AndTech
東北大学 大学院農学研究科 / 名誉教授・客員教授 村松 淳司 氏にご講演をいただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるナノ粒子・微粒子 分散・凝集での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「ナノ粒子・微粒子 分散・凝集」講座を開講いたします。
ナノ粒子,微粒子の分散・凝集の平衡論的アプローチであるDLVO理論の考え方と実際の系への応用事例、速度論的アプローチである急速凝集理論について豆腐を題材に具体的に解説!
本講座は、2025年07月24日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1f020d47-9d07-6bd0-b6c0-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:ナノ粒子・微粒子の凝集・分散の基礎と電子顕微鏡、X線、放射光による評価手法
開催日時:2025年07月24日(木) 10:30-16:30
参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1f020d47-9d07-6bd0-b6c0-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
東北大学 大学院農学研究科 / 名誉教授・客員教授 村松 淳司 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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・ナノインク・スラリー・懸濁液における分散安定性に関する基礎知識
・凝集・分散の基礎理論と表面電位測定の原理と測定方法
・ナノ粒子や微粒子合成における基礎知識
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
株式会社AndTech 技術講習会一覧
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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminars/search
株式会社AndTech 書籍一覧
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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
株式会社AndTech コンサルティングサービス
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business-consulting
本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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【講演主旨】
シングルナノから数ミクロンのいわゆる、ナノ粒子や微粒子は、媒質である水などの溶媒に対して、ときに分散し、ときに凝集します。なぜ、分散したり凝集したりするのでしょうか?
平衡論的にはDLVO理論というものがあり、速度論的には急速凝集理論というものがあります。これは、各種ナノ粒子スラリーの他、ナノインプリントやナノインクなどで使える基礎理論となります。また各種ヘテロ分散系の科学を応用面や実用面に適用する場合に、抑えておきたい基礎知識ですので、是非身につけてください。
本講演では、身近なコロイドの振る舞いを通して、まず、分散と凝集の本質を知ることから始まり、凝集要因となる分子間力、van der Waals力とは何か、分散要因となる静電的反発力を知り、特に後者における表面電位とゼータ電位の違いや、ゼータ電位測定の基礎と実際の測定手法に言及し、ナノ粒子の振る舞いの全貌を詳細に解説します。また、ナノ粒子や微粒子の評価法として、放射光を用いた手法など種々の方法についても、解説します。さらに、2024年4月から運用を開始した、3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuの紹介とともに、それを用いた測定の実際についても言及します。
【プログラム】
1.微粒子とナノ粒子
1-1. コロイドとは
1-2. ナノ粒子の特徴
2.生活の中のコロイドの分散凝集
2-1. 牛乳と墨汁
2-2. ビールと温泉
2-3. 豆腐は分散する?
3.分散凝集の理論
3-1. 分子間力
3-2. vanderWaals引力を特徴づけるHamaker定数(凝集促進因子)
3-3. 粒子間斥力を特徴づけるゼータ電位(分散促進因子)
3-3. 分子間引力と帯電粒子の電荷と電位
3-4. 電気泳動とゼータ電位~液体媒質中の帯電粒子のゼータ電位の評価法
3-5. Smoluchowskiの式とHuckel式
3-6. ゼータ電位測定の実際
3-7. DLVO理論
3-8. ポテンシャル曲線
4.凝集
4-1. 豆腐の分散と凝集
4-2. 急速凝集理論
4-3. 分散と凝集を応用した工業製品
5.分散・凝集の評価法
5-1. 電子顕微鏡法
5-2. X線,放射光による評価
5-3. 3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuの紹介
5-4. 食品飲料の評価への応用
6.終わりに
【質疑応答】
【講演のポイント】
ナノ粒子,微粒子の分散・凝集の平衡論的アプローチである,DLVO理論の考え方と,実際の系への応用事例,そして速度論的アプローチである,急速凝集理論について豆腐を題材に,具体的に,講義します.これで,苦手な物理化学は克服できます!
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以 上