株式会社リナシェンテ
「La RINA Cafe Wall Art」では、縁煌プロデュースによる工芸・美術作品を月替わりで展示販売。作家の個性が彩る空間の変化を楽しみながら、カフェでのひとときをお楽しみください。

株式会社リナシェンテ(本社:石川県金沢市八日市3-604、代表取締役:東海林 寿典)は、金沢市香林坊の商業施設「クラソ・プレイス香林坊」G階にて、イタリアンレストラン【La RINA】(読み:ラ・リナ)を運営しています。レストランとカフェの2フロアからなる同店のうち、カフェフロアでは壁面展示スペース「La RINA Cafe Wall Art」を設け、縁煌株式会社(本社:石川県金沢市東山1-13-10、代表取締役:野原 歩)プロデュースによる工芸・美術作品の展示販売を月替わりで開催しています。
2025年7月は、金沢美術工芸大学大学院に在籍する漆作家・林 祐里氏による『林 祐里 展 -flow-』(2025年7月8日[火]~8月5日[火])を開催。漆の変わり塗り技法「竜文塗(りゅうもんぬり)」を用いた作品を中心に、流動的かつ偶発的な文様が生み出す唯一無二の世界観をご紹介します。
続く8月8日(金)からは、染色作家・北村 紗希氏による『ヨウカイカタゾメ展』(2025年8月8日[金]~9月15日[月])を開催。絵巻や草双紙に登場する妖怪たちを型染の技法で表現した、どこか愛らしくも楽しく、怪しげな雰囲気をまとった作品が並びます。
暑さの厳しい季節、冷たいドリンクとともに、涼やかなカフェ空間で地元作家のアートに触れてみてはいかがでしょうか。
・La RINA Cafe Wall Art ~ 真夏は幻想と遊び心の空間へ ~
■展示情報
(1)「林 祐里 展 -flow-」 2025年7月8日(火)~8月5日(火)
金沢美術工芸大学大学院に在籍する漆作家・林 祐里氏による作品を展示販売いたします。現在大学院1年生として、日々自身ならではの表現を模索しながら制作に取り組んでいる、まさに成長真っ只中の若手作家です。
漆と聞くと黒や赤の艶やかな表情を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、漆は顔料やその他の素材と混ぜ合わせることで、実に多彩な表情を見せてくれます。本展では、漆の変わり塗り技法のひとつである「竜文塗(りゅうもんぬり)」を用いた作品を中心にご紹介します。
「竜文塗」は、墨流しにも似た技法で、そこで生まれる文様は再現性が極めて低く、まさに一期一会の出会いです。漆という素材から生まれる流動的で変化に富む文様は、まるで作家自身の心象風景を映し出しているかのよう。本展では、“流動的でとどまることのない漆の姿に、自身の心を重ねる”というテーマのもとに制作された作品をご覧いただきます。
素材がもつ本質的な魅力と、若き作家の感性が交差する空間を、ぜひ会場でご体感ください。

▶作家プロフィール:漆作家・林 祐里(はやし ゆり)
<略歴>
2024年 金沢美術工芸大学 卒業
2024年 金沢美術工芸大学大学院 入学
<展覧会>
2022年
・「Lacquer Major」/金沢市民芸術村(石川)
・「oterart金澤2022」/天徳院(石川)
2023年
・「不在を想ふ」/ギャラリートネリコ(石川)
・「工芸とAI」/金沢美術工芸大学(石川)
2024年
・「金沢美術工芸大学 卒業制作展」/金沢21世紀美術館(石川)
・「林祐里展」/BONITA(石川)
・「心の景色」/Caffe & Gallery ミュゼ(石川)
(2)「北村 紗希 ヨウカイカタゾメ展」 2025年8月8日(金)~9月15日(月)
金沢市を拠点に制作活動を行う染色作家・北村 紗希氏による型染作品を展示販売いたします。古来より伝わる技法「型染」は、模様を切り抜いた型紙を用い、その上に防染糊を置いて、染料や顔料で染め上げる、日本の伝統的な染色技法です。
本展では、“妖怪”をテーマに、絵巻物や草双紙に描かれてきた妖怪たちをモチーフとした作品を中心に構成。繊細に彫り込まれた型紙を通して表現される妖怪たちは、細部まで丁寧に染め上げられ、独特の存在感を放っています。
可愛らしさや楽しさの中に、どこか少し怪しげな雰囲気を漂わせる“ヨウカイカタゾメ”の世界。伝統的な技法と自由な感性が交差する作品群を、ぜひ会場でご覧ください。
▶作家プロフィール:染色作家・北村 紗希(きたむら さき)
<略歴>
1984年 石川県生まれ
2003年 石川県立工業高等学校 工芸科卒業
2005年 金城大学短期大部 美術学科 染色・ファッションコース
2006年 同上 研究生修了
2009年 金沢卯辰山工芸工房 染工房 修了
現在金沢市内にて制作活動中
<賞歴>
2010年 第49回日本現代工芸美術展 入選(〜2019)
2011年 第50回日本現代工芸美術展 現代工芸新人賞
2014年 第53回日本現代工芸美術展 現代工芸賞
<その他>
・金沢クラフト広坂 てぬぐい展示販売 夏季限定(〜2021)
・石川県内や東京(銀座の金沢)などで個展開催
・石川近代文学館 2013年「めしませいしかわ」 ポスター原画制作
2016年「作家と酒と食 ほろ酔い文学展」ポスター原画制作
2020年「いしかわの文学と工芸」ポスター原画制作
・金沢手帖表紙・マンスリーを2014年〜現在まで毎年制作。
・創元推理文庫「文豪妖怪名作選」
「猫のまぼろし、猫のまどわし」 装画、カットイラスト担当
・「試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集」 装画担当


