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鍋島焼|開窯350周年を迎える鍋島焼の産地 佐賀県・大川内山 2025年初夏の最新情報

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伊万里鍋島焼協同組合

1.「鍋島藩窯 風鈴市」6月14日(土)~8月24日(日)

2.「鍋島藩窯 あかり夏祭り」「鍋島藩窯 夜の窯元市」 8月23日(土)

3.「鍋島焼開窯350周年記念 四季絵皿 – 夏 -」の販売 

4.「鍋島焼」献上式のご報告

WEBSITE https://nabeshima-yaki.com

INSTAGRAM https://www.instagram.com/nabeshimayaki/

目次

1.「鍋島藩窯 風鈴市」6月14日(土)~8月24日(日)

2.「鍋島藩窯 あかり夏祭り」「鍋島藩窯 夜の窯元市」 8月23日(土)

佐賀県伊万里市大川内山(おおかわちやま)の「鍋島藩窯(なべしまはんよう)」でつくられてきた日本の伝統的工芸品である陶磁器「鍋島焼」は、今年で開窯350周年を迎えます。

2025年6月14日(土)~8月24日(日)の期間、鍋島焼協同組合は、佐賀県伊万里市大川内山で「鍋島藩窯 風鈴市」を開催いたします。

開窯350周年を迎える本年は、29の窯元が参加し、約3,000個の風鈴が、それぞれの店先を彩り、深緑の山々に涼しげな音色を響き渡らせます。

また、その締めくくりには、夏の夜空を窯詰道具「ボシ」を用いた灯籠の光が照らす「鍋島藩窯 あかり夏祭り」に合わせ、初の開催となる「夜の窯元市」も開催いたします。

暑い日が続く夏、大川内山ならではの夏の風物詩で涼を感じてください。

鍋島焼(鍋島藩窯・大川内山)について

佐賀県伊万里市の「大川内山(おおかわちやま)」でつくられる日本の伝統的工芸品。江戸時代、佐賀鍋島藩によって全国から選りすぐられた31名の陶工が、大川内山に集められ、官営の御用窯である「鍋島藩窯(なべしまはんよう)」が築かれました。その精巧な技術と鮮やかなデザインから「日本最高峰の磁器」と称され、廃藩置県までの200年、以降の150年、そして民窯となった今日まで、伝統と技術が受け継がれ続けています。

「鍋島藩窯 風鈴市」開催概要

期間:2025年6月14日(土)~8月24日(日) 9:00-17:00

会場:佐賀県伊万里市大川内山一帯

2004年よりスタートした「伊万里風鈴まつり」が「鍋島藩窯 風鈴市」として、今年から新しく生まれ変わります。鍋島焼の夏の風物詩として、個性あふれる29の窯元を中心に作られた風鈴の数は、昨年の約1,000個からさらにボリュームアップした約3,000個となり、深緑の山々に囲まれた大川内山に涼しげな音色を響き渡らせます。伊万里鍋島焼協同組合駐車場、鍋島藩窯橋、鍋島藩窯坂を中心とした大川内山一帯、またそれぞれの店先で風鈴に彩られた風景をお楽しみいただけます。

また、大川内山の29の窯元による鍋島焼を、各窯の直営店や工房で展示販売します。各窯の定番商品から季節商品の風鈴など、様々な器を手に取ってご覧いただくことができます。暑い季節には涼しげな磁器が似合います。ぜひ鍋島焼の夏の風情をお楽しみください。

「鍋島藩窯 あかり夏祭り」「鍋島藩窯 夜の窯元市」開催概要

日時:2025年8月23日(土)17:00-21:00 ※点灯式19:00

会場:佐賀県伊万里市大川内山一帯

昨年まで開催されてきた「ボシ灯籠まつり」を「鍋島藩窯 あかり夏祭り」として、今年からリニューアルし開催します。歴史と伝統が息づく大川内山に幻想的な灯りをともす、夏の風物詩で、佐賀県内や伊万里市内の飲食店が立ち並ぶ中、三方山に囲まれた大川内山らしい山間の風景と夜空を、窯詰道具である「ボシ」を用いた灯籠の光が照らし、訪れる人々を魅了します。

また今年は、初の試みとして「鍋島藩窯 夜の窯元市」を開催します。昼間とは異なる趣の夜の大川内山に、ボシの灯りとともに、29の窯元が企画した鍋島焼の展示・販売が立ち並びます。

