AVITA株式会社
株式会社三井住友銀行(頭取CEO:福留 朗裕)の子会社であるSMBCバリュークリエーション株式会社(代表取締役社長:栗本 雄太、以下、「SMBCバリュークリエーション」)と、AVITA株式会社(代表取締役社長CEO:石黒 浩、以下、「AVITA」)は、アバターを活用した共同事業の開始にあたり、新たに業務提携契約を締結いたしました。両社が持つ技術と知見を融合し、日本の各企業の生産性向上等を目指してまいります。
なお、SMBCバリュークリエーションは、このたび他業銀行業高度化等会社※への転換について、金融庁より認可を取得しています。
※ 銀行法第16条の2第1項第15号に規定された銀行の子会社。銀行の利用者の利便の向上に資する業務若しくは地域の活性化、産業の生産性の向上その他の持続可能な社会の構築に資する業務を営む会社。

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背景・概要
現在、日本の中堅・中小企業は、人口減少による人手不足に直面しており、業務効率化や生産性向上は喫緊の課題となっています。一方で、高額なコストやツール導入期間の長さなどがネックとなり、必要な改革が遅れている企業が多いのが現状です。
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:中島 達、以下グループを総称して「SMBCグループ」)は、こうした人手不足の社会課題解決を目指し、AVITAと2023年9月に基本合意書を締結の上、アバターや生成AIなどのAI技術を活用した協業の検討を開始しました。一部外部企業とも連携しながらグループ内外で実施した複数の実証実験を通じ、アバターとAI技術を活用することで、利用者にとっては利便性向上、企業にとっては業務の効率化や従業員の働き方の多様化といった、様々な付加価値を提供できる可能性を確認しました。
かかる実証実験の結果も踏まえ、SMBCグループは、これまでRPAやAI技術を活用した業務効率化支援で実績を重ねてきたSMBCバリュークリエーションを中心に、アバターサービスを事業化することを決定しました。
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共同事業の概要と目指す方向性
今回の共同事業では、AVITAが開発したアバター接客サービス「AVACOM」やアバターAIロールプレイ支援サービス「アバトレ」といったアバターサービスを、SMBCバリュークリエーションの持つRPAや生成AIなどの先端技術を用いた業務効率化やデータ活用支援サービスとも組み合わせながら、SMBCグループの幅広いお客さまへ提供していきます。SMBCバリュークリエーションにおいては、お客さまの生産性向上支援をより強化するため、RPAツールに係るライセンス販売の新規事業も開始します。
今後、AVITAの先端技術と、SMBCバリュークリエーションの様々なビジネスに関するコンサルティングノウハウを活用し、接客業務からバックオフィス業務まで、多様な業務の生産性向上を支援する新たなソリューションの共同開発も進めてまいります。
SMBCグループ、SMBCバリュークリエーションとAVITAは、今回の共同事業を通じて、日本企業の生産性の向上を促進するとともに、アバターやAI技術を活用した、人と社会の新たな繋がりを生む温かみのあるDXを推進し、多様な働き手が活き活きと自分らしく働ける社会の実現を目指してまいります。
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各社の概要

名称 |
AVITA株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長CEO 石黒 浩 |
事業内容 |
アバターや生成AIを活用したサービス開発(アバター接客サービス 「AVACOM(アバコム)」、ロープレ支援サービス「アバトレ」)/ アバターや生成AIを活用したマーケティング支援/アバターの制作受託/ アバター人材によるBPaaS |

名称 |
SMBCバリュークリエーション株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長 栗本 雄太 |
事業内容 |
先端技術を活用した生産性向上施策の設計・導入・運用及び コンサルティング業務/ソフトウェアライセンス販売業務 |

名称 |
株式会社三井住友フィナンシャルグループ |
代表者 |
執行役社長グループCEO 中島 達 |
事業内容 |
銀行、その他銀行法により子会社とすることができる会社の経営管理及び これに附帯する業務等 |

名称 |
株式会社三井住友銀行 |
代表者 |
頭取CEO 福留 朗裕 |
事業内容 |
銀行業 |
【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社三井住友フィナンシャルグループ 広報部 |
日出間: |
03-4333-2128 |
AVITA株式会社 広報部 |
立和田: |
contact@avita.co.jp |