ゼットスケーラー株式会社
巧妙化する脅威を防止し機密データを保護するAI技術で、企業の安全なイノベーションを促進

※本資料は、米ラスベガスで開催されたZenith Liveにて2025年6月3日 (現地時間)に発表したプレス リリースの日本語抄訳版です。
クラウド セキュリティ業界を牽引するZscaler, Inc. (NASDAQ: ZS、以下ゼットスケーラー)は本日、データ セキュリティを強化し、サイバー攻撃を阻止する高度な人工知能(AI)セキュリティ機能とAIを活用した新機能を発表しました。これらの機能は、機密情報の保護や規制順守の維持など、組織がAIを導入する際に直面する重要な課題に対応します。
ゼットスケーラーは、高度なAIテクノロジーを安全かつ大規模に導入できるソリューションを提供し、AI時代に適応する組織を支援します。ゼットスケーラーのプラットフォームは世界最大規模のインライン セキュリティ クラウドを活用し、分散環境においてもユーザー、デバイス、データ間の安全な接続を確保します。1日当たり500兆以上のセキュリティ シグナルをリアルタイムで処理し、その膨大なデータをゼットスケーラーのAIエンジンに反映させることで、高精度な脅威検出と自動化されたセキュリティを実現しています。
ゼットスケーラーが新たに開発したAIソリューションは、高度なAIツールを大規模な分散環境に導入する際に生じる複雑さを解消します。これらのAIを活用した新機能はユーザー、アプリケーション、デバイス、クラウド、拠点をシームレスに統合することで、精度の向上、脅威への対応の自動化、コラボレーションの効率化を可能にします。
Zenith Live 2025で発表された以下のソリューションにより、ゼットスケーラーのお客様はAIイノベーションを安全に推進できるようになります。
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AIによるデータ セキュリティ分類:AIを活用した最新のデータ セキュリティ分類では、人間の直感に近い方法で機密コンテンツが識別されます。この高度な分類は200以上のカテゴリーを網羅しており、従来の正規表現ベースのシグネチャー検出では識別できなかった新しい種類の機密データも特定します。これにより、組織のデータ セキュリティ態勢をこれまで以上に迅速かつ正確に評価できるようになります。
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プロンプトの可視性の強化と生成AIアプリの保護:プロンプトの分類と検査を行う高度な機能を通じて、Microsoft CoPilotを含む生成AIアプリケーションの可視性と制御を強化します。ポリシーに違反するプロンプトをブロックするとともに、既存のDLP機能を活用して機密データを保護し、AIを活用したワークフロー全体のコンプライアンスを確保します。
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AIによるセグメンテーション:今回の機能強化には、ユーザーとアプリケーション間のセグメンテーションを自動化する初の専用AIエンジンが含まれており、アプリの管理やグループ化だけでなく、セグメンテーション ワークフローも簡素化されます。ユーザー アイデンティティーをセグメンテーション ワークフローに組み込むことでプロセスが大幅に加速するため、組織のセキュリティ態勢がより迅速に強化されます。
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Zscaler Digital Experience (ZDX)のネットワーク インテリジェンス:ネットワーク運用部門向けに、インターネットや地域のISPのパフォーマンスを即座に比較分析し、視覚化するAI活用型の新機能を提供します。マルチパス フロー分析を利用してラストマイルISPや中間ISPなど、ネットワークのさまざまなポイントで発生している障害を分析し、ゼットスケーラーのデータ センターやアプリケーションへの接続を効率的に最適化することで、信頼性とパフォーマンスを改善します。また、ユーザーに影響を与えるパケット ロスなどのISPで繰り返し発生する問題を積極的に検出して分析するため、トラフィックの再ルーティングによる迅速な問題解決やISPとの交渉によるコスト削減も可能になります。
ゼットスケーラーの最高製品責任者であるアダム・ゲラー(Adam Geller)は次のように述べています。「ゼットスケーラーは、AIを活用した最先端のソリューションを開発し、現代のデジタル環境が抱える複雑な課題を解消することで、従来のエンタープライズ セキュリティの枠組みを根本から再構築しています。AIによる脅威検出や自動セグメンテーションといった業界初の機能を通じて、お客様がAIを安全に導入し、責任を持ってその利用範囲を拡大できるよう支援します。私たちは単に脅威を防ぐだけでなく、コラボレーションや運用効率を向上させ、お客様が自信を持ってAIを導入し、その価値を最大限に活用できる環境を提供します」
将来の見通しに関する記述
本プレス リリースには、当社の経営陣の信念と仮定、および当社の経営陣が現在入手している情報に基づく将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述には、ゼットスケーラーが開発中の新しいイノベーションに対する期待、信念、計画、意図が含まれます。また、将来の製品機能や提供内容、ならびにゼットスケーラーおよびその顧客に予想されるメリットに関する記述も含まれます。これらの将来の見通しに関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法のセーフ ハーバー条項の対象となります。実際の結果は、いくつかの要因により本プレス リリースの記述内容と大きく異なる可能性があります。これらの要因には、(i)製品機能やサービス提供における遅延、予期せぬ困難、費用、(ii) AIに関連する規制環境の変化、(iii)将来の売上高が製品機能およびサービスへの投資を正当化するかどうかの不確実性などが含まれます。その他のリスクおよび不確実性については、2025年5月29日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した最新の四半期報告書(Form 10-Q)に記載されています。この報告書は当社のWebサイト(ir.zscaler.com)またはSECのWebサイト(www.sec.gov)で確認できます。本プレス リリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な限られた情報に基づいており、変更される可能性があります。今後新たな情報が利用可能になった場合でも、ゼットスケーラーは将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
ゼットスケーラーについて
ゼットスケーラー(NASDAQ: ZS)は、より効率的で、俊敏性や回復性に優れたセキュアなデジタル トランスフォーメーションを加速しています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをどこからでも安全に接続させることで、数多くのお客様をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。世界150拠点以上のデータ センターに分散されたSASEベースのZero Trust Exchange™は、世界最大のインライン型クラウド セキュリティ プラットフォームです。