キャスター

株式会社キャスター(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川祥太、以下「キャスター」)は、教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:今堀健治、以下「ヒューマンアカデミー」)と連携し、育児や介護などにより時間的な制約がある方でも仕事と両立できるよう、リスキリングを支援する「リモートワーク経理講座」を開講いたしました。授業は2025年5月8日より開始します。
当講座は、スキル習得から就職・転職までを一貫して支援する「キャリア支援付きオンラインスクール」として、人材ニーズの高い「経理」を中心に、キャスターが提供する「経理」・「リモートワーク」に関する講座を含む5講座303コンテンツをオンラインにて学習します。受講生は、学習進捗に応じて、経理の現場で実際に行われるケーススタディを通じた実践的なアウトプットに取り組むことも可能です。また、育児や介護をサポートするコミュニティを活用しながら学習を進めることができます。
さらに、修了時にはキャスターが就職・転職活動を全面的にサポートし、身につけた経理やリモートワークのスキルを活かせる環境を提供することで、即戦力人材の創出につなげます。
▼リモートワーク経理講座
https://haec.athuman.com/lpo/remoteworkcollege/
■本件のポイント
● 育児・介護離職は依然として深刻な社会問題であり、働き手のキャリア継続を阻む大きな要因となっている
● 当講座は、時間や場所に縛られない新しい働き方を提案し、ライフスタイルに合わせたキャリア形成を支援
● リモートワーク経理に注目が集まる中、リモートワークに特化したスキル習得から就業・転職までを徹底サポート
■背景
総務省の「令和4年就業構造基本調査」によると、家族の介護や看護を理由とした離職者数は約10万6千人にのぼり、労働力人口の不足が深刻化する日本社会において、重要な課題となっています。
育児離職に関しても、リモートワークや時短勤務が整備されつつある中、第1子出産後の女性の就業継続率は7割にとどまり、特にパート・派遣社員の復職率は低い状況です。
一方で、企業側では経理業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進展し、クラウドツールを活用できる経理人材の需要が急増しています。しかし、ITリテラシーを持つ経理人材の確保は容易ではなく、特に中小企業では深刻な人材不足に直面しています。
このような社会課題を解決するため、キャスターは経理スキルやリモートワークの基礎知識などを学べるとともに、その後のキャリア支援も受けられるコンテンツを、長年にわたる教育サービスの実績を持つヒューマンアカデミーと連携して提供することといたしました。

■講座の概要
-
オンラインスキルアッププログラム
-
専門スキルの習得:「リモートワーク」「経理」「Excel」など、計303のコンテンツを提供
-
実践型学習:経理のケーススタディや講師との対話を通じ、即戦力スキルを習得
-
実務経験:キャスターが運営する経理専門サービス「CASTER BIZ accounting」を活用し、学んだスキルを実践できる機会を提供
-
-
提供コンテンツ
-
「リモートワーク」37コンテンツ ・ 「経理初級」73コンテンツ・ 「経理中級」15コンテンツ
-
「ExcelL基礎」90コンテンツ・「Excel応用」88コンテンツ
-
-
育児・介護の支援について
ヒューマンアカデミーコミュニティを通じ、下記のサポートを実施します。
-
コミュニティー:受講生同士が育児や介護の経験や、仕事との両立のノウハウ、助成金や制度等について情報交換できる場を提供
-
ネットワークイベント:専門家や実際に両立を実現している方々によるオンラインセミナーを定期開催
-
-
就業サポート
修了後はキャスターが運営するキャリアサポートが転職・就職をサポートします。
-
料金
①月額制 入学金:33,000円(税込) 月額:9,900円(税込)
②パッケージ 入学金:0円 受講料:99,000円(税込) 受講期間:9か月
育児と介護をしながらリモートワークで働いているAさんのコメント
9歳の息子を育てながら、認知症の実母(77歳)の介護をしています。リモートワークにより、育児と介護の隙間時間を活用しながら働くことができています。
朝は4時に起床し、作業時間に制約のないタスクを進め、日中はルーチンワークに集中。AIを活用しながら業務効率化も図っています。リモートワークのおかげで、子どもの急な体調不良や母の介護のイレギュラー対応にも柔軟に対応できています。また、仕事を続けることで「介護離職」をせずにすみ、一人の社会人として働く時間を持てることもリモートワークのよさです。今後、実父も含め長期的に介護が続くことを考え、オンラインで資格を生かした働き方ができるよう準備を進めています。新しい分野の資格取得にも挑戦し、リモートワークしながら自分らしいキャリアを築いていきたいです。
