株式会社朝日新聞社
トヨタ・モビリティ基金と群馬県が連携し高校生の自転車事故半減を目指す。朝日新聞は、群馬県の自転車事故にフォーカスした特別版マップを作成して提供。
株式会社朝日新聞社（代表取締役社長：角田克）は、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金（理事長：豊田章男）と群馬県が連携して制作した自転車利用ルールを学べるガイドブック「みんなの自転車ライフ」に関して、企画・制作協力として関わり、企画「みえない交差点」を提供しました。ガイドブックの中に記載されている二次元バーコードから「みえない交差点」を開くと、群馬県の自転車事故にフォーカスされた特別版マップになっています。
＜みえない交差点＞https://www.asahi.com/special/jiko-kosaten/
＜みえない交差点（群馬県特別版）＞
https://www.asahi.com/special/jiko-kosaten/?type=gunma_under25_bicycle
「みえない交差点」は警察庁が公開している160万件の事故のデータから独自分析して、事故が起きやすい状況を調べることのできる朝日新聞が作成したウェブコンテンツ。事故発生地点を全て掲載したマップを公開し、小さな交差点で事故が多発している問題を解明、社会課題として提起し続けています。報道を受け、警察庁が、小さな交差点も含めて事故多発地点を調べられる新たな解析ツールを開発し、全国の都道府県警に配布したほか、各地で小さな交差点の交通事故対策について見直しが始まっています。
2023年にはすぐれた調査報道を表彰する「調査報道大賞」（報道実務家フォーラム、スローニュース主催）でデータジャーナリズム賞に、また社会を動かした信頼性ある作品や活動を表彰する「Internet Media Awards」(一般社団法人インターネットメディア協会主催)ではグランプリとビジュアル・コンテンツ部門賞にも選ばれました。
トヨタ・モビリティ基金は、自転車事故件数が多い群馬県で高校生の自転車事故を半減させることを目標に、群馬県と自転車事故の削減に向けた連携協定を締結（2025年5月30日）。自動車中心の交通網が発達する群馬県に暮らす高校生にとって自転車は重要な移動手段であり、県央地域、東毛地域では8 割以上の高校生が通学時に自転車を利用しています(※1)。しかし、高校生1 万人当たりの自転車事故件数は群馬県が全国1位（自転車の安全利用促進委員会の調査）であり、高校生が安全に自転車を利用できる仕組みづくりが求められています。朝日新聞社は、「みえない交差点」を起点に、交通事故の削減を社会課題として提起し続けており、その点が評価され、トヨタ・モビリティ基金の活動に協力することになりました。
連携施策の第一弾として、群馬県内の高校生に寄贈する「自転車利用ルールを学べるガイドブック」が発表されました。ガイドブックは、A4サイズ全12ページにわたって楽しみながら学べるよう工夫されており、各ページには、大人気ロードレース漫画『弱虫ペダル（※2）』（著：渡辺航／「週刊少年チャンピオン」秋田書店）のキャラクターが登場し、若い世代にも親しみやすい内容となっています。2025年5月下旬より群馬県内のすべての高校生に寄贈されます。
※1 第2次群馬県自転車活用推進計画 資料より（https://www.pref.gunma.jp/page/11084.html）
※2 『弱虫ペダル』：【作者】渡辺 航【出版社】秋田書店
秋田書店「週刊少年チャンピオン」で2008年から連載中の、自転車競技を題材にした本格的スポーツ漫画。コミックスのシリーズ累計部数は3,200万部を越え、TVアニメ、舞台や映画化など、様々なメディアミックス展開が行われている大人気シリーズ。
■「みんなの自転車ライフ」についてのお問い合わせ先
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金
（受付時間：8:30～17:30 土・日祝日除く）
https://tmf-cms.unitea.jp/news/release/0146.html
d9214-1856-bc530a8888291177d989e6e9f1d67893.pdfお問い合わせ
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