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「新宿歌舞伎町春画展」チケット販売スタート|浦上満氏、林靖高(Chim↑Pom from Smappa!Group)らのコメント&展示作品の一部を公開

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Smappa!Group

いよいよ動き出す、夏の春画展。喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳など、江戸時代に制作された春画が歌舞伎町に

Smappa!Group(東京都新宿区)は、2025年7月26日(土)~9月30日(火)に開催予定の「新宿歌舞伎町春画展 ― 文化でつむぐ「わ」のひととき。」について、本日6月6日よりArtSticker(アートスティッカー)にてチケット販売を開始いたします。

本展は、2013年ロンドン・大英博物館の「春画 日本美術の性とたのしみ」展の出品者兼スポンサーを務め、2015年に東京・永青文庫で開催された日本初の「春画展」の実現に尽力し、3ヶ月で約21万人を動員した春画コレクター・浦上蒼穹堂代表の浦上満氏監修のもと、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳ら江戸時代に制作された春画 約100点を展示します。

このたび、チケット販売のスタートにあわせて、一部展示作品と関係者コメントを公開いたします。

目次

チケット販売について

【日時指定予約制】

◎早割 1900円 販売期間:2025年6月6日(金)~2025年7月25日(金)23:59まで

◯一般 2200円

※障がい者手帳をお持ちの方とその介添者さまは1名無料
※本展は、事前予約制(日時指定券)を導入しています。オンラインサイトから「日時指定券」をご購入ください。

※当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。
※本チケットで新宿歌舞伎町能舞台+第2会場をご覧いただけます。
※受付は新宿歌舞伎町能舞台です。
※ご来館日に限り再入場可。

【特記事項】
・18歳未満入場不可  ※チケット購入時に年齢確認が必要です。また、ご来場時に本人確認書類(マイナンバーカード、免許証、健康保険証など)のご提示をお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。
・新宿歌舞伎町能舞台はビルの2階で階段のみです。お手伝いが必要な方は、チケット購入時にアンケート欄にてお知らせください。

監修者・関係者コメント

監修:浦上満

12年前、ロンドンの大英博物館で開催された「春画」展は大きな反響を呼びました。

来場者からは「日本人がこれほど遊び心があり、情感が豊かなことに驚いた」、「エコノミックアニマルと思っていた日本人に対する印象がガラリと変わった」という感想が聞けました。春画の母国である日本でも開催したいと奔走しましたが、大きな壁にぶつかりました。結局2015年秋、東京の永青文庫で日本初の本格的な春画展が開催され、3ヶ月で21万人の来場者がありマスコミも盛んに取り上げました。

それから10年、新宿歌舞伎町で「春画」展が始まろうとしています。少し元気のなくなった日本で、ちゃんとした春画が展示されます。ぜひお越しください。

浦上満 プロフィール

幼少のころよりコレクターであった父、浦上敏朗(山口県立萩美術館・浦上記念館 名誉館長)の影響で古美術に親しみ、繭山龍泉堂での修行を経て1979年浦上蒼穹堂を設立。数々の展覧会を企画・開催し、日本の美術商として初めて1997年から11年間ニューヨークで「International Asia Art Fair」に出店し、Vetting committee(鑑定委員)も務めた。また2013年大英博物館で開催された春画展では「Shunga in Japan LLP」を設立し協力、2015年永青文庫での春画展開催に向けて尽力した。「北斎漫画」蒐集においては現在、質・量ともに世界一のコレクションといわれている。国際浮世絵学会常任理事、東洋陶磁学会特別会員。

http://www.uragami.co.jp/

企画:手塚マキ

Smappa!Groupは、歌舞伎町で生きる歓びと文化の創造を目指し、ホストクラブ、書店、飲食店、ヘアメイクサロン、アートギャラリー、介護サービスなどさまざまな事業を展開しています。
そんな、わたしたちが拠点を構える歌舞伎町は、かつて、歌舞伎を誘致するはずでした。そのような背景を持つ町の強さと先人の想いを受け、歌舞伎町をただ刹那的に遊ぶ場所ではなく、歌舞伎町から日本文化を創出し、育てていきたいという想いで、「ホスト歌会」、読書会「文化系ホストクラブ」、「日本舞踊」などさまざまな日本文化活動に力を入れています。
「春画」は、「笑い絵」として親しまれ、江戸時代の人々は、みんなで笑い合いながら楽しんでいました。きっとそこに人間のおもしろさやおかしみが凝縮されているからだと感じています。歌舞伎町もまた、流れ着いた者を拒むことなく受け入れ、日夜、様々な人生が行き交い、人間らしさ、人間臭さで溢れています。まさに、「春画」と「歌舞伎町」は、ともに人間の愛おしさを体現している地続きのような関係なのかもしれません。
ぜひ、歌舞伎町だからこそ体験できる「春画」の世界をお楽しみください。

