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若者の政治参画を目指し出前授業を展開

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公益社団法人日本青年会議所

「主権者意識向上カリキュラム」を半年間で全国11都道府県19校3300人に実施

6月5日(木)、宮城県立仙台第二高等学校(宮崎県)にて

 公益社団法人日本青年会議所(所在地:東京都千代⽥区麹町2丁⽬12-1 VORT半蔵⾨7F、会頭:外口真大、以下「日本JC」)では、若い世代の政治参画意識の向上を目的とした特別出前授業「主権者意識向上カリキュラム」を全国の高校で開催しています。

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから今年で10年。間もなく投票日を迎える参議院議員選挙をはじめ、今年は全国で多くの選挙が予定されていますが、総務省の発表(※1)によると、前回・2022年の参議院議員選挙の若者の投票票率は、18、19歳が35.42%、20歳代は33.99%、2024年の衆議院議員選挙では18、19歳が39.43%、20~24歳代が34.62%と、低い水準にとどまっています。

※1…総務省「総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について」より

 日本JCでは、投票率の低迷要因のひとつとされる「政治への無関心」を解消し、若年層の政治参画意識を高めるため、2024年より全国の高校で「主権者意識向上カリキュラム」を展開してまいりました。本年上半期には多くの教育機関・団体と連携し、全国11都道府県19校で実施、約3,300名の高校生が参加するなど、着実に成果を上げています。また、7月9日(水)に開催した佐伯豊南高校(大分県)では、新しい取り組みとして、授業終了後に佐伯市の選挙管理委員会が“出張期日前投票所”を校内に設置し、生徒と教職員の希望者が参院選の期日前投票を行える取組を実施しました。
現在も多数のお問い合わせをいただいており、さらに5校での開催を予定しております。

週末には参議院選挙を控えており、全国の高校生が政治への関心を深める貴重な機会です。本プログラムの取り組みと成果をぜひ貴媒体でご紹介いただき、多くの方に主権者教育の重要性を広くお伝えいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

目次

「主権者意識向上カリキュラム」概要

本カリキュラムは第1部と第2部の2部制です。

第1部では、“学校の制服をどうするか”をテーマにしたアニメを見て、異なる立場のキャラクターが意見をぶつけ合う様子を体験します。そのあとグループで話し合いをして、キャラクターそれぞれのいいところや気になる点を挙げ、「推し」のキャラクターに投票。投票を通じて、自分の意見が社会に反映される感覚を味わいながら、多様な考え方や少数意見への配慮、対話の大切さを通じて民主主義について学んでいただく内容となってます。

第2部では、あふれる情報の中でどう向き合うかを学びます。真偽が入り混じる現代で、情報を鵜呑みにせず、複数の視点でバランスよく集め考える習慣を身につけるのが狙いです。将来、投票など大事な判断をする際に自信を持って選択できるよう、その基礎を学ぶ内容となってます。

各地での「主権者意識向上カリキュラム」の様子

上映したアニメをもとにグループディスカッションを行い、各キャラクターの共感できる部分や、どのキャラクターに投票するかを話し合いました。(5月24日(土))
高校生以外の若者にも政治や社会問題に触れる機会を増やすため、授業は大学生(写真左)にも担ってもらっています。(6月24日(火)飯塚高等学校)
「学校の制服制度」をテーマに、意見の異なるキャラクターが議論するアニメを上映。(7月11日(金)佐伯鶴城高校学校)

参加した高校生からは

「アニメやディスカッション、クイズがある授業で本当に楽しかったです」

「多様な⼈の意⾒を汲み取ることの難しさを知ることが出来て⾯⽩かった」

「選挙では多数決原理が使われているが、選挙で通らなかった意⾒でもしっかりと政治に反映するべきだと思った」

「今回は制服の事例だったが、選挙では自分たちの生活や国に関わることなので、慎重に投票したいと思いました」

「投票をする国民が、一番責任があると思った」

「一つの意見を鵜呑みにせずに、さまざまなところから情報を得ることが大切だと思った」

「自分に都合の良い情報だけでなく、否定的な意見もしっかりと見るようにしようと思った」

「投票する際には、自分だけに良いことだけを考えるだけではなく、多角的な面から物事を考えようと思いました」

といったさまざまな声が聞かれました。

「主権者意識向上カリキュラム」実施校※2025年度実績

■3月19日(水) 佐久長聖高等学校(長野県)

■4月14日(月)、15日(火) 地球環境高等学校(長野県)

■4月24日(木) 宮崎日本大学高等学校(宮崎県)

■4月28日(月) 千葉市立千葉高等学校(千葉県)

■5月9日(金) 八代百合学園高等学校(熊本県)

■5月24日(土) 大阪府内の複数高校合同開催(大阪府内)

■5月28日(水) 広島県瀬戸内高等学校(広島県)

■6月3日(火)、17日(火) 宮崎県立宮崎海洋高等学校(宮崎県)

■6月5日(木) 宮城県仙台第二高等学校(宮城県)

■6月10日(火)、12日(木) 宮崎学園高等学校(宮崎県)

■6月12日(木) 熊本県立水俣高等学校(熊本県)

■6月17日(火) 名古屋国際高等学校(愛知県)

■6月20日(金) 兵庫県立宝塚高等学校(兵庫県)

■6月24日(火) 嶋田学園 飯塚高等学校(福岡県)

■6月30日(月)、7月3日(木) 宮崎県立宮崎農業高等学校(宮崎県)

■7月8日(火)~11日(金) 宮崎県立宮崎商業高等学校(宮崎県)

■7月9日(水) 大分県立佐伯豊南高等学校(大分県)

■7月11日(金) 大分県立佐伯鶴城高等学校(大分県)

■7月14日(月) 近畿大学附属広島高等学校 東広島校(広島県)

今後の実施予定都道府県

和歌山県、大阪府、茨城県、東京都、広島県

お問い合わせ

「主権者意識向上カリキュラム」の詳細や実施のご希望など、お気軽にお問い合わせください。

公益社団法人日本青年会議所 2025年度 国家グループ 主権者意識向上委員会

E-mail:seisakukousien03@gmail.com(委員長 金本 純一 / 副委員長 神田 元気)

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年7月18日 17時00分)

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