アースアイズ株式会社
~「自治体・公共Week2025」にて“火”のリアルタイム検知デモ公開~
AI防犯システムを展開するアースアイズ株式会社(東京都港区、代表:山内三郎、以下:当社)は、火災の早期発見と被害軽減を目的とした当社のAI監視技術「火の見櫓AI®」および「ファイヤープリベンションAIシステム(F.P.A)」を統合した新たな防火対策ソリューション(以下、「新防火対策ソリューション」)の提供を開始しました。
「新防火対策ソリューション」は、火災の発生初期における煙や炎を自動で検知し、即座に通知することで、延焼防止に向けた現場の初動対応を支援します。既設の監視カメラとも連携可能で、低コストかつ高精度な火災検知体制の構築が可能です。

<背景>
近年、文化財施設や空き家、工場、倉庫などでは、火災リスクの高まりに加え、人的警備リソースの確保が難しくなっているという課題が指摘されています。従来の「記録型」カメラでは、発生した火災への“事後対応”しかできず、早期の把握や避難・消火活動への即応性に課題がありました。
当社は、「まさか」を「よかった」に変えることを目指し、AIによる早期火災検知と迅速な初動対応を可能にする監視体制を提供することで、災害被害の抑制と社会インフラの安全性向上に取り組んでいます。
<製品概要>
●火の見櫓AI®:24時間365日見守る 広域火災検知システム
火災の早期発見と被害軽減を実現する現代版・火の見櫓。24時間365日、高所から全方位を巡視し、街全域を見守るAIカメラが、安心・安全な街づくりに貢献します。
・『火』『煙』を発火初期段階に検知して即時通知
・ 全国に先駆けて『消防署』に導入実績あり
・ 文化財建造物や工場での防火対策として建物周辺や屋内への設置も可能
●ファイヤープリベンションAIシステム(F.P.A):既設カメラを生かす 次世代型火災検知システム
火災リスクの高い現場を、既存のIPカメラを活用してスマートに監視。センサーを使わずに『火』や『煙』をAIが自動で検知し、即時に通報。迅速な避難判断や初期消火を支援し、被害の拡大防止に貢献します。
・ 既設のIPカメラに接続するだけで導入可能、センサー追加は不要であるため低コストで導入可能
・ 特許技術により、火元の方向・距離・規模を自動解析し即時通知
・ 工場、倉庫、文化財など、屋内外問わず柔軟な設置が可能
●「新防火対策ソリューション」
鳥の目のように高所から広範囲を監視する「火の見櫓AI®」と、特に火災リスクの高い場所での出火を高精度で瞬時に発見する「ファイヤープリベンションAIシステム(F.P.A)」。この2つのAIシステムを連携させることで、文化遺産、工場、駅、商業施設、空き家などにおける防災性を向上させて、地域社会の安心な暮らしを守ることができる防災体制を実現することができます。
<導入実績>
2024年11月。茨城県大洗町では、火の見櫓AI®を全国に先駆けて導入。消防本部との連携により、火災の早期把握と即応体制の構築に貢献し、地域防災力の強化に寄与しています。
<今後の展望>
当社では今後、上記の「新防火対策ソリューション」を、自治体施設・文化財・空き家・工場・物流拠点・商業施設など、火災リスクの高いさまざまな現場へ展開してまいります。
また、防災DXやスマートシティの構築を目指す自治体との連携を深め、AIを活用した火災監視の標準化を推進。人的リソースに依存せず、24時間365日体制で“火の見逃しゼロ”を目指すインフラ構築を支援していきます。
<自治体・公共Weekで“火の検知”のデモンストレーションを公開!>
当社は、2025年7月2日(水)~4日(金)に東京ビッグサイトで開催される「自治体・公共Week 2025(地域防災EXPO)」に出展します。ブースでは、実際に“火”を用いたAI検知デモンストレーションを来場者の目の前で公開。AIがどのように火を認識し、通知に至るかを視覚的にご体感いただけます。
■展示会概要
・ 展示会名 自治体・公共Week 2025(地域防災EXPO)
・ 会期 2025年7月2日(水)~4日(金)10:00〜17:00
・ 会場 東京ビッグサイト 南展示棟(南1~4ホール)
・ 小間番号 10-13(南2ホール)
・ 主催者サイト https://www.publicweek.jp/ja-jp.html#/
<会社概要>
○商号 アースアイズ株式会社 URL:https://earth-eyes.co.jp/
○代表者 代表取締役 山内 三郎
○所在地 〒105-0013 東京都港区浜松町1-2-1 No.R浜松町ビル五階
○設立 2015年9月16日
○事業概要 人工知能搭載カメラ(防犯、事故防止)の開発及び販売、ソフトウエアの開発及び販売、コンピューターの電子情報の管理及び保管、コンピューターの電子情報の解析、分析及び加工電気通信事業
<アースアイズの技術について>
アースアイズは、従来の「記録するだけ」に留まる防犯カメラとは一線を画し、AIが24時間監視し不審な動きや異常を検知する最先端AIが搭載された防犯カメラシステムの開発から始まりました。かつて、万引犯を捕獲する保安員としての経験がある代表の山内三郎がAIに万引きをしようとする不審者の動きを覚え込ませたことにあります。現在ではそれが売上げアップにも繋がると商業施設において活用されています。アースアイズは3Dでモノの大きさや距離を測る技術はじめスマートフォンへの通知システムなど、多くの特許を取得し、その後も様々な用途に応じて技術を応用して社会に貢献しています。
