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【急増する電動キックボードの利用、自動車ドライバーの本音は?】約8割が車間すり抜けや飛び出しなど危険を感じた経験あり!安全な共存のためにドライバーが心がけていること・求めていることを調査

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株式会社ウェブクルー

「ズバット」を中心とした比較サイトを展開する株式会社ウェブクルー(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:藤島 義琢)は、「自動車ドライバーから見た電動キックボードに関する意識調査」を実施しましたので、お知らせいたします。

目次

■調査実施の背景

 近年、電動キックボードの利用者が増加し、車道での走行が一般的になりつつあります。警察庁の発表(※1)によると、2024年9月までの電動キックボードの交通違反件数が2万件を超えており、安全面での課題が浮き彫りになっています。加えて、自動車のドライバー側からは、電動キックボードは「どこを走るのかわかりにくい」「急な動きでヒヤリとする」といった不安の声も多く聞かれます。

 そこで、自動車に関連するサービスを運営しているウェブクルーは、電動キックボードとの接触リスクが高いと考えられる都市部のドライバーに着目しました。対象としたのは、週に3日以上車を運転し、電動キックボードを見かけた経験のある5大都市(札幌市・東京23区・名古屋市・大阪市・福岡市)に在住する男女1,088名です。これらの都市はいずれも交通量が多く、さまざまな交通手段が混在していることから、電動キックボードと自動車の接触リスクが比較的高いと考えられます。

 本調査では、ドライバーの視点から、電動キックボードに関する「ヒヤリハット」体験や不安の実態、さらに安全に共存するための対策意識について明らかにし、今後の交通環境整備に向けた課題を探っています。

※1 参考: 警察庁「特定小型原動機付自転車に関する規定の施行状況について(令和6年11月8日)」

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/council/11081003shin.pdf 

■調査結果トピックス

  • 約8割のドライバーが、電動キックボードに「ヒヤリ」体験あり

  • 電動キックボードによるヒヤリ体験、第1位「車の間をすり抜けて走行」(69.1%)、
    第2位「路地からの急な飛び出し」(53.4%)

  • 電動キックボードとの安全共存に必要なのは「免許または講習の義務づけ」という回答が
    57.8%で最多

このほかにも、以下の項目についての調査結果をまとめました。

  • 車の運転中に遭遇した、電動キックボードに関するヒヤリ体験の具体例

  • 電動キックボードに関する交通ルールの認知度

※2 本調査結果の全容は「ズバット 車買取比較」(https://www.zba.jp/car-kaitori/cont/column-20250701/ )でご覧いただけます。本リリースでは調査内容の一部を抜粋しているため、設問の連番が途切れている部分がありますのであらかじめご了承ください。

■調査結果詳細

・53.4%の自動車ドライバーが、電動キックボードの車道走行を「週に複数回」見かけると回答

 はじめに、今回のアンケート対象者である「週に3日以上車を利用しており、運転中に電動キックボードを見かけた経験のある5大都市(札幌市内・東京23区内・名古屋市内・大阪市内・福岡市内)在住の男女」1,088名に、「Q1. あなたは車を運転しているときに、車道を走行する電動キックボードをどのくらいの頻度で見かけますか。」(n=1,088)と質問したところ、「ほぼ毎日見かける」が22.3%、「週に数回見かける」が31.1%となり、合わせて53.4%が週に複数回、電動キックボードの車道走行を目にしていると回答しました。

・ほぼ毎日見かける:22.3%

・週に数回見かける:31.1%

・週に1回程度見かける:15.3%

・月に数回見かける:18.1%

・ほとんど見かけない:12.0%

・まったく見かけたことがない:0.9%

・わからない/答えられない:0.3%

・車道を走る電動キックボードに、自動車ドライバーの約8割が「ヒヤリ体験」あり

 また、Q1で「まったく見かけたことがない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2. あなたは、車を運転中に電動キックボードの走行を見てヒヤリとしたり、危険を感じたりした経験がありますか。」(n=1,075)と質問したところ、「何度もある」が58.0%、「一度だけある」が19.3%という回答となり、合わせて77.3%の人が「ヒヤリとしたり、危険を感じたりした経験がある」ことがわかりました。

