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京都市上京区に『京町家ラボ』、7月12日オープン。“古民家の不便の解消”ד現代のデザイン性”を融合した町家が「新たな価値を創る」リノベーションの新拠点に

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株式会社 湖都コーポレーション

 北野天満宮から徒歩7分。減少する京町家を「壊さずに活かす」をテーマとし、かつての町家のように「住宅と店舗」の活用法を体験できる空間が誕生。7月12~14日の3日間、オープニング内覧会を開催します。

京町家ラボ 外観イメージ

 7月12日、京都市上京区に町家をフルリノベーションした「京町家ラボ」が開業します。

 この「京町家ラボ」を手がけるのは、滋賀県を拠点に注文住宅・リノベーション事業を展開する株式会社湖都コーポレーション。ただ建物を「直す」のではなく、古き良きものに現代的価値を与え、未来へとつなぐ——。そんな想いをかたちにした場所が、いよいよお披露目されます。
 3日間にわたるオープニングイベントを通じて、町家の新たな可能性を発信してまいります。

【京町家ラボ 】オープニング内覧会詳細:https://www.koto-cp.com/event/4478/

全体パース
目次

1. 京町家ラボとは?

 「ただの再生ではなく、新たな価値の創造」

この『京町家ラボ』は、減少する京町家を新しいビジネスや人々の暮らしの創造のために新設され、地元に根付く職人や行政に力を借りながら、イノベーションを起こすべく邁進しています。歴史的価値、文化的価値の高い町家ですが、再生には様々な問題があり、年々その数は減少しています。人口減少の著しい日本で今後どのように町家を残し、共存していけるのか。建築の力を用いて解決する役割を担います。

2. 京都の町家が抱える、現代の課題

土間・キッチン
玄関外観

 京都にある「町家」は、その土地に根ざした文化や生活様式を体現する貴重な建築です。
しかし現在、老朽化や空き家問題、改修コストの高さといった理由から、町家の数は減少の一途をたどっています。京都市の調査では、過去10年でおよそ13%の町家が失われたとされています。

 上の写真は「京町家ラボ」の解体前の写真ですが、保存状態は綺麗な部類に入ります。建てられた時代によっても全く異なる仕上がりの町家は、解体してみて初めてわかる「びっくり箱」のようなもの。この再生には多くの時間、お金、人材、知識が必要となります。また、京都という土地柄、更地にしてしまった方が手間が少なく、手っ取り早く買い手がつくでしょう。

 そんな現状の中で、「壊さずに活かす」という選択肢を広げるお手伝いをすることが私たちの使命です。積み重ねた先人達の想いや技術は壊してしまうと二度と同じものを造ることはできません。文化財として保存するのではなく、暮らしの場・経済の中で町家を息づかせていくことは、京町家を未来へ残す一端を担うでしょう。

3. 鮮やかな色彩と曲線を使った機能性と美しさの両立

 京町家ラボは、コンセプトである「新たな価値の創造」に基づき、ただの町家再生ではなく、現代の機能性と美しいデザイン性を両立させた空間として生まれ変わりました。

 たとえば、サウナ付きの浴室や、使いやすさを考えたキッチンスペースなど、水まわりには心身のリフレッシュや日々の快適さを支える工夫が随所に取り入れられています。また、内装の色使いには、日本の伝統色である深緋(こきひ)や金色をアクセントに使用。町家の風情を残しつつ、他にはないモダンな印象に仕上げました。

 さらに、かつて多くの町家が住居と店舗を兼ねていた歴史をふまえ、この建物も住宅と店舗、両方の用途に対応できるデザインを目指しています。

バスルーム パース
寝室 パース

4. 町家の再生を”体感”できる場所

 この『京町家ラボ』の大きな特徴は、伝統的な意匠や構造を残しながら、現代の住宅性能である断熱性や耐震性をしっかり確保している点です。通り庭や奥庭といった町家独自の空間を活かしながら、キッチンやバスルームなどの水まわりも現代的に整備しています。「古い=不便」というイメージを払拭し、町家での新しい暮らしの楽しさと可能性を実感できる場所です。その土地の風土や暮らしに根ざした京町家には、使いこなせばまだまだ多くの可能性があるのです。

