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scheme verge が生成 AI を用いた「AI メディカルチェッカー」を博報堂メディカル向けに開発

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scheme verge株式会社

本開発成果を、2025年度 人工知能学会全国大会 (第39回)にて発表、ファーマ DX EXPO 東京へ共同出展

scheme verge株式会社(東京都文京区、代表取締役CEO:嶂南 達貴、以下「scheme verge」)は、株式会社博報堂メディカル(東京都港区、代表取締役社長:小泉 直子、以下「博報堂メディカル」)向けに、日本製薬工業協会の作成要領に基づくメディカル審査業務の効率化を目的とした、「AI メディカルチェッカー(特許出願済) 」を開発いたしました。

本ソフトウェアにより、メディカルチェック作業を迅速かつ高精度に行い、 これまで人が一つひとつ手作業で行ってきたチェックの時間を大幅に削減し、審査基準の標準化と品質向上を実現します。

■開発の背景:

医療用医薬品のマーケティング活動では、各種規制を遵守したメディカル審査が不可欠です。しかし、新薬承認までの期間短縮化や、ブルーブック(日本製薬工業協会が定める「医療用医薬品製品情報概要等に関する作成要領」)の複雑化が進むにつれ、メディカルライターが本来注力すべきクリエイティブ業務や高度なライティング業務の時間が削られるという課題が顕在化していました。

また、各ルールが相互に依存し複雑に絡み合っているため、メディカルチェックには高度な推論能力

が要求されます。

博報堂メディカルでもメディカルライターの業務時間の約 40%がチェック作業に費やされており、各製薬会社のメディカル審査業務にも大きな負担がかかり、全体の業務効率を低下させる要因となっていました。

これは博報堂メディカルだけでなくメディカル業界全体を取り巻く問題であるため、その解決に向けて、博報堂メディカルは AI 技術を活用し、スピーディーかつ高精度でチェック作業を行うソリューションの開発を進めてまいりました。

■ ソリューション特徴:

「AI メディカルチェッカー」は、以下の特徴を備え、メディカルチェックにおける効率化と審査精度

の大幅な向上を実現します。

 ブルーブックに基づく包括的チェック:

手動チェックでは見落としがちな要点を網羅し、正確にチェックできるよう設計。

 作業工数の大幅削減:

大量の文書と情報を AI が迅速に解析することで、これまで手作業に要していた時間を大幅に短縮。

 メディカルライターの暗黙知を活用した高い信頼性:

メディカルライターの暗黙知を体系化し、特許出願済みの独自技術に組み込むことで、専門性を担保しながら高精度な検知を実現。

 専門文書の構造化解析:

「総合製品情報概要」などの専門文書を AI により自動解析し、見出しや大項目・小項目などの構造に合わせて効果的なチェックを実行。

「AI メディカルチェッカー」は、ブルーブックに適合したメディカルチェックを迅速に行うことで、担当者の工数を大幅に削減し、メディカル審査に関連する業務を効率化します。また、博報堂メディカルがこれまで培ってきた専門知識・ノウハウを反映しているため、クオリティのレベルアップが期待できます。

■「第 1 回 ファーマ DX EXPO 東京」への出展:

2025 年 7 月 9 日(水)~11 日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第 1 回 ファーマ DX EXPO東京」において、本製品を出展・デモンストレーションいたします。ご興味をお持ちの方は、ぜひ我々のブースにお立ち寄りください。

・会期:2025 年 7 月 9 日(水)~11 日(金) 10:00~17:00

・会場:東京ビッグサイト

・ブース:南 3・4 ホール 4F/小間番号:S23-10

スペースに限りがございますため、以下予約フォームより事前予約をご検討ください。

https://bit.ly/hakuhodo-med

・製品・技術セミナー予定日時:

-7 月 9 日(水) 11:40-12:10

-7 月 10 日(木) 11:40-12:10

・共催:博報堂メディカル

■人工知能学会で採択:

本製品の技術的な背景や開発プロセスを以下の論文にまとめ、 「2025 年度 人工知能学会全国大会(第39 回) 」で本年 5 月 27 日に学会発表を行いました。

論文名: 「医療用医薬品プロモーションツール制作における AI 活用による価値創造とエンパワーメント

Using AI in the production of promotional tools for prescription drugs value creation and empowerment」

著者: 小泉 直子, 八角 潤一, 薮 紘明, 後藤 誠, 後藤田 達哉, 田中 和哉

論文公開年月: 2025 年 5 月 12 日

公開先:https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2025/subject/1M3-OS-47a-02/advanced

■博報堂メディカルについて:

所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 6 丁目 2-4 S-GATE 赤坂 6 階

事業内容:医療用医薬品を対象とした専門広告会社。事業、領域、製品ビジョン策定やブランディング、マーケティング戦略立案、医師・生活者調査、メッセージ開発などの戦略構築から、 総合製品情報概要など医師向け資材、学会速報、Web サイト構築、メディア施策等

ホームページ:http://www.hakuhodo-medical.co.jp/

■博報堂メディカルとしての今後の展望:

本製品は、今後さらなる機能拡充を視野に入れており、より高度な検知機能や文書生成機能などを実

装していきます。博報堂メディカルは、今後も AI やデジタル技術を活用し、製薬企業のマーケティン

グ・販促活動を支援するソリューション開発をリードし、日本の医療業界にイノベーションをもたらし

ていきます。

■scheme vergeについて:

scheme vergeは、業界知・専門知を活かしたDXを支援・推進する東大発AIスタートアップです。

scheme vergeが目指すのは業界横断のデータ連携により社会全体をソフト・ハード共によりよくマネジメントする仕組みの実現(=「都市の再発明」)です。創業より都市・不動産領域で培ってきた専門家の視点をデータ利活用に活かしてゆくノウハウと技術アセットを活かし、医薬業界をはじめ各業界におけるAI・自動化ソリューションの構築をお手伝いいたします。「AIメディカルチェッカー」はもちろん、予約受付システムなどを組み合わせたビジネスプロセスのDXや、さらにリアルの機器・施設と組み合わせた医療等施設管理・部材管理のDXなど、私たちの知見を活かしたDX協業のニーズを持つ皆様を支援していきます。

本社所在地:東京都文京区向丘2-3-10 東大前HiRAKU GATE 401

代表者:代表取締役CEO 嶂南 達貴

設立年月:2018年7月

ウェブサイト:http://www.schemeverge.com

【本件に対するお問い合わせ先】

博報堂メディカル DX 担当

hakuhodo.medical@hakuhodo-medical.co.jp

博報堂メディカルの関連リリース:https://www.hakuhodo-medical.co.jp/news/a1266d52ba44ae936ac6d143c5d3d135c00b7ab2.pdf

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年6月4日 15時30分)

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