■ 会場・アクセス・注意事項(両展共通)
会場:La RINA Cafe Wall Art
所在地:石川県金沢市香林坊2-1-1 クラソ・プレイス香林坊 G階 せせらぎ通り側
時間:10:00~20:00
定休日:La RINA Instagram をご参照ください。
※お昼時等の混雑時はカフェ利用のお客様優先とさせていただく場合がございます。
※レストランのディナー営業時間帯(17:30~22:30)もご観覧いただけます。
■ 展示販売に関するお問い合わせ先
主催:縁煌株式会社
所在地:石川県金沢市東山1-13-10
電話番号:076-225-8241
■主催者:縁煌(enishira)について
縁煌(enishira)(※)は、石川県金沢市のひがし茶屋街にあるギャラリー&ショップを拠点に、伝統工芸と現代的なデザインを融合した作品の販売を行っています。
北陸三県(石川県、富山県、福井県)にゆかりのある工芸作家が手がけた、量産では味わえない手作りの温もりと洗練されたデザインの作品を取り扱っています。工芸作家や職人の手仕事による作品には、機械生産にはない独自の風合いや作家の想いが込められています。伝統的な技法を受け継ぎながらも、現代の暮らしに溶け込む新たな価値を生み出した作品との出会いを通じて、皆様の暮らしや心を豊かにすることを目指しています。
※「縁煌」という名には、人や物、機会、場所との縁を煌(きら)めかせたいという思いが込められています。
La RINA Cafe Wall Artでは、今後も月替わりで魅力的な工芸・美術作品を展示販売いたします。訪れるたびに新しい作品との出会いを楽しみに、ぜひ足をお運びください。

・【La RINA】地元食材を活かした贅沢なひととき。カフェ&レストランで楽しむ極上の時間
石川県金沢市香林坊の「クラソ・プレイス香林坊」G階に位置する【La RINA】は、レストランフロアとカフェフロアの2つの顔を持つ新しい食の拠点として、地域内外から注目を集めています。2024年12月にカフェフロアを先行オープンし、2025年1月にはレストランフロアもグランドオープン。地元食材を活かした料理やドリンクを提供し、多くのお客様にご好評をいただいております。
【La RINA】は、金沢の食文化を感じる料理とともに、訪れるたびに新しい魅力に出会える特別な空間です。地元の食材をふんだんに使用した本格イタリアンとともに、心ゆくまでお楽しみください。