手塚マキ プロフィール
歌舞伎町でホストクラブ、BAR、飲食店、美容室など20数軒を構える「Smappa! Group」の会長。1977年、埼玉県生まれ。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。JSA認定ソムリエ。96年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、独立。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動を行う一方、NPO法人グリーンバードでも理事を務める。2017年には歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。2018年12月には接客業で培った“おもてなし”精神を軸に介護事業もスタート。近著に、『新宿 歌舞伎町』(幻冬舎)がある。

https://www.smappa.net/maki/

アートディレクション/会場構成: 林靖高(Chim↑Pom from Smappa!Group)

「猥褻とは人道の大本を客観したる事にして、生殖の機関、性欲の遂行そのものは神聖と称すべきなり」とは、明治期の反骨のジャーナリスト・宮武外骨の言葉だが、春画は本来、老若男女が輪になって笑い合い、粋なユーモアや人間模様を語り合いながら楽しむ文化だった。江戸で育まれたこの「輪」と「笑い」つまりは、“WA”の精神を、現代にもっとも自然なかたちで体現できるのは、欲望や猥雑さへの感度が高く、多様な価値観が交錯する街・歌舞伎町ではないかと思う。さらに、インバウンドでにぎわうこの街だからこそ、国籍を超えて人々がつながり合い、世代や性別をも超えた、バラエティ豊かな「友達のWA!」が現実の場として立ち上がる可能性を感じている。

林靖高 プロフィール

2005年に結成したアーティストコレクティブ、Chim↑Pom from Smappa!Groupのメンバー。東京をベースにメディアを自在に横断しながら表現活動を続け、海外でもさまざまなプロジェクトを展開、世界中の展覧会に参加する。2015年、Prudential Eye AwardsでEmerging Artist of the Yearの最優秀賞を受賞。2022年には森美術館にて回顧展を開催。その作品はグッゲンハイム美術館やポンピドゥセンターなどをはじめとした国内外の美術館に多くコレクションされている。


主な展示作品

葛飾北斎『万福和合神』/色摺半紙本/文政4年(1821)/浦上蒼穹堂蔵
勝川春扇『 姫男安曽美』より部分/色摺半紙本 /文化年間(1804~1818)/浦上蒼穹堂蔵
葛飾北斎『万福和合神』/色摺半紙本/文政4年(1821)/浦上蒼穹堂蔵
葛飾北斎『万福和合神』/色摺半紙本/文政4年(1821)/浦上蒼穹堂蔵
絵師不詳『仮寝乃遊女物語』/色摺半紙本/江戸後期から末期/浦上蒼穹堂蔵
絵師不詳『仮寝乃遊女物語』/色摺半紙本/江戸後期から末期/浦上蒼穹堂蔵
奥村政信 『蛤源氏歌仙貝』/墨摺横本/寛延2年(1749)/浦上蒼穹堂蔵
絵師不詳『長煙管を持つ遊女と客』/豆判錦絵/江戸時代後期から末期/浦上蒼穹堂蔵
絵師不詳『開談花の雲』/色摺小本 扉絵/江戸時代後期から末期/浦上蒼穹堂蔵
歌川国虎『今様年男床』/色摺半紙本 /文政10年(1827)/浦上蒼穹堂蔵
歌川国虎『今様年男床』/色摺半紙本 /文政10年(1827)/浦上蒼穹堂蔵
歌川国芳『華古与見』/色摺半紙本/天保6年(1835)/浦上蒼穹堂蔵
二代 国盛 『春色入船日』/色摺半紙本/嘉永年間(1848~1855)/浦上蒼穹堂蔵
喜多川歌麿『願ひの糸ぐち』より 部分/大判錦絵/ 寛政11年(1799)/浦上蒼穹堂蔵

「新宿歌舞伎町春画展」と合わせて楽しめる関連イベントも開催

展覧会開催期間中、Smappa!Groupが手がける飲食店やギャラリーでも、春画展と連動した関連展示を実施予定です。個性あふれる空間で、春画にまつわる新たな表現や視点に出会えるチャンス。
「人間レストラン」「デカメロン」などの各会場では、入場無料でどなたでもお気軽にご覧いただけます。
詳細は決まり次第、公式サイトやSNSにて順次お知らせいたします。どうぞお楽しみに。

運営スタッフを募集しております

“春画”の魅力を届ける現場で、あなたの力を活かしてみませんか?