・何度もある:58.0%

・一度だけある:19.3%

・一度もない:21.0%

・わからない/答えられない:1.7%

・ 自動車ドライバーがヒヤリとした電動キックボードの行動は「車の間をすり抜けて走行していた」が最多、次いで「歩道や路地から急に飛び出してきた」が多い

 Q2で、車を運転中に電動キックボードの走行を見てヒヤリとしたり、危険を感じたりした経験が「何度もある」「一度だけある」と回答した方に、「Q3. あなたが車を運転中、電動キックボードの運転者がどのような行動をしたときにヒヤリとしたり、危険を感じたりしましたか。(複数回答)」(n=831)と質問したところ、「車の間をすり抜けて走行していた」が69.1%、「歩道や路地から急に飛び出してきた」が53.4%、「信号を無視して走っていた」が48.6%と上位を占めました。

・車の間をすり抜けて走行していた:69.1%

・歩道や路地から急に飛び出してきた:53.4%

・信号を無視して走っていた:48.6%

・道路を逆走していた:37.7%

・乗ったまま横断歩道を渡っていた:32.3%

・歩道と車道を何度も行き来していた:30.3%

・スマートフォンを操作しながら運転していた:29.8%

・夜間に無灯火で走行していた:25.6%

・自分の車の死角から突然現れてきた:23.5%

・自分の車を追い越すために急接近してきた:16.6%

・その他:1.8%

 ―飲酒運転をしていた(大阪府/52歳男性)

 ―2人乗りしていた(東京都/64歳男性)

 ―速度が遅く、フラフラしてて怖い(東京都/57歳男性)

 ―走行禁止区間を走っていた(東京都/53歳男性)

 ―車道の右折レーンにいた(福岡県/45歳男性)

 ―車道を走っているバイク、自転車、キックボード存在がすべて怖い。轢いてしまいそうで(東京都/45歳女性)

 ―段差を乗り越えるときや、路上駐車をよけるために進路を変えるときなどにふらついていた(東京都/58歳女性)

 ―交差点で渡りたかったのか、暴走して横切ってきた(大阪府/46歳女性)

・わからない/答えられない:0.4%

・自動車ドライバーが感じる電動キックボードの不安要素について、「車線変更や進路変更が突然起こる可能性がある」が64.3%、「交通ルールを守っていないと感じる場面がある」が58.5%を占める

 Q1で、車を運転しているときに車道を走行する電動キックボードについて「まったく見かけたことがない」「わからない/答えられない」以外の回答を選択した方に、「Q6. あなたが車を運転していて、電動キックボードを車道で見かけた際、具体的にどのようなことに不安を感じますか。(複数回答)」(n=1,075)と質問したところ、「車線変更や進路変更が突然起こる可能性がある」が64.3%、「交通ルールを守っていないと感じる場面がある」が58.5%、「バランスを崩して転倒・接触するリスクがある」が56.3%で上位を占めました。

・車線変更や進路変更が突然起こる可能性がある:64.3%

・交通ルールを守っていないと感じる場面がある:58.5%

・バランスを崩して転倒・接触するリスクがある:56.3%

・走行スピードが読めず、動きが予測しづらい:46.0%

・小型なので車の死角に入りやすく、見えにくい:38.3%

・接触した場合の責任の所在が不明確である:30.3%

・夜間はライトがついていても視認しにくい:26.9%

・その他:1.2%

 ―運転規則を守らない人がほとんどだと感じる(大阪府/64歳男性)

 ―ヘルメットを装着していない(東京都/54歳女性)

 ―タイヤが小さいのは難点と感じる(東京都/63歳男性)

 ―免許がなさそうなので、バイクより危ない。存在がよくわからないので動きがわからない(東京都/45歳女性)

 ―利用者が傍若無人すぎる(大阪府/57歳男性)

 ―利用者に対する教育などがまったくできていない(東京都/59歳男性)

・特に不安は感じない:0.7%

・わからない/答えられない:0.9%

・電動キックボードと共存するために心がけている安全対策は、「電動キックボードとの間隔を十分に取る」が72.7%で最多

 「Q7. あなたが車を運転する際に、電動キックボードと安全に共存するために心がけていることを教えてください。(複数回答)」(n=1,088)と質問したところ、「電動キックボードとの間隔を十分に取る」が72.7%、「電動キックボードを見かけたら、速度を落とす」が38.2%、「電動キックボードの動きを、乗り手の体の向きや仕草から予測する」が35.8%という結果になりました。

・電動キックボードとの間隔を十分に取る:72.7%

・電動キックボードを見かけたら、速度を落とす:38.2%

・電動キックボードの動きを、乗り手の体の向きや仕草から予測する:35.8%

・電動キックボードが多く通行している道は選ばない:17.9%

・電動キックボードが近くにいるときは、ハザードランプなどで周囲に注意を促す:17.1%

・その他:0.5%

 ―前方にキックボードを確認したら、安全に追い越す(東京都/49歳男性)