■カフェフロアの魅力
カフェフロアでは、野々市市の名店「NiOR」(住所:石川県野々市市白山町392、店主:丹尾 淳二さん)の絶品サンドイッチをご提供しています。「NiOR」のサンドイッチは、厳選されたパンの種類や厚み、焼き方まで緻密に計算されており、旬の野菜や地元産の肉、魚、スパイスやハーブを活かした絶妙な味わいが特徴。惣菜パンの枠を超え、まさに“料理”として高く評価されています。
また、カフェのドリンクメニューも充実しています。金沢で人気の自家焙煎珈琲店「SUNNY BELL COFFEE」(住所:石川県金沢市笠市町5-8)をはじめ、3社のこだわりのコーヒー豆を使用した香り豊かなコーヒーやラテは、特にご好評いただいております。さらに、甘みと香ばしさが絶妙で後味が清々しい石川県産の「加賀和紅茶」、濃厚な抹茶や抹茶ラテなど、豊富なラインアップを取り揃えていますので、ぜひお試しください。
これらのドリンクは、伝統工芸の山中漆器を手がける「我戸幹男商店(がとみきおしょうてん)」(住所:石川県加賀市山中温泉上原町ヨ 58-1)の器でお出ししています。美しい木目が特徴の漆器は、味覚だけでなく視覚や触覚でも楽しんでいただける逸品です。

■レストランフロアの魅力
レストランフロアの料理コンセプトは、“北陸の魚介を主体としたイタリアン”。メニューの監修を手がけるのは、SNS総フォロワー230万人を誇る人気シェフのGeorge(ジョージ)氏です。料理長には、金沢市金石出身の松原海斗シェフを迎えます。松原シェフは、東京の有名イタリアンで8年間腕を磨いた実力派。地元・北陸の食材を知り尽くした松原シェフとGeorgeシェフの共演が生み出す、特別な一皿にご期待ください。
メニューには、能登鰤のカルパッチョや能登かきのオーブン焼きなど、地元食材を使用した魅力的な料理が並びます。パスタメニューでは、春菊と白子とボッタルガのリングイネや輪島産ズワイガニのトマトクリームソースなど、季節や食材を活かした一皿をお楽しみいただけます。
平日ランチは、スープ、サラダ、選べるパスタ、デザート、カフェがセットになったカジュアルなコースをご用意。休日ランチでは、さらにアミューズやメインが加わる充実した内容となっています。
ディナーでは、前菜、アミューズ、2種のパスタ、メインディッシュ、デザートまでを堪能できるコースやアラカルトをご提供いたします。

■店舗情報
店舗名:La RINA(ラ・リナ)
所在地:石川県金沢市香林坊2-1-1 クラソ・プレイス香林坊 G階
電話番号:076-222-0141
定休日:La RINA Instagram をご参照ください。
駐車場:なし
La RINA 公式HP
La RINA Instagram
■営業情報
カフェフロア
営業時間:10:00〜18:00(L.O:17:30)
席数:20席
提供形態:イートイン・テイクアウト
レストランフロア
LUNCH :11:30~14:30(L.O 13:30)
DINNER:17:30~22:30(L.O 20:30)
DRINK :17:30~22:30(L.O 22:00)
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・株式会社リナシェンテの事業展開について
株式会社リナシェンテは、「金沢まいもん寿司」を運営する株式会社エムアンドケイのグループ会社として、地域に根ざしたまちづくり事業を展開しています。公共施設の管理・運営やイベントプロデュースを通じて、地域社会の発展に寄与しています。理念に掲げる「ウェルビーイング経営」を基に、地域の歴史と文化を重視した観光拠点の開発にも取り組んでいます。
運営施設には、石川県能美市の「ウェルネスハウスSARAI」、福岡県嘉麻市の「カホアルペ」、石川県加賀市の「加賀依緑園」、石川県金沢市の「La RINA」、石川県小松市の「YADO SEN-仙-KOMATSU」(※)があり、これらの施設を通じて地域文化の発信や、訪れる人々に多様な体験機会を提供しています。
また、物販・EC事業では、ECショップ「NOIE.」を運営し、地域特産品を活用した商品企画・開発・販売や、ふるさと納税商品を展開し、地域経済の活性化を図っています。私たちは、地域活性化や文化振興に貢献し、地域社会と共に成長することを目指しています。
※「YADO SEN-仙-KOMATSU」は、当社をはじめ、株式会社 浦建築研究所(本社:石川県金沢市本多町3-11-1、代表取締役:浦 淳)、松浦建設株式会社(本社:石川県能美市湯谷町ニ48-1、代表取締役:松浦 弥)の3社が連携し、小松市より「行政財産使用許可」を受けて行っております。

株式会社リナシェンテ
代表者名:東海林 寿典
本社所在地:石川県金沢市八日市3-604
業種:まちづくり事業、物販・EC事業
設立:2015年10月
URL:https://www.rina-m.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
ASMEDIA株式会社
担当:長坂紅翠香
電話番号:050-3204-0372
Eメール:info@asmedia-japan.com