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出雲神話フォーラム2025「出雲神話は何を生み出したか」 アーカイブ動画公開

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公立大学法人島根県立大学

創作神楽「稲田姫」

 2025年3月に島根県立美術館で行われた、出雲神話フォーラム2025「出雲は何を生み出したのか」のアーカイブ動画が公開されました。

 本動画では、本学の人間文化学部地域文化学科 古典文学ゼミ4年生であった3名が「アートで表現するクシナダヒメ」と題して報告しています。八岐大蛇神話に登場するクシナダヒメが、後世の美術作品においてどのように描かれてきたか、また生成AIが描くクシナダヒメの試み、創作神楽「稲田姫」制作の経緯をまとめています。

 また、これまでのゼミ生が共同で制作した創作神楽台本「稲田姫」が、石見神楽温泉津舞子連中によって初上演される様子、社中の方へのインタビューも、本動画においてご覧いただくことができます。この神楽での稲田姫は、奥出雲の玉鋼で鍛えた剣を手に、勇ましく鬼を退治します。

この機会にぜひご視聴ください。

動画公開日時:2025年6月15日(フォーラム実施2025年3月16日)

URL:https://www.youtube.com/watch?v=Pc7z7PHhVvY&t=10800s

主催者:島根県国際交流委員会

【学生コメント】

■クシナダヒメ(稲田姫)は、時代や地域、そして表現手段の違いによって、多様な姿に変化してきた存在だと考えた。神話の中では、スサノヲに守られるか弱い存在として描かれていたが、時代が進むにつれて、祈る女性、そして剣を手にして自ら立ち向かう勇敢な姿も考えられるようになり変化が見られる。これは、女性の社会的役割や理想像が変化してきたことと関係があるのではないかと考えた。(学生)

■創作神楽「稲田姫」を鑑賞して、だんだんと引き込まれるような物語構成でとても面白かったですし、非常に感動しました。序盤で稲田姫がおしとやかにクルクルと舞う姿は、初期の神話のか弱い女性のイメージに近いなと思いましたが、後半の鬼と戦う姿は力強い女性という近現代のイメージに近づいており、稲田姫像の変化というのも劇中に取り入れられているのかなと思いました。また神話ではすでにお姉さん達が亡くなった状態で稲田姫が登場してきますが、この神楽ではまだお姉さん達が犠牲になる前の想像上の稲田姫の逞しい姿が描かれており、その点も興味深いと思いました。(学生)

【問い合わせ先】

島根県立大学松江キャンパス管理課 広報担当

電話:0852-26-5525 FAX:0852-21-8150 

メールアドレス:m-kouhou@u-shimane.ac.jp

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年6月26日 08時58分)

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