玄関からの光
火袋の窓

” 京町家の力を、次の100年へ—– “

 京町家は単なる「古い建物」ではありません。風や光を活かした設計、自然との共生、家族や地域とのつながり——日本人が大切にしてきた豊かな暮らしの知恵が詰まっています。

 町家は本来、豊かな価値を持つ建物ですが、十分に評価されないまま取り壊されていく現実もあります。私たちは、「町家って素敵だな」「こんな空間で暮らしてみたい」と感じていただくきっかけを届けたいと考えています。そのため、ただ施工事例を展示するだけでなく、職人さんや飲食業界、クリエイターの方々と連携し、さまざまな体験イベントも開催していく予定です。
 多くの人が実際に見て、触れて、感じることで、新しい「気づき」や価値観と出会える。そんな交流と発見の場になることを目指しています。

5. 海外からも注目。「暮らす観光」への対応

京都を訪れる外国人観光客の関心は、近年大きく変化しています。単なる「観光」ではなく、地域の日常に溶け込むような“暮らすような滞在”を求める動きが広がっており、町家はその理想的な舞台となっています。町家は、日本の伝統建築や暮らし方を五感で体験できる、いわば“文化の住空間”。宿泊体験をきっかけに、町家リノベーションに興味を持つ海外の方も増えており、事業者の中には「問い合わせの半数近くが海外から」という声も聞かれます。実際に、京都でセカンドハウス・サードハウスとして町家を購入する外国人も年々増加しています。
 こうした背景をふまえ、私たちは町家を単なる建物としてではなく、日本と世界をつなぐ「文化のインフラ」として再定義し、未来へ受け継いでいきたいと考えています。

増加する訪日観光客

 町家に興味がある方、リノベーションを検討している方、ものづくりが好きな方——どうぞお気軽にお立ち寄りください。この場所が、暮らしと文化、まちと人の未来をつなぐ入口となりますように。

6. オープニング内覧会の概要

湖都コーポレーション 京町家ラボ オープニングイベント

築75年以上の町家をフルリノベーション!

改装前・改装中の資料も展示し、実際に完成した町家をご覧いただきながらビフォー・アフターを体験していただけます!

◯ 日時:2025年7月12日(土)- 14(月)

    10:00-17:00

◯ 場所:〒602-8374 京都府京都市上京区一条通御前通西入西町126

    北野天満宮より徒歩7分

    北野白梅町駅より徒歩8分

    バス停「大将軍川端町」より5分

◯ 来場特典:ご予約のお客様に、オリジナルタンブラーをプレゼント!

→ イベント情報や営業日などWebサイトおよびSNSにて随時発信予定!

※駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングをご利用いただくか、公共交通機関にてお越しくださいませ。

湖都コーポレーションの注文住宅

【公式ウェブサイト】koto-corp.com

【完全自由設計】注文住宅 @koto_corp

【半規格型住宅】暮らしと庭設計室 @kurashitoniwa_ominambu

 湖都コーポレーションは、滋賀県で約20年にわたり注文住宅をメインに手がけてきた建築会社です。
 オンラインで住まいづくりの情報が簡単に得られる以前から、輸入住宅やデザイン性の高い住宅に取り組み、地域の中でも一歩先を行く提案を続けてきました。これまでに約500棟を完工してきた実績と技術を活かし、現在はリノベーション分野にも本格的に注力。さらに新築の新ブランドも立ち上げるなど、お客様の多様な住まいのニーズに幅広く応えられる体制を整えています。見学会も随時開催中!

担当者コメント

湖都コーポレーション 本社

[株式会社湖都コーポレーション マーケティング課/伊藤]

「京都にはすでに多くのリノベーション事業や町家改修を手掛がける会社様がいらっしゃいます。その中で私たちも、京都の文化と未来の暮らしづくりに貢献していきたいと考えています。」

株式会社湖都コーポレーション

株式会社湖都コーポレーション

京町家ラボ 
広報担当:伊藤 久美子
電話番号:077-596-3510(受付時間 9:00~18:00)
メールアドレス:info@koto-cp.com
問い合わせフォーム:https://www.koto-cp.com/contact/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月2日 10時00分)

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