 ―電動キックボードに近づかない(東京都/65歳男性)

 ―電動キックボードを見かけたら、可能な限り全速力で離れる(福岡県/59歳男性)

・特に心がけていない:6.1%

・わからない/答えられない:1.1%

・自動車ドライバーの57.8%が、「電動キックボードの利用には、免許または講習を義務づける」必要があると考えている

最後に「Q8. あなたが、電動キックボードと自動車が安全に共存するために必要だと思うことを教えてください。(複数回答)」(n=1,088)と質問したところ、「電動キックボードの利用には、免許または講習を義務づける」が57.8%、「電動キックボードの利用者には、安全運転指導を義務づける」が52.9%、「交通違反をする電動キックボードへの取り締まりを強化する」が47.9%という回答となりました。(※3)

※3 「講習」は、電動キックボードに乗り始める前に受ける教習制度(例:座学や実技、修了テストなど)を想定しています。一方で「安全運転指導」は、すでに電動キックボードを利用している人への注意喚起や、事故防止のための継続的な啓発活動を指します。

・電動キックボードの利用には、免許または講習を義務づける:57.8%

・電動キックボードの利用者には、安全運転指導を義務づける:52.9%

・交通違反をする電動キックボードへの取り締まりを強化する:47.9%

・電動キックボードに反射材やライトの装着を義務づける:38.0%

・電動キックボードの利用者が、車の流れを妨げないよう慎重に運転する:36.1%

・電動キックボードのブレーキ性能や安定性などの安全基準を強化する:31.8%

・電動キックボードの最高速度(車道では時速20km/h以下)をさらに制限する:28.3%

・電動キックボードの利用可能エリアをもっと制限する:23.6%

・将来的には、電動キックボード専用レーンを整備する:19.8%

・その他:4.5%

 ―原付と同じ罰則にする(大阪府/59歳男性)

 ―歩道での速度を制限すべき(大阪府/58歳男性)

 ―車道を走るタイプと歩道を走るタイプを区分する(愛知県/51歳男性)

 ―ヘルメット着用義務(東京都/54歳女性)

 ―法整備(大阪府/58歳男性)

 ―道交法を理解させる(東京都/56歳男性)

 ―きちんと罰則、保険加入義務する(東京都/52歳男性)

 ―講習の義務付け、違反の時の厳正な処理(大阪府/54歳男性)

 ―車道をもっと広くしてほしい(東京都/57歳男性)

 ―自転車道路のようなものがもっと普及して、キックボードもそこを走って棲み分けてほしい(東京都/45歳女性)

 ―販売者を含めて違反行為に対する厳罰と処分の拡大(大阪府/57歳男性)

・特にない:2.0%

・わからない/答えられない:0.9%


■調査概要

  • 調査名称:自動車ドライバーから見た電動キックボードに関する意識調査

  •  調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2025年5月8日~同年5月12日

  • 有効回答:週に3日以上車を利用しており、運転中に電動キックボードを見かけた経験のある5大都市(札幌市内・東京23区内・名古屋市内・大阪市内・福岡市内)在住の男女1,088名

  • 男女比率:男性 761名(69.9%)、女性 327名(30.1%)

  • 年代比率:20代 93名(8.5%)、30代 225名(20.7%)、40代 247名(22.7%)、50代 333名(30.6%)、60代 190名(17.5%)

  • 平均年齢:47.4歳

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪調査結果の利用条件≫

1 情報の出典元として「ズバット 車買取比較(株式会社ウェブクルー)」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://www.zba.jp/car-kaitori/cont/column-20250701/ 

 

 ■「ズバット 車買取比較」について

「ズバット 車買取比較」は全国的に有名な車買取業者から地域密着型の車買取業者まで、328社(2025年6月時点)の車買取業者が参加している、日本最大級の規模を誇る車買取比較サイトです。簡単な情報入力だけで最大4社の車買取業者に一括で査定を依頼することが可能です。

また、中古車オークションでの取引データをもとに中古車の査定相場を独自に算出。車種ごとに査定相場を確認することができます。日本全国どこからでも気軽に一括査定の依頼が可能、かつ査定を依頼できる車買取業者の数が多いため、高価買取の可能性が高まります。

URL:https://www.zba.jp/car-kaitori/ 

■会社概要

会社名:株式会社ウェブクルー

設立 :1999年10月1日

代表者:代表取締役社長 藤島 義琢

所在地:〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号 サンタワーズセンタービル4F

URL :https://www.webcrew.co.jp/ 

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月1日 11時00分)

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