『新宿歌舞伎町春画展 ― 文化でつむぐ「わ」のひととき。』では、会場での運営を一緒に支えてくれるスタッフを募集中です。

来場者とのやりとりや作品に囲まれた非日常の空間づくりを、現場で体感できる貴重な機会です。
アートや文化、街づくりに興味のある方、ぜひご応募ください!


展覧会概要

■会期■

2025年7月26日(土)~9月30日(火)

休館:月曜日 ※ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休み
月曜開館日:8月11日、9月15日、火曜休館日:8月12日、9月16日
時間:11時~21時/土日祝:10時~21時
※入場は閉館時間の30分前まで

■会場■

新宿歌舞伎町能舞台
アクセス
東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿 2階
東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線新宿三丁目駅E1出口より徒歩3分、西武新宿線西武新宿駅北口より徒歩8分
ーーーーーーー
第2会場+グッズショップ
アクセス
東京都都新宿区歌舞伎町1-2-15歌舞伎ソシアルビル 9階
新宿歌舞伎町能舞台から徒歩数分

■出展作品数■

浦上蒼穹堂・浦上満コレクションより春画 約100点

■特記事項■

⚫︎18歳未満入場不可
※チケット購入時に年齢確認が必要です。
また、ご来場時に身分証のご提示をお願いする場合がございます。予めご了承ください。

⚫︎新宿歌舞伎町能舞台はビルの2階で階段のみです。
お手伝いが必要な方は、チケット購入時にアンケート欄にてお知らせください。

■関連展示開催■

Smappa!Groupが運営する飲食店やギャラリーで関連展示を行います。
入場無料でどなたさまでもご入場いただけます。各会場の詳細が決まり次第ご案内します。

■運営スタッフ募集■

展覧会の会場にて、運営全般のサポートをしていただけるスタッフを募集中です。 下記リンクより詳細をご確認ください。

https://www.wantedly.com/projects/2059536

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主催:Smappa!Group
特別協力:浦上蒼穹堂
監修:浦上満(浦上蒼穹堂代表、国際浮世絵学会常任理事)
企画:手塚マキ(Smappa!Group代表)
アートディレクション/会場構成:林靖高(Chim↑Pom from Smappa!Group)

会場デザイン:三井孝明
企画協力:山本裕子(ANOMALY)、諸田皓一(モロタオフィス)
協力:日本文化ラジオ、セバスチャン高木、株式会社The Chain Museum

後援:一般社団法人新宿観光振興協会

メディアパートナー:タイムアウト東京FLIP Japan給湯流茶道niew、JPH/Metropolis
プロジェクトマネージャー:本屋しゃん、芦部玲奈、海老名楓(Smappa!Group)

PR・デザイン制作:Smappa!Group


協力

後援

メディアパートナー


新宿歌舞伎町能舞台とは

1941 年( 昭和16 年) 歌舞伎町に「中島新宿能舞台」が設置。2022 年Smappa!Group( 本社:東京都新宿区) が施設を購入し「新宿歌舞伎町能舞台」に改名。観世流能楽師 中島志津夫( 重要無形文化財総合指定保持者) による謡・仕舞の稽古をはじめ、能楽や日本舞踊、落語や朗読など、伝統芸能の上演や文化観光コンテンツの創出を通じ、日本文化を国内外に発信する場として活用している。


新宿・歌舞伎町を中心にホストクラブ、バー、飲食店、ヘアサロン、通所型介護施設、アートスペースなど街やコミュニティにまつわる事業を20年に渡り展開。文化的な活動も積極的に行い、2018年よりをホストが短歌を詠む「ホスト歌会」を毎月開催。歌人の俵万智・小佐野彈・野口あや子(敬称略)を選者に迎え「ホスト万葉集」(講談社/短歌研究社)として書籍化もされた。 2023年には王城ビルとChim↑Pom From Smappa! Groupと共に共同主催の展示プロジェクト『ナラッキー』をプロデュースし、観光客や若者にも真の歌舞伎町の文化に触れる機会を提供する。繁華街だけではなく、歌舞伎町のアートとカルチャーを生きたまま世界に届けるプラットフォームとしても働きかけている。


出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年6月6日 15時28分)

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