■ヒューマンアカデミー株式会社/社会人教育事業部長 濱田聡氏コメント
当社は、リスキリングをテーマに、幅広い働く人々に向けた教育を提供しています。このたび、育児や介護と仕事を両立するために必要なスキルを身につけることを目的とし、リモートワークに特化したスキル習得や、需要の高まる経理人材の育成に取り組みます。この講座では、実際に経理業務を行っている株式会社キャスターと連携し、実践的なカリキュラムを作成しました。受講生は、学習後すぐに経理として働けるスキルを習得できます。また、育児や介護、リモートワーク、家事に関するオンラインセミナーやコミュニティを通じて、情報交換やつながりの機会を提供し、就業サポートも行います。これにより、初めて経理を学ぶ方でもリモートワークで活躍できるスキルを身につけ、実際に就業することが可能になります。
■株式会社キャスター/第一事業本部 パートナー 宮川美穂コメント
近年、多くの企業で経理DXが進み、クラウドツールに対応できる経理人材のニーズが急速に高まっています。しかし、ITリテラシーを備えた即戦力人材の確保は容易ではなく、経理領域における人材不足が深刻化しています。
BPaaS(Business Process as a Service)を提供するキャスターでは、経理アウトソーシングの需要増加を見据え、経理オンラインスクールを展開する株式会社Cuelとともに人材育成に注力しています。「リモートワーク経理講座」では、キャスターの強みである「経理」「リモートワーク」に関する専門的なカリキュラムを提供し、実務に直結するスキルを習得できる環境を整えました。
また、リモートワークを希望する方の中には、「どのスキルを習得すべきかわからない」「実務経験がないため仕事を得られない」といった悩みを抱える方も多くいます。
当講座では、こうした課題を解決するため、実務的なスキルの習得から就業支援までを一貫して提供し、受講生がリモート環境で活躍できるようサポートします。
修了後は、キャスターが提供するキャリア支援を活用し、キャスターでの転職・副業機会を得ることも可能です。これにより、キャスターは採用活動を行わずに、デジタルスキルを備えた即戦力人材の母集団形成にもつながり、持続的な人材創出サイクルを実現していきます。
■ヒューマンアカデミーについて
ヒューマンアカデミーは、学びの面白さを提供する「Edutainment Company」として、1985 年の創設以来、時代や社会の変化にあわせながら800以上の講座を編成しました。未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにおけるSTEAM教育やリスキリング、学び直しの支援を行っています。
さらに、独自の「ヒューマンアカデミーGIGAスクール構想」を推進し、学習支援プラットフォーム「assist」を開発。SELFingサポートカウンセラーと講師が、個別に学習目的や目標にあわせた進捗管理や相談などの学習サポートをします。私たちは、常に最先端の教育手法やテクノロジーを取り入れ、学びの喜びを追求し、最高水準の教育サービスを提供していきます。
■ キャスターについて
キャスターは、2014年9月に「リモートワークを当たり前にする」というミッションを掲げて創業し、以来、フルリモートで組織運営を行っています。導入企業数No.1(※1)のリモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズをはじめとするBPaaS事業を展開し、これまでに累計5,500社以上(※2)の企業にサービスを提供してきました。 労働人口が減少し、AIが急速に進化する中で、キャスターは「人とAIが融合したワークフォース」を提供し、企業の生産性向上と持続的成長を支援しています。 人の労働力に依存してきた従来の働き方から脱却し、人とAIが協働する新しいワークスタイルを創出し、働くことの概念そのものを変革していきます。それが、キャスターの目指す次世代型ワークフォースプロバイダの姿です。 私たちは、これまでの常識を覆し、人々が“人生”のために使える時間を増やすことで、より良い未来に貢献していきます。
<会社概要>
会社名 :株式会社キャスター
上場市場 :東京証券取引所グロース市場 証券コード 9331
本社所在地:東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエア ウエストタワー1・2F LIFORK大手町 R06
代表者 :代表取締役 中川 祥太
設立 :2014年9月
事業内容 :リモートアシスタントをはじめとした人材事業運営
URL :https://caster.co.jp
※1:国内主要リモートアシスタントサービス・オンラインアシスタントサービス導入企業数比較による自社調べ(2025年4月)
※2:導入社数は複数サービス利用企業の重複を含む延べ数