InnoJin株式会社
InnoJin株式会社(本社:東京都文京区)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の、大阪府・市・2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn(以下、大阪ヘルスケアパビリオン)」において、ロート製薬株式会社が開催する3日間限定イベント「ROHTO Healthcare DAY~Feel Science & Passion~」へ参加いたします。本イベントでは、大阪ヘルスケアパビリオン内、アイケアブースで展示している「ミライのアイケア」の事例としてVRを用いた小児弱視訓練用プログラムについてご紹介します。実際に機器を用いたデモンストレーションを行い、新技術を体験いただけます。
■弊社展示概要:VRを用いた小児弱視訓練用プログラム(医療機器未承認)
小児の弱視(いわゆる「片目の視力が発達していない状態」)に対する新しい治療法として、私たちはVR(仮想現実)を活用したゲーム型訓練プログラムを開発しています。
現在、弱視に対する主な治療方法は、お子さまに合った眼鏡を掛けてもらうことに加え、「健眼遮閉」と呼ばれる、見える方の目にアイパッチ等を貼って、弱視の目を使うよう促す方法が行われております。しかし、この治療法は、子ども本人にとって負担が大きく、保護者の見守りも欠かせないことから、継続が難しいという課題がありました。
そこでこの課題解決に向けて弊社が開発した新しい訓練法では、子どもたちがVRゴーグルを装着し、けん玉や卓球などのゲームを楽しむことで自然に弱視の目を使うように設計されています。
これにより、治療が「楽しい体験」に変わる・アイパッチ不要で、子どもの心理的負担を軽減できるといった効果が見込まれます。
現在は医療機関と連携しながら、臨床研究および実用化に向けた準備を進めています。将来的には、自宅でも気軽に実施できる弱視訓練方法として医療機関から提供することを目指しています。
本事業を社会実装することで、私たちは、視力にハンディキャップを背負う子どもがいない未来の実現を目指しています。



■弱視とは
・一眼あるいは両眼の視力不良(自身に合ったメガネをかけても視力が出ない)が主な症状
・1-5%の小児に発症 (弱視患者21万人)
・本邦における社会損失は推定約2.2兆円
・現在の標準治療は、眼鏡による屈折矯正と、アイパッチ等による健眼遮閉が行われる
■ROHTO Healthcare DAYとは
「ROHTO Healthcare DAY」は、ウェルビーイングな世界を目指す想いを具現化した体験型展示です。ここでは、アイケアや再生医療といった常設ブースの展示内容にとどまらず、「スキンケア・UVケア」「アイケア」「アグリ・フード」など多岐にわたる事業の展示を通じて、「今日からできること」を通じ、皆さんが健康に向き合うはじめの一歩の後押しする機会をつくりたいと考えています。また、近未来に実現可能だと予測される新技術の体験を通じて、未来への希望も表現されています。
また、万博のテーマ「REBORN」に関連したタッチアップ体験、展示、技術発信を通じて、ロート製薬が描く未来を体感していただけます。単なる技術展示にとどまらず、五感に響き、ココロを揺さぶる体験を通じて、来場者一人ひとりにとって特別な思い出となる場所を目指します。
■イベント詳細
日時:2025年6月9日(月)~11日(水)11:00~18:00
場所:大阪ヘルスケアパビリオン前 リボーンステージ
申込方法:不要
参加方法:申込不要、当日参加可能

■各種詳細はこちら
・ロート製薬 関西・大阪万博専用サイト https://www.rohto.co.jp/expo2025/

◆ 会社概要
InnoJin株式会社
設立: 2020年12月1日
所在地: 東京都文京区本郷2-5-2
電話番号: 03-6670-8993
企業サイト: https://innojin.co.jp/
事業内容:
・医療及びヘルスケアに関するITを活用した事業
・医療及びヘルスケアに関する情報収集、分析及び情報提供
・医療及びヘルスケアに関するウェブコンテンツ及びデジタルコンテンツの企画、制作、販売、配信
・医療及びヘルスケアに関するコンサルティング業務
・医療及びヘルスケアに関する研究
・教育事業
・書籍その他印刷物及び電子出版物の企画、制作並びに販売
◆本件に関するお問い合わせ先
InnoJin株式会社
cs@innojin.co.jp