誠報社
会社の仲間を守るため、企業の採用リスクを軽減して健全な社会を築く情報共有プラットフォーム
株式会社誠報社(本社:東京都渋谷区渋谷、代表取締役:松尾匠)は、企業の採用におけるリスクを軽減し、公正かつ健全な社会の構築を支援する情報共有プラットフォーム「ブラックバンク」を正式にリリースいたしました。また、代表取締役の松尾匠は、2025年6月4日にYouTube番組『令和の虎』に志願者として出演し、本サービスの使命と意義を広く訴求いたしました。

https://www.youtube.com/watch?v=xg-BQ8XOBJU
「ブラックバンク」誕生の経緯
本サービスの開発は、企業が直面する深刻な課題に端を発しています。
ある企業では、新入社員が入社直後に診断書を提出し、休職。その後、前の勤務先に確認したところ、「貴社でも同様の行為を行っているんですね」との回答があり、傷病手当金の受給して復帰せずに退職という事態を経験しました。
さらに、他の経営者からも類似の事例が多数報告されており、横領による損害や、警察への対応よりも事業運営を優先せざるを得ない状況から泣き寝入りを余儀なくされるケースが散見されます。
加えて、退職代行を介して引き継ぎをせずに退職した人材が、次の企業でも無責任な行為を繰り返す事例も確認されています。
法制度の整備が追いつかない中、制度を悪用する行為が後を絶たず、解決策が不足している現状に対し、強い無力感を抱いたことが「ブラックバンク」の創設を促す原動力となりました。
株式会社誠報社は、企業の経済的損失や経営者の精神的負担を軽減し、真摯に働く従業員を守るため、本サービスを開発し、行動に移しました。
代表取締役 松尾匠の決意

誰もやらなければ自分がやる
代表取締役の松尾匠は、大学卒業後に入社した組織において、業務改善を提案するも「前例に従え」と退けられ、変革を果たせぬまま12年間を過ごしました。
その後、2度の転職を経て、2023年に「活躍する人財の育成」を目標に教育事業で独立を果たしました。
しかし、経営者として直面したのは、一部の自己中心的なブラック人材が、真面目に働く人材を苦しめ、法制度が対応しきれていない現実でした。
「仲間を守るためには、誰かが立ち上がる必要があります。過去に何も成し遂げられなかった自分を乗り越え、誰も取り組まないのであれば、私がその役割を担う」との決意のもと、「ブラックバンク」は生まれました。
これは、松尾自身の無力感を克服し、社会に変革をもたらすための挑戦です。
「ブラックバンク」の目指す社会
本サービスに対し、「人の人生を左右する」「未来を閉ざす」といった懸念の声があることは十分に認識しております。
株式会社誠報社では、不正や犯罪行為に関与する全ての人が本質的に悪意を持つとは考えておりません。恵まれない職場環境、業務上の困難、人間関係の疲弊などから、一時的な誘惑に駆られる場合もあるでしょう。しかし、適切な抑止がなければ、不正は繰り返され、悪循環が続きます。
一方で、ブラック企業による過重労働、賃金の未払い、劣悪な労働環境といった企業側の問題も、従業員を追い詰め、不正や退職の遠因となる深刻な課題です。こうした企業側の不適切な行為は、真摯に働く人材の意欲を損ない、信頼関係を崩壊させ、社会全体の健全性を脅かします。
「ブラックバンク」は、ブラック人材による不正と、ブラック企業による不当な行為の両方の悪循環を断ち切ることを目指します。
不正や犯罪行為のない公正な社会の実現を志向し、個人を排除したり更生を阻害したりする意図はございません。
事実を透明に共有し、相互理解を基盤に、個人と企業の双方が更生と改善に向かう道を支援すべきと考えます。
支援の手を差し伸べる経営者や、公正な運営を志す企業は多く存在します。
「ブラックバンク」は、企業が採用リスクを回避し、真摯な人材と信頼できる企業を守り、互いに信じ合える透明な社会を構築する仕組みとして機能します。
サービス概要
サービス名:ブラックバンク
利用方法:公式ウェブサイト(https://blackbank.seihousha.com/)にて登録後、専用ページから投稿・照会が可能
対象:中小零細企業の経営者、人事担当者
運営会社:株式会社誠報社
本件に関するお問い合わせ
株式会社誠報社 広報担当
メール:info@seihousha.com
ウェブサイト:https://blackbank.seihousha.com/
株式会社誠報社について
株式会社誠報社は、信頼に基づく社会の実現を目指し、企業の健全な運営を支援する企業です。
ブラックバンクを通じて、正しく働く人財を守り、不正のない透明な未来を築きます。皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。