ダイナミックマッププラットフォーム株式会社
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO: 吉村 修一、以下「当社」)は、2025年7月2日(水)に大手町三井ホールで開催される「ジオ展2025」に出展します。なお、当社の「ジオ展」への出展は、昨年に続き2回目になります。

「ジオ展」は2016年に始まった、地図位置情報関連の企業やサービスが一堂に会する共同展示会です。今年の参加数は昨年を上回り、地図や位置情報ビジネスに関連する65の企業・団体が出展します。先端技術ソリューションの展示やプレゼンテーションに加え、出展各社の採用情報も紹介する場となります。
<当社出展概要>

当社ブース |
ブース番号: 30 |
出展内容 |
✓当社の提供する高精度3次元データに関する説明・展示 ✓高精度3次元点群データの閲覧サービス「3Dmapspocket®」についての説明・展示 ✓高精度3次元データを活用した除雪支援システム(SRSS)についての説明・展示 ✓当社採用情報に関する紹介 |
出展者一覧ページ: https://www.geoten.org/%E9%96%8B%E5%82%AC%E6%A6%82%E8%A6%81/booth
<展示内容詳細>
■高精度3次元データ(高精度3次元点群データ・高精度3次元地図データ)
高精度3次元点群データとは、「モービルマッピングシステム※1」により、全国の高速道路/自動車専用道路と主要幹線道路を計測し、その膨大な計測データをひとつに繋ぎ合わせた点群データです。点の1つ1つが緯度・経度・高さの3次元座標情報を持っています。
高精度3次元地図データは、この高精度3次元点群データから車の自動運転に必要な実在地物※2と仮想地物※3の情報を抽出し、生成したものです。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)をはじめ、シミュレータ環境構築、インフラ管理等、幅広い産業での利用が可能です。

※1 モービルマッピングシステム(MMS: Mobile Mapping System): GPS、カメラ、レーザスキャナ、IMU(Inertial Measurement Unit)などの計測機器によって道路や周辺の構造物を3次元計測できる車両搭載型測量システムのこと
※2 実在地物: 停止線や道路標識など現実世界に存在する目視可能な要素
※3 仮想地物: 車線中心線など現実世界に存在しない仮想の要素
■高精度3次元点群データが閲覧可能なサブスクリプションサービス「3Dmapspocket®」
3Dmapspocket®は、上述の高精度3次元点群データを使い、道路や周辺構造物などの閲覧・計測が可能なサブスクリプションサービスです。センチメートル単位で空間情報を把握でき、現地に行かずともWeb上で計測作業が実施できます。現在は交通事故調査やインフラ管理における業務効率化などで活用されており、省人化や効率化の実現、安心・安全な環境づくりに貢献する高精度位置情報プラットフォームとして、様々な用途での利用が可能です。

■高精度3次元データを応用した除雪支援システム「SRSS」
除雪支援システム「SRSS」は、当社の高精度3次元地図データと高精度な位置情報を組み合わせ、除雪作業のガイダンスを行うものです。道路の形状や道路構造物の位置などの情報をはじめ、投雪禁止場所や要注意箇所などのノウハウを専用の地図に落とし込み、タブレット端末上で道路状況を可視化します。これにより除雪作業の効率化が期待されるとともに、作業中の事故リスクを大幅に低減し、安全かつ円滑に作業を進めることができます。

<「ジオ展2025」概要>

会期 |
2025年7月2日(水) 午前10時~午後5時 |
会場 |
大手町三井ホール(東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 3F) |
入場 |
無料(登録制) |
主催 |
ジオ展実行委員会 |
公式サイト: https://www.geoten.org/%E9%96%8B%E5%82%AC%E6%A6%82%E8%A6%81
<ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について>
当社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立されました。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を持ち、26ヶ国で事業を展開しています。
現実の世界をデジタル空間に複製する高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを支えています。
設立: 2016年6月
本社: 東京都渋谷区
代表者: 吉村 修一
事業内容: 自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供