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築100年超の元旅館・空き家を再生、福島県西会津町に最小文化複合施設「叶ヤ」誕生

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合同会社あすの舎

人口約5,000人のいなか町に、あたらしい文化を。移住者の建築家・和紙作家・編集者らが手がける、シェアハウス・喫茶店・ショップ・ギャラリーが6月末オープン

目次

旧旅館が、地域文化のハブになる

最小文化複合施設「叶ヤ(kanouya)」が、福島県西会津町にて2025年6月29日(日)にグランドオープンいたします。 本施設は、長らく空き家となっていた元旅館「叶屋」を2年がかりで改修したもの(現在も改修中)で、シェアハウス・喫茶店・ショップ・ギャラリーの4機能をあわせ持つ地域文化拠点です。

築100年超の元旅館・空き家をリノベーション。オープンに向けて現在も改修中。

本プロジェクトの特徴

築100年超の元旅館を再生した、地域建築のリノベーション事例

解体ではなく“未来につなぐ改修”として、文化的・歴史的文脈を保存しつつ活用

喫茶・シェアハウス・ショップ・ギャラリーが同居する複合施設

地域の内・外が対流する多機能かつ感性的な場づくり

人口約5,000人の町から “空き家”を“地域の希望”に変える、社会的な再生モデル

「空き家活用×移住者の暮らし×生業づくり×表現・交流の場」の新たなプロトタイプ

「あしたのアーキテクツ」による材の表情がいきる建築デザイン

古民家の佇まいはそのままに現代的な解釈を加え、地域の風土・風景になじむ空間設計

移住者と地元大工、有志の協働によるセルフリノベーション

プロジェクトオーナー、運営者はすべて移住者。地元の職人や事業パートナー、有志と共につくり上げた手ざわりのある再生

100年の記憶を、あしたへ継ぐ

プロジェクトが始動したのは2023年。大正13年(1924年)に建てられた木造2階建ての空き家には、かつての旅館の面影や、暮らしの名残が静かに息づいていました。

「解体ではなく、地域の可能性をかたちに」――。

プロジェクトオーナーとして動きはじめたのは、西会津町を拠点に建築再生に取り組む1級建築士事務所「合同会社あすの舎 あしたのアーキテクツ」。地元の大工や移住者、有志らが手を取り合い、約2年にわたり手をかけてきました。

あしたのアーキテクツ代表の佐藤雄太。2020年に西会津町へ移住。「材」がもつ力強さやテクスチャーを生かした設計デザインから施工までを行い、内装や什器製作も手がける。
改修前の2階スペース。現在はシェアハウスの入居者用個室としてリノベーション。
1階の喫茶店・ギャラリースペース改修中の様子
居室を解体し、喫茶店・ギャラリースペースに。

設計/施工/内装:あしたのアーキテクツ(https://www.ashitanoarchi.com

ギャラリー設計協力:週末スタジオ(https://www.ryukoizumi.com/about

施工:有限会社建築工房新田

施工協力:合同会社Dottete Design(https://www.dottetedesign.com)+他有志

「住・食・藝・逢」が、ひとつ屋根の下に

シェアハウス

 かつては旅館の客室だった2階をまるまるシェアハウスとしてリノベーション。移住者や地域とのつながりを持ちたい人が住まう、西会津暮らしの入り口となるよう設計しました。※現在満室

旧旅館の客室をリビングに。元の佇まいを活かしつつ、現代的な解釈を加えてリノベーション。
壁紙などの既製品は使わずに、左官仕上げ。入居者ふくめ、関係者たちの手作業で完成させた。

POSSIBLE COFFEE

 和紙のつくり手・長橋美咲が店主を務める喫茶店。自家焙煎のコーヒーをはじめ、おやつなどの喫茶メニュー、共同運営するオーナー・長橋幸宏の個性がにじみ出る酒のつまみ、料理を提供する。(毎週木・金・土曜日13:00〜21:00営業)

Instagram▶︎@possible_coffee_

POSSIBLE COFFEEの店主・長橋美咲。元・柳津町の地域おこし協力隊で、柳津の伝統和紙「野老沢(ところざわ)和紙」の復興と調査に関わる。現在は「柳津の和紙 紙の処」として和紙づくりを行う。
ホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェオレを提供。珈琲豆は自家焙煎。
POSSIBLE COFFEEのロゴ。店主自らイラスト原案を手がけ、町内在住のデザイナーによって仕上げたもの。店名は元旅館名の「叶屋」が由来。
テーブルには、店主自ら漉いた和紙を用いる。店内は薪ストーブの床暖房を設置。

ギャラリー

 町民個展をはじめ、国内外のアーティスト・クリエイターによる企画展や表現を通じて、町の内・外が交わる場。ワークショップやイベントも開催予定。

ここにあるもの/ふるいものの価値を再発見・再定義し、表現・発信していく。
かつては元居住者のリビングだった場所。元からある神棚はそのままに、高い天井を活かしてギャラリーウォールを設置。

ショップ

 地元の特産品や民具、書籍、土産物などの販売を予定。訪れるたびに出逢いがある地域文化商店の役割を目指します。

内覧会のご案内

オープンに先がけ、内覧会を開催いたします。施設案内や取材対応、撮影の機会としてぜひご活用ください。(内覧会には町民や関係者にも来場します)

日時:2025年6月13日(金)・14日(土)両日13:00〜21:00

場所:福島県耶麻郡西会津町上野尻字下沖ノ原2609-2(Googleマップ

アクセス:車の場合/磐越自動車道 西会津ICより約10分 電車の場合/JR磐越西線 上野尻駅より徒歩約3分

駐車場:あり(現地にてスタッフが案内します)

申込方法:以下を記載のうえ、メールにてお申し込みください

宛先:asunoya@info.com

件名:「【叶ヤ内覧会申込】御社名/お名前」

<メール本文記載内容>

―――

・ご所属(メディア名)

・お名前

・ご連絡先(メール/電話)

・来場予定日時

・取材内容(希望があれば)

―――

グランドオープンについて

喫茶店「POSSIBLE COFFEE」のグランドオープンイベントを開催いたします。コーヒーやフード、おやつ、アルコールをはじめとする飲食の販売やふるまい餅、設計者・喫茶店オーナーによるトークイベント、ライブパフォーマンスなどを行う予定です。

※グランドオープン当日の取材撮影も可能

日時:2025年6月29日(日)13:00〜21:00

場所:福島県耶麻郡西会津町上野尻字下沖ノ原2609-2(Googleマップ

参加費:大人1,000円/小学生以下500円(1ドリンク付き)

駐車場:あり(現地にてスタッフが案内します)

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年6月2日 11時00分)

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