学校法人小田原教育メディア 富水幼稚園（神奈川県小田原市）では、2025年度よりMIRIDEと協働し、STEAM教育を正課カリキュラムとして正式導入しました。

幼児STEAM専門企業である株式会社MIRIDE（本社：東京都新宿区 支店：東京都立川市）が提供する継続的なプログラムを通じて、子どもたちの“なんで？”を引き出す探究学習（実験・観察）から、プログラミングへと発展する一連の学びを体系的に定期的に実施していきます。

■実践内容

年長児（5歳児）を対象に、年間を通じたプログラム設計に基づき、月1回のペースで探究テーマを設定し、実験・観察・プログラミングの活動を連動させた学びを展開しています。

本取り組みでは、「授業をする」こと自体が目的ではなく、STEAM教育が自然と子どもたちの行動や発言につながる環境・運営づくりが重視されています。

たとえば、

• 子どもたちが「なんで？」と疑問を口にしやすい空間や進行の設計

• 「考えるって楽しい」と感じられるような講師の声かけや関わり方

• 授業後、園や家庭でも探究の芽が継続するように意識された保護者への共有導線

といった、“授業の中身”にとどまらない仕組みが、園の保育と自然に連動する形で実装されています。

今回紹介する初回のテーマは「紫陽花の色のひみつ」。

酸性・アルカリ性の違いによる色の変化を、実験と観察を通して体験し、
その現象をもとに、タブレットを使って「自分だけの花」をプログラミングで再現しました。

「なんで色が変わるの？」「酸性とアルカリ性を混ぜたらどうなる？」「アントシアニンが入っているお花こんなにあるの？」と、
教室には自然と子どもたちの“問い”があふれ、探究心に火が灯る時間となりました。

■担任の先生のコメント

「STEAMの授業が日常に組み込まれていることで、子どもたちは自然と“考えるモード”に入っているように感じます。紫陽花の色の変化に関する活動では、“なんで？”“先生見て！”という声があふれ、自分の疑問に真剣に向き合う姿が印象的でした。MIRIDEさんの講師が適切なタイミングで問いを投げかけてくれるため、無理なく保育の流れにもなじみ、活動の難易度もちょうど良かったと感じます。終わった後も“家でやってみたい！”という声が多く、保護者との会話にもつながっているようです。」

■MIRIDE代表 花松孝太朗のコメント

「私は、STEAM教育が、保育や家庭の中に文化として根づくことこそが大切だと考えています。富水幼稚園様のように、日常の一部として「探究の時間」を取り入れてくださる姿勢に、私たちも勇気をいただいています。今後は、こうした取り組みを通じて、非認知能力や探究心の成長を丁寧に蓄積・記録し、その可視化に挑戦していきます。将来的には行政・研究機関とも連携し、保育現場の実践知を社会全体に還元できる仕組みづくりを目指しています。」

■見学ご希望の教育関係者の皆さまへ

富水幼稚園でのSTEAM教育に関心を持たれた園長先生・教育関係者の方は、ぜひMIRIDEまでお問い合わせください。実際の授業の様子をご見学いただけます。 ※園の安定運営を最優先にしており、見学の実施日は園の予定により調整させていただきます。

■取材やインタビューご希望の報道関係者の皆さまへ

本取り組みは、園側のご協力のもと、現場での取材やインタビューにも対応可能です。授業風景や子どもたちの様子、関係者の声を通じて、地域発の探究型教育の実践をご紹介いただけましたら幸いです。

出典：PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ （2025年6月3日 10時10分）