地域等とも連携して実施する。
・エリアマネジメントの一環として、エリア内外の企業や団体の協力のもと、まちをメディアとして捉え、様々な社会課題について発信・啓発を行うと共に、来街者・就業者のSDGs活動を拡大・促進する。
※具体的なアクションやイベントについては詳細が決定次第、お知らせします。
■実行委員会構成企業
三菱地所(委員長)、農林中央金庫(副委員長)、日本経済新聞社(副委員長)、日経BP、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、大丸有エリアマネジメント協会、大丸有環境共生型まちづくり推進協会、丸の内熱供給、東京国際フォーラム
■後 援
国連広報センター
■公式サイト
https://act-5.jp/

<大丸有SDGs ACT5の活動>
■ACT1(サステナブルフード)
カフェ、レストラン、社員食堂など、たくさんの”食の消費者”と、”食の使い手”が集う大丸有エリアだからこそ、持続可能性に配慮した食文化の普及や、フードロス対策に取り組むことが重要です。ACT1ではサステナブルな食について考え、行動する機会を提供しています。
・取り組み例:未来の食卓を変える「SUSTABLE(サステーブル)」
持続可能性に配慮された食材の普及を目指した試食付きセミナー。今年度も7月から開催。「作り手」である生産者やメーカー、「使い手」であるシェフ、そして「食べ手」である消費者が集い、食にまつわる社会課題や解決策について考えます。

■ACT2(環境)
日々たくさんのエネルギーや資源が消費される大丸有エリアでは、まちとして、個々人として、環境負荷をいかに低減していくかは重要な課題です。ACT2では、「大丸有グリーンネイバーフッド〜体験し、つながり、変えていく〜」をコンセプトとし、気候変動、サーキュラーエコノミー、森林・生物多様性について、まちぐるみで持続可能な都市のあり方やライフスタイルについての検討と情報発信を行っています。
・取り組み例:「濠プロジェクト」
かつて皇居のお濠に生息し、現在は消失してしまった貴重な水草の系統保全と、泥に種子が眠っている可能性のある水草の復元に挑戦するプロジェクトです。皇居外苑と大丸有エリアの生物多様性について学ぶことを目的に、お濠に入って泥と生きものの採取、観察イベントの実施を予定しています。

■ACT3 (ひとと社会のWELL)
様々な社会課題が渦巻く中、個々人の生活や働き方などが大きく変化しています。ACT3では新たな働き方を考え、実践する機会を創出すると共に、ひとりひとりのウェルビーイングの向上を通じて、社会がより良い状態となることを目指し、様々なアクションに参加できる仕組みづくりにも挑戦しています。
・取り組み例:プロギング
ジョギングとごみ拾いをミックスしたヨーロッパを中心に流行中のSDGsスポーツ。大丸有エリアのごみ問題と大丸有ワーカーのWELL-BEINGに対して向き合う新しいアプローチとして、プロギングジャパンとのタイアップイベントを開催します。

■ACT4(ダイバーシティ&インクルージョン)
大丸有エリアを訪れるすべての人々にとってやさしいまちを目指すべく、多様な価値観に目を向けながら様々な視点からこのまちを見直していきます。ACT4では、企業・当事者・個人に関わらず、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を一歩先に進め、誰もが楽しみながらEnjoy&Joinで未来の多様性について考える機会と場を提供しています。
・取り組み例:E&Jラボ、E&Jフェス
LGBTQ+や障がい者の方々等に関する企業の具体施策やヒントを学べる企業担当者向けのセミナー・交流会を行う「E&Jラボ」や、誰もが楽しみながら参加できるイベント「E&Jフェス」を開催します。

■ACT5(コミュニケーション)
コミュニケーションはSDGsのすべてのテーマに関わる重要な視点です。多様なアプローチでSDGsに触れる機会を創出し、SDGsをよく知らない人にも気軽に楽しんで参加していただけるような豊かなSDGs体験をお届けしています。
・取り組み例:大丸有SDGs映画祭
大丸有エリアのイベントスペース等をミニシアターに仕立て、まちをあげての映画祭を開催。環境問題、貧困、ダイバーシティに関わる問題などを扱う映画を上映し、様々な社会課題について触れ、学び、考える機会を提供します。昨年度は全9作品上映、約550名の皆さまにご参加いただきました。

<主なイベントスケジュール(予定)>

<「丸の内ポイントアプリ」ACT5キャンペーンについて>
「丸の内ポイントアプリ」は、大丸有エリアの600店舗でのお買い物でポイントが貯まり、支払い時に貯まったポイントを利用できるアプリです。丸の内ポイントアプリ内でACT5キャンペーンにエントリーした上で、マイボトルやエコバック、マイ箸の持参、リペアサービスの利用や、大丸有SDGs ACT5が実施する様々なSDGs関連イベントへ参加することにより、ポイントやクーポンを獲得できます。登録者数約33万人(2025年4月時点)が利用する丸の内ポイントアプリを活用することでさらに個人の行動変容を促し、エリア内の随所でSDGsアクションを起こすきっかけが生まれ、次のSDGsアクションにつながっていく好循環の構築を目指します。本年4月1日からは、「丸の内ポイントアプリ」上で、ACT5キャンペーンにエントリーできるようになっています。
■ダウンロード方法
App StoreおよびGoogle Playからアプリ名「丸の内ポイントアプリ」を検索、または右記二次元コードよりアクセス

■参加方法
丸の内ポイントアプリ」のホーム画面の右記キャンペーンバナーよりACT5キャンペーンにエントリー

■ポイント・クーポン付与期間
2025年5月7日(水)~11月30日(日)
・配布ポイント有効期間:2026年7月31日(金)までを予定
・配布クーポン有効期間:2026年2月28日(土)までを予定
<大丸有SDGs ACT5とは>
大丸有エリアに拠点を置く企業が集まり、SDGsの目標期限である2030年の10年前にあたる2020年5月に発足しました。大丸有エリアを軸に、企業が主体となって取り組むことで、企業間連携によるSDGs活動の相乗効果を検証し、長期的に実現可能なSDGs モデル都市の構築を目指します。「サステナブルフード」「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」の5つのACT(テーマ)を設定し、各アクションの実践、効果の検証、社会課題の構造的な問題を明らかにすることをミッションとしています。
大丸有SDGs ACT5公式サイト:https://act-5.jp/