*ボシとは本窯を焚く時に、灰がついたりしないよう守るために、焼き物を入れる耐火性の器。ボシを灯ろうにみたて幻想的にライトアップします。


3.「鍋島焼開窯350周年記念 四季絵皿 – 夏 -」の販売 

鍋島焼開窯350周年を記念して、四季の花々をあしらった記念小皿を、春夏秋冬の季節毎に4種類を制作し、販売いたします。

「鍋島藩窯 風鈴市」では、夏を彩るモチーフとして「朝顔」「紫陽花」「瓢箪」「笹」が描かれた絵皿を販売。メインモチーフの「柴垣朝顔文」は、支柱にしっかりとツルを絡ませることから「固い絆」、そして「愛情」といった意味が込められています。

また「紫陽花文」は、その花の形が蜂の巣に似ていることから、蜜を集めるとして御利益があるモチーフとされてきました。

「瓢箪文」は種子が多い事から、子孫の繁栄や多福をよぶことをあらわす吉祥文様とされ、三つ揃えると、三拍(瓢)子揃って縁起が良い、というモチーフとして使用されてきました。

笹文は竹の長さと並んで長寿の意味合いを想起させ、健やかに育ってほしいとの願いが込められております。 笹は神聖な植物とされ、病気やケガを守り、厄災を祓う言い伝えもあるともいわれています。

縁に施した黄色は、鍋島様式で使用されてきた4種(赤、黄、緑、青)の色合いの中の、黄色を入れることによってお皿全体の印象を締めるためにデザインしました。

鍋島焼開窯350周年記念 四季絵皿 – 夏 –

価格:3,500円+税

販売数量:350枚

販売開始日:2025年6月14日(土)~

器サイズ:Φ110mm

担当窯元:光山窯

モチーフ:朝顔、紫陽花、瓢箪、笹(4種)

※デザインおよび販売開始日は変更となる場合がございます。

 ※絵皿の箱は、佐賀県の重要無形文化財でもある伝統工芸品「名尾手すき和紙」を使用したものです。https://naowashi.com/

参考情報:

「鍋島焼開窯350周年記念 四季絵皿 – 春 -」

春にも限定の絵皿を販売しました。同様に、「名尾手すき和紙」を使用した箱に入れご用意しました。


4.「鍋島焼」献上式のご報告

〈鍋島焼 献上の儀〉

2025年5月27日(火)、鍋島焼開窯350周年を記念して、伊万里鍋島焼協同組合は総理大臣官邸を訪れ、石破内閣総理大臣へ鍋島焼の瓶子「瑠璃焼締松柏鳳凰文瓶子」を贈りました。

鍋島藩窯の伝統を守り続ける「鍋島焼 献上の儀」は、江戸時代に将軍家や諸大名への献上品として作られてきた鍋島焼の精神を現代に伝えるための重要な儀式です。この儀式では、平成元年から全国の名城所在の首長や各県知事、県内の市長等に、鍋島焼の献上を行ってきました。

国の元首への献上は、2015年の安倍晋三首相に続いて2度目になります。

開窯350周年を迎える鍋島焼は、さまざまな事業に取り組んでおり、総理大臣への献上に続き、9月3日(水)~5日(金)には、大阪・関西万博の佐賀県ブースに過去の献上品十数点を展示する予定です。

〈献上品名〉

瑠璃焼締松柏鳳凰文瓶子(るりやきしめまつかしわほうおうもんへいし)

高さ37センチ×最大部分の直径23センチ、重量3キロ

〈概要〉

石破総理の座右の銘「雪中松柏(せっちゅうしょうはく)」から着想を得て制作されたもので、松、柏、鳳凰、トンボ、桐、青海波(せいがいは)紋、雪の絵柄が施されています。

*雪中松柏…寒さの厳しい雪の中でも、松や柏は葉の色を変えないことから、時代の流れに変化があっても、志や節操の堅い人のこと。

出典

「佐賀県知事等による鍋島焼献上の儀」

首相官邸ホームページ 

https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202505/27nabeshima.html

出典

「佐賀県知事等による鍋島焼献上の儀」

首相官邸ホームページ 

https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202505/27nabeshima.html


「鍋島焼」開窯350周年記念事業 関係者クレジット

主催・運営:伊万里鍋島焼協同組合

アートディレクション:長尾美術(長尾周平)

写真撮影:西山勲

動画撮影・編集:坂口幸司、仁田原力

トータルディレクション:method Inc.(山田遊、吉岡由実加)

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年6月3日 12時00分)

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