公益社団法人日本観光振興協会

公益社団法人日本観光振興協会(東京都港区 会長 菰田 正信(三井不動産(株)代表取締役会長))は、地域のデータ根拠による戦略、デジタル化、DX人材の育成支援を目的に、「地方創生データサイエンティスト検定制度(観光DX検定)」を創設する予定です。
地域においては、データ根拠に基づく地域の観光戦略策定(EBPM)が進み、戦略を具現化するデータ分析力が重要視されている中、観光デジタル人材不足解消が喫緊の課題となっています。「観光DX検定」はデータに基づく地域の観光戦略立案・実行ができる人材を育成・認定する制度であり、本検定の取得を通して、観光業界で活躍するための実践的なスキルを身に付けることができます。観光産業に従事している皆様、観光産業への就職を目指す学生の皆様など、これからの観光を支えていく多くの皆様に、本検定制度をご活用いただきたいと考えております。検定の実施に先駆け、今般、8月1日より、eラーニング講座等の申込受付を開始します。
詳細につきましては、下記及び特設サイトをご参照ください。
特設サイトURL:https://kankou-exam.nihon-kankou-dx.info/
1.背景・目的
DX化があらゆる場面で求められている一方で、観光業界においては、データへの苦手意識を持つ人が依然として多く、データを適切に扱うことのできる人材確保及び育成が急務となっています。日本観光振興協会では、このような状況を鑑み、「地方創生データサイエンティスト検定制度(以下「観光DX検定」という。)」を提案し、地域のデータ根拠による戦略、デジタル化、DX人材の育成を支援します。
2.観光DX検定とは
観光DX検定は、データに基づく地域の観光戦略立案・実行ができる人材を育成・認定する制度です。内閣府が運営する「e-Stat」や「地域経済分析システム(RESAS)」などの分析ツールを基盤とし、検定に向けた学習を通して、地域での観光戦略策定に求められるデータ分析力を身に付けることができます。

3.目指す姿・初級試験内容
観光DX検定は、「初級」「中級」「上級」の3つのレベルで構成されており、それぞれの段階における目指す姿(習熟レベル)は下記のとおりです。
令和7年度は「初級」の検定試験を実施する予定です。「中級」「上級」の実施については令和8年度以降を予定しております。

4.対象
地域:自治体、観光協会、DMO、商工会議所、観光関連サービス事業者 等
学生:高等学校、専門学校、専門職大学、大学
5.料金(初級について)

6.スケジュール

7.学習リソース(eラーニング・テキスト)・検定お申込み
学習リソース(eラーニング・テキスト)のご利用申込みや検定の受験申込み(9月頃予定)について、詳細は特設サイトをご確認ください。
8.お問い合わせ先
公益社団法人日本観光振興協会 検定・認証担当
e-mail:jinzai@nihon-kankou.or.jp
★特設サイトからもお問い合わせ、ご相談を受け付けております。
「よくある質問」も掲載しておりますので、ぜひご確認ください。