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レノボメタバースが不登校児童・生徒の学習機会創出に貢献

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レノボ

レノボ・ジャパン合同会社(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 檜山太郎、

以下レノボ)では、これまで「Smarter Technology for All Students」(すべて

は子どもたちのために)というビジョンを掲げ、誰も取り残すことのない教育を

推進するため、安心・安全な学びの環境を提供してきました。そして、児童・生徒

の使用を想定した堅ろう性や耐久性、使いやすさを追求したデバイス、充実した

コンテンツ、効率的な運用サポートを包括したソリューションにより、文部科学省

が進める「GIGAスクール構想」の実現を支援しています。

「レノボ・メタバース・スクール」で不登校児童・生徒を支援

「GIGAスクール構想」の推進により、学校のICT環境は整備されつつありますが、

その一方で、その恩恵を享受できない児童・生徒は増加しています。

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、

2023年度における小中学校の不登校児童・生徒数は34万6,482人に達し、前年から

4万7,434人増加し、過去最多となりました。高等学校における2023年度不登校生徒は

6万8,770人で、前年度から8,195人増加し、こちらも過去最多となっています。

不登校児童生徒数の推移(出典:文部科学省 令和5年度 児童生徒の問題行動・

不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf

レノボはこのような社会課題に対し、仮想空間サービス「レノボ・メタバース・

スクール」(LMS)の提供を行っています。

LMSは、 不登校の児童・生徒を尊重し、安心・安全な環境を提供するインターネット

上の仮想空間です。いつでも、どこでもつながる新しい時代の学習支援サービス

であり、不登校の児童・生徒でも、明るく開放的でリラックスできる開放的な

3D空間となっています。

レノボ・メタバース・スクール

LMSでは、「GIGAスクール構想」で利用する情報端末でもWebブラウザーで快適に

動作し、多様なアバター表現で児童・生徒のコミュニケーションを後押しします。

また、オンライン学習教材の活用や、オンライン部活動の実施などにより、現実

社会とのつながりをサポートしています。

そして、LMSのもっとも大きな特徴となっているのが、支援員の存在です。LMSでは、

単にメタバース空間を提供するだけでなく、ノウハウや実績が豊富な常駐する

オンライン支援員とのコミュニケーションを通じて、安心/安全な空間の提供を

行っています。

「レノボ・メタバース・スクール」の特徴

東京都の34自治体等が「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を運営

LMSは、すでに多くの自治体に採用され、実績を挙げています。

レノボと大日本印刷(DNP)は、東京都の「バーチャル・ラーニング・プラット

フォーム(VLP)」向けに、運営する事業プロモーターであるJMCと連携し、2023年度

からLMSの仕組みを東京都の自治体等に展開しています。

VLPは、不登校や日本語の指導が必要な児童・生徒に、インターネット上の仮想空間

を活用して居場所や学びの場を提供するプラットフォームです。

東京都教育庁の「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に

関する調査」(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kyoiku/gaiyou-1

によると、2023年度の都内の小中学校における不登校児童・生徒数は3万1726人で、

前年度から、4814人増加し、過去最多を記録しました。レノボとDNPは、こうした

子供たちの支援に向けて、LMSを活用したVLPを東京都に提供しています。

VLPを運用する自治体等の数は、初年度の2023年度には10団体でしたが、翌年の

2024年度には30団体に、2025年度は34団体へと拡大しています。

VLPを利用している渋谷区からは、「アカウントを配付した児童が、VLP内で相談

(適応)指導教室の様子を知り、入室につながった」、「学習教材の1つとして

VLP内の学習教材(デキタス)を活用し、未学習だった内容を学ぶことができた。」

「VLP内で心理士や支援員と話す(チャット、ボイス)ことで、他者との

コミュニケーションへのハードルが下がった」「VLPをよく利用するお子さんへの

対応方法について、心理士・相談(適応)指導教室職員・支援員がVLP内プライベート

チャットで情報共有できた。そのおかげで、お子さんへの接し方に齟齬がないよう、

対処することができた」「教育相談にて対面でいつも会っているお子さんが、

対面時には聞いたことがなかった、言いにくい思いをVLP内でテキストチャットで

話してくれた。可愛いアバターやテキストチャットのお陰で本心を知ることが

できた。」といった多岐にわたるコメントが寄せられています。

江戸川区でも、「登校できなくても、VLPなら自宅から参加できる児童・生徒が

いることに意義を感じる」と、VLPの活用により今までにない支援の形が確立されて

来ています。

静岡県内の小中学校を対象にLMSを提供

LMSの活用は、東京都以外の自治体にも広がっています。

レノボとDNPは株式会社JMCと連携し、静岡県の不登校支援事業「しずおか

バーチャルスクール」向けにLMSの仕組みを展開しています。本事業は、2025年1月に

始まった試行運用を経て本格運用に移行したもので、レノボは、試行運用の段階から

携わっています。試行運用後に実施したアンケートでは、回答した児童・生徒の

約95%が「利用してよかった」と回答し、保護者からも子供たちの変化や対応への

安心感など、高い評価が寄せられました。 現在は、試行運用に参加していた多くの

子供が本格運用にも継続して参加しています。

大阪教育大学との連携を通じ全国へ拡大

またレノボは、2024年4月16日、大阪教育大学と日本の教育の未来を変えるパートナー

として包括連携協定を締結しました。同大学の天王寺キャンパスにオープンする

大阪市との合築施設「みらい教育共創館」に設けられたオープンラボを通じて、

レノボと大阪教育大学が教育・研究等の分野で協力しています。

ここではLMSの提供を通して、不登校児童や外国語を母国語とした子供たちの多様な

学び方に対応し、それぞれのペースに合わせた個別最適な学びをサポートしています。

さらに全国から教育関係者の方が施設を見学できるようになっており、最新の

インクルーシブ教育の事例を学んでいただく機会を提供しています。

現在、東京都、静岡県以外の自治体でもLMSの導入が検討されており、LMSの活用は

広がっています。

今後もレノボは、誰も取り残すことのない教育を実現していくために、LMSを通じて、

不登校児童・生徒への学習機会の創出を支援していきます。

<レノボについて>

レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高570億米ドルの世界的なテクノロジー

企業であり、Fortune Global 500の248位にランクされています。180市場で毎日

数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートな

テクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、

AI対応、AI-readyかつ最適化AIであるポケットからクラウドまでのポートフォリオ

(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラ(サーバー、

ストレージ、エッジ、HPC、ソフトウェア、ソフトウェア定義型インフラストラクチャ)、

ソフトウェア、ソリューション、サービスの発展を促進する世界最大のPCメーカー

としての成功を収めてきました。世界を変えるイノベーションへの継続的な投資

により、レノボはあらゆる場所のすべての人にとって、より公平で信頼できるより

スマートな未来を創出します。詳しくは、 こちら でご覧いただけます。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年5月26日 11時00分)

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