株式会社RECCOO
Z世代は、世間のイメージほどシーシャに興味を示していないことが明らかに。実際、Z世代の約9割が「シーシャを利用したことがない」と回答した。また喫煙そのもに対しても否定的な印象が多い可能性が伺える。
株式会社RECCOO(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:出⾕ 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「シーシャ」に関する調査レポートを発表します。今回の調査では大学生はシーシャをどのくらいの頻度で利用し、シーシャに対してどのような印象を持っているのかについて調査しました。なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。
※今回の調査は成人学生のみを対象に行っています。
■Z世代の9割近くが「シーシャに行ったことがない」と回答

まず最初に「あなたはどのくらいの頻度でシーシャに行きますか」という質問を投げかけました。
するとなんと驚くことに86%ものZ世代が「1度も利用をしたことがない」と回答しました。
「Z世代に人気のスポット」というイメージの強いシーシャであるが意外にも利用者層はかなりの少数派であることが判明しました。
■Z世代の「シーシャ」に対する印象とは?

続いて「あなたのシーシャに対する印象を教えてください」という質問に対して、Z世代の31%が「おしゃれスポット,映えスポット」という回答を、23%が「体に悪い」という印象を抱いていることが判明しました。しかし、上記の表にあるように一番多くの票を獲得した意見はシーシャに「そもそも興味がない」というものでした。興味がないから特段思うこともない、といったところでしょうか。
Z世代の中でシーシャの人気があまり高くないことが伺えてくるように思えます。
■シーシャに魅力は感じられないと考える層が6割を超える

3つ目の質問として「シーシャのどういった部分に魅力を感じるか」といった旨の質問を投げかけました。結果としてはなんと65%もの若者が「魅力を感じない」と考えていることが分かりました。
1つ目、2つ目の質問に続き、「そもそもシーシャに行かない、興味がない」層が多数派であることがはっきりしてきました。
■Z世代の85%が健康リスクがあるならシーシャを吸いたくないと回答

学生たちにシーシャを吸うことによる一酸化炭素中毒等の健康被害のリスクを提示したうえで「それでもシーシャを利用したいか」という質問を投げかけたところ、85%もの若者が「利用したくない」という回答をしました。
一方で15%は依然として「利用したい」という考えを持っており、シーシャそのものに魅力を感じる層も一定数いることが伺える結果となりました。
■Z世代の74%が喫煙に抵抗感を示す

最後に「煙草を吸うことに抵抗感を感じるか」という設問を設けました。
すると、Z世代の74%から「抵抗感を感じる」という回答を得ることが出来ました。
前問においてシーシャを利用したくないと感じていた層が85%であったのに対し、健康リスクが明らかな喫煙に抵抗感を示す若者の割合が同等程度の数値であることが判明しました。
以上のように「Z世代に人気のおしゃれスポット」「映えスポット」という印象の強いシーシャですが、実際はZ世代の興味のあるコンテンツではないのかもしれません。
■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。

いかがでしたでしょうか?実際に⼤学⽣のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年6月24日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:現役大学生
・有効回答数(サンプル数):277人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
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