本日5月16日（金）に第38回三島由紀夫賞の選考会が行われ、中西智佐乃さんの「橘の家」が受賞しました。

「新潮」2025年3月号に掲載された本作は、6月に単行本として発売予定です。

転落する幼女を受け止めた木は大昔からそこにあった――。橘の木の言い伝えに揺れる家族と、受胎を願う女の腹に「小さきもの」を感じる手。子孫繁栄を祈る人間の業を見つめた挑戦作。

中西智佐乃（なかにし・ちさの）

1985年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒。2019年、「尾を喰う蛇」で新潮新人賞を受賞。著書に『狭間の者たちへ』『長くなった夜を、』がある。

【雑誌名】新潮　2025年3月号

【発売日】2025年2月7日

【定価】1,200円（税込）

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/shincho/backnumber/20250207/

出典：PR TIMES

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