八芳園
オーストリア・リンツ市と姉妹都市提携を結ぶ那須塩原市と、那須拓陽高校 食物文化科の双方と「パートナーシップ協定」を結ぶ八芳園が“食”を通じて交流をサポート
総合プロデュース企業 株式会社八芳園(代表取締役社長:井上義則、東京都港区、以下「八芳園」)は、パートナーシップ協定を締結する栃木県那須塩原市(以下「那須塩原市」)、及び栃木県立那須拓陽高等学校 食物文化科(以下「那須拓陽高校 食物文化科」)と連携し、オーストリア・リンツ市の伝統菓子「リンツァーアウゲン」のアレンジレシピを共同開発いたしました。
この度、共同開発したレシピをもとに「リンツァーアウゲン」を商品化し、2025年7月27日(日)・28日(月)の2日間限定で、大阪・関西万博オーストリアパビリオン内レストラン「Flavors of Austria」にて数量限定販売をいたします。その販売に先駆け、本商品の製造を手がける那須塩原市の菓子工房「ねむの樹」にて、7月19日(土)より先行販売も開始いたします。
2016年6月より姉妹都市提携を結んでいる那須塩原市とリンツ市は、東京2020大会ではホストタウン活動を通じて交流を深めました。その中で当社は、同市にて積極的にオーストリアとのホストタウン活動に取り組む那須拓陽高校 食物文化科と連携し、主に“食”の面から国際的な食文化体験の機会を創出してまいりました。大会終了後も那須塩原市・那須拓陽高校 食物文化科の双方とパートナーシップ協定を締結するなど、継続的な交流を続けていく中で、今回の取り組みが実現いたしました。

■東京2020大会ホストタウン事業以降も続く新たな取り組み ― 地元素材を取り入れたリンツ市伝統のクッキーを開発
八芳園は、東京2020大会を契機に設置されたホストタウンアピール実行委員会の主幹企業を務め、各自治体と相手国の食材や食文化を取り入れた料理の開発などを通じ、食の面から各自治体と各国のつながりを支援してきました。
全国各地のホストタウン活動を支援していく中で、オーストリアをホストタウン相手国とする栃木県那須塩原市と出会いました。そこで八芳園は、同市にて積極的にオーストリアとのホストタウン活動に取り組む那須拓陽高校 食物文化科の皆様の想いと活動に触れ、生徒の皆さんと連携しながら歓迎会でのメニュー開発・提供などを行い、ホストタウン活動をサポート。大会終了後もホストタウン事業のレガシーを未来へとつないでいくため、那須塩原市・那須拓陽高校 食物文化科の双方とパートナーシップ協定を締結し、「ホストタウンフェスティバル」をはじめとする様々な機会において、国際的な食文化体験の機会を創出してまいりました。
その取り組みのひとつとして、八芳園シェフと那須拓陽高校 食物文化科の生徒が、栃木県産のいちごをジャムに使用し、オーストリア・リンツ市の伝統菓子「リンツァーアウゲン」のアレンジレシピを共同開発。
そしてこの度、2025年7月27日(日)・28日(月)の2日間限定で、このレシピをもとに商品化した「リンツァーアウゲン」を、大阪・関西万博のオーストリアパビリオン内のレストランで販売することが決定いたしました。
商品化にあたり、那須塩原市で地元住民から愛される菓子工房「ねむの樹」が製造・販売を手掛けます。
さらに、本商品を地元の皆様にもお楽しみいただけるよう、大阪・関西万博での販売に先駆けて、菓子工房「ねむの樹」での先行販売を2025年7月19日(土)より販売を開始します。両市の繋がりがこの先もさらに続いていく、地域と高校生の想いが結実した「リンツァーアウゲン」の味わいをお楽しみください。
■那須拓陽高校×八芳園シェフ共同開発の「リンツァーアウゲン」
リンツァーアウゲンは、オーストリアのリンツ市で古くから親しまれてきた伝統的な焼き菓子です。バタークッキーの上にジャムを塗り、その上から丸く抜いたクッキー生地を重ねることで、「瞳(アウゲン)」のような愛らしい見た目になるのが特徴です。
八芳園シェフと那須拓陽高校 食物文化科の生徒が共同で開発したレシピでは、栃木県産のいちごをジャムに取り入れ、生地の厚みや焼き時間などを意識することで、食感と風味を最大限に引き出した味わいに仕上げたリンツァーアウゲンを作り上げました。

赤と白のオーストリア国旗をイメージし、いちごジャムとみるくジャムを挟み、サクサクとした食感と共に、濃厚で風味豊かな味わいをお楽しみいただけます。食べ飽きることなく、毎日でも楽しめるクッキーです。
この度の大阪・関西万博オーストリアパビリオンでの販売においては、その中から「いちごジャムサンドリンツァーアウゲン」を販売いたします。さらに、本場のリンツァーアウゲンに合わせて3つの穴をあけた形とするなど開発したレシピをもとに商品の改良をしてお届けいたします。
【販売概要】
〈大阪・関西万博 オーストリアパビリオン内での販売〉
・期間:2025年7月27日(日)・28日(月)
※7月27日(日)は16:00より販売いたします ※数量限定のため、売り切れ次第終了となります
・場所:大阪・関西万博 オーストリアパビリオン内レストラン ”Flavors of Austria”
・価格:〈いちごジャムサンドリンツァーアウゲンとコーヒーのセット〉1,400円(税込)
〈那須塩原市での販売〉
・期間:2025年7月19日(土)~
・場所:菓子工房ねむの樹 本店(325-0026 栃木県那須塩原市上厚崎342番地5)
・価格:〈いちごジャムサンドリンツァーアウゲン、みるくジャムサンドリンツァーアウゲンのセット〉 400円(税込)
※「みるくジャムサンドリンツァーアウゲン」は、菓子工房ねむの樹本店のみでの販売となり、大阪・関西万博での販売はございません。
■八芳園×那須塩原市・那須拓陽高校のこれまでの取り組み
八芳園と那須塩原市・那須拓陽高校は東京2020大会ホストタウン事業を契機に、連携・協力を強化。2022年1月に那須塩原市と、同年3月に那須拓陽高校 食物文化科とパートナーシップ協定を締結し、これまで地域の魅力アップやブランド力のさらなる向上、人材育成などを進めてまいりました。今後もこのつながりをより強固なものとし、取り組みを広げてまいります。
▶︎協定締結時のリリース(那須塩原市):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000019559.html
▶︎協定締結時のリリース(那須拓陽高校):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000019559.html
【那須塩原市とのこれまでの主な取り組み】


【那須拓陽高校とのこれまでの主な取り組み】

【総合プロデュース企業 八芳園について】
東京・白金台にて、江戸時代より続く広大な日本庭園を有し、婚礼・宴会事業やMICE事業の推進、地域プロモーションなど多角的な事業を展開する総合プロデュース企業です。パーパス「日本を、美しく。」の実現へ向け、歴史や文化を守りながら日本の魅力を世界へと発信し、白金の地にとどまらない「交流文化創造」に取り組んでいます。
[⼋芳園]https://www.happo-en.com/
[⼋芳園のプレスリリース⼀覧]https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/19559