公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
開催2年前の査察で着実な準備を確認
公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会(会長:十倉雅和、所在地:横浜市中区)は、2025年6月4日(水)・5日(木)に、国際園芸博覧会の承認機関である「国際園芸家協会(AIPH)」(本部:英・オックスフォードシャー)の査察団をお迎えし、GREEN×EXPO 2027の準備状況について報告を行いました。
■査察概要
実施日 2025年6月4日(水)・6月5日(木)
査察者 AIPH ビル・ハーディ副会長ほか 計5名
主な内容 GREEN×EXPO 2027 開催予定地(旧上瀬谷通信施設)視察
GREEN×EXPO 2027 準備状況報告、意見交換等




■ビル・ハーディ副会長からのコメント

国際園芸家協会(AIPH)を代表し、横浜での温かいおもてなしに心より感謝申し上げます。
本日は2027年国際園芸博覧会の査察訪問の一環として、皆様とご一緒できることを大変光栄に存じます。
これぞ世界クラスA1といわれるような国際園芸博覧会となることが期待されるこの博覧会のグランドオープンまで、あと2年という重要な節目を迎えました。皆様のチームがこの取り組みに注いでいる献身的な姿勢、エネルギー、そしてビジョンに、私たちは深く感銘を受けています。
2027年国際園芸博覧会は、日本だけのイベントではなく、世界への贈り物でもあります。
皆さまが選ばれたテーマ「幸せを創る明日の風景~Scenery of the Future for Happiness」に、AIPHの私たちは深く共感しています。
人々と自然を再び結びつけ、都市を緑化し、植物の力を通じて持続可能な喜びに満ちた未来を築くという、喫緊の必要性を訴えています。これは単なるテーマではなく、私たちが共有する使命なのです。
AIPHは園芸界の世界チャンピオンとして、準備から実施まで、皆さまをサポートいたします。私たちはA1クラスの万博の実現のためには、大きな努力と献身が必要であることを理解しています。これから開幕までの22ヶ月間は大変な時になるでしょうが、同時に、刺激を与え、革新をもたらし、園芸が人々の生活、社会、そして地球をどのように変革できるかについて、世界的な議論をリードする絶好の機会となることでしょう。
私たちは、単に査察するだけではなく、皆さまの傍らに立ち、耳を傾け、助言し、皆さまと共にこのビジョンを実現していくために尽力しています。
皆さまの成功は私たちの成功です。そして共に植物がより幸せで希望に満ちた未来を形作ることができることを世界に示していきます。
改めて、温かいお迎えに心より感謝申し上げます。2027年国際園芸博覧会が、国際園芸博覧会における卓越した新たな基準となることを確信し、この緊密な協力関係を継続していくことを楽しみにしています。
ありがとうございます。
■国際園芸家協会(AIPH)とは
1948年に設立され、国際的レベルで園芸生産者の利益を図り、園芸技術の向上を図るために設立された非営利団体。国際園芸博覧会の承認を行う主体。2025年5月現在、39か国・91の園芸・造園団体等で構成。日本では一般社団法人日本造園建設業協会が会員。本部は英・オックスフォードシャー。
■Blooming RING Actionについて
詳細は以下のウェブページをご覧ください。
https://bloomingring.expo2027.jp/
※本件の画像は、本リリースに関する報道を目的とした使用に限らせていただきます。
※本リリースについて、英語版も添付しておりますのでご参照ください。