国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティ
応募150社の中から選出されたファイナリスト10社のピッチ審査を経て、受賞企業4社を決定。テックとビジネスで平和に挑む「ピーステック」産業の創出に向けたプロジェクトを始動
ピーステック・アワード実行委員会(事務局:国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティ)は、5月19日(月)に渋谷QWSで「第1回ピーステック・アワード2025」の最終ピッチ審査と表彰式を開催しました。グランプリにインスタリム株式会社、危機管理部門 部門賞にWOTA 株式会社、積極的平和部門 部門賞にEFポリマー株式会社、審査員特別賞に株式会社デジリハの4社を表彰しました。

公式サイト:https://sdgsforpeace.tokyo/peacetech/
本アワードの開催結果については、
後日、Forbes JAPANや朝日新聞社からもWeb記事が公開される予定です。
受賞企業
テックとビジネスで平和に挑む、スタートアップ等の事業者を選出
デジタル技術などのテクノロジーを活用し、平和を阻害する根本的・構造的な社会課題の解決に挑むスタートアップ等の事業者を発掘し、その成果を称えるプロジェクトが「ピーステック・アワード」です。第1回となる今回は、応募企業150社の中から選ばれたファイナリスト10社が選出され、見事受賞したのは4社となりました。本アワードを通じて、国内外に社会的インパクトをもたらす新たな可能性を切り拓き、国内ピーステック産業の創出を目指します。

グランプリ
インスタリム株式会社「3Dプリント義足で平和への一歩」

代表取締役Co-CEO 小木曽 麻里氏(右)

危機管理部門 部門賞
WOTA株式会社「水問題を構造からとらえ、解決に挑む。」


積極的平和部門 部門賞
EFポリマー株式会社「環境と未来を潤す有機素材」


審査員特別賞
株式会社デジリハ「障害に左右されない未来を実装する」


パネルセッション
「平和×テック×ビジネス」の可能性とは
パネルセッションには、早稲田大学大学院経営管理研究科、早稲田大学ビジネススクール 教授の入山 章栄氏とシブヤスタートアップス株式会社 代表取締役社長の渡部 志保氏が登壇。ビッグ・テック(Big Tech)での経歴を持ち、グローバルな視野からスタートアップ支援を行う渡部氏と、「世界標準の経営理論」著者の入山章栄氏のお二人から、「ピーステック」の意義についてお話しいただきました。

スポンサー/パートナー企業の募集
「ピーステック産業」の創出に向けて、テクノロジービジネスやスタートアップ等の事業者の発展をともに推進してくださる、スポンサーやパートナー企業を募集しております。
受賞企業またはファイナリストとのコラボレーションを希望する場合や、
私たちとの事業機会創出にご関心のある企業様は、事務局までお問い合わせください。
ピーステックの新産業創出に向けて
-
ピース・インパクト評価
受賞企業の事業が平和にどのように貢献しているかを示す「ピース・インパクト」を研究・可視化し、「ピーステック」の価値が社会的に認められるよう支援していきます。この研究成果は、受賞企業の価値を高めるだけでなく、「平和のためのビジネス・カウンシル(CEAPP)」*と連携し、優れたピーステック事業者の発掘や新たな経営モデルの研究開発にも応用していきます。
-
ピース・コンソーシアム構想
ピーステックは1社1セクターで取り組むテーマではなく、ピーステック事業者が互いに連携し合うことで、その価値が最大化します。そのため、私たちは、ピーステック事業者とその支援者らで構成されるコミュニティ作りを行っていきます。
*新機軸の経営を研究する平和のためのビジネス・カウンシル(CEAPP)設立。
ビジネスと平和を統合し、サステナビリティを進化する新概念の研究・対話プログラムが始動
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000086025.html
お問い合わせ先

ピーステック・アワード実行委員会
事務局
国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティ
Eメール support@sdgsforpeace.tokyo
お問い合わせフォーム
https://tayori.com/form/7270e0b082e8951e99c40c0cd5ddb436c28addbf
事務局 国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティについて
2016年に広島県で開催された「国際平和のための世界経済人会議」において、世界的なマーケティングの権威であるフィリップ・コトラー教授(米国ケロッグ大学院)が来日し、「ピース・マーケティング」を提唱しました。
当コミュニティは、コトラー教授の言葉からインスピレーションを得て、ビジネスを通じた平和な社会の実現に向けて、平和の社会的・事業的価値を考える場づくりに取り組んでいます。