まちと人と
2023年のスタートから毎回好評のプログラムが今年も始まります!高校生・大学生が、地元の「福祉」「防災」「食」など様々な世界で地域の大人たちとのふれあいを通して、将来の選択肢を広げるプログラムです。



一般財団法人まちと人と(所在地:宮城県石巻市/代表理事:斉藤誠太郎)は、高校生・大学生が石巻地域で様々なボランティア体験を通じて、自分の興味関心を発見し、将来の可能性を広げるプログラム『まきボラ』を開催いたします。
『まきボラ』開催の背景
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市周辺では、水産業や農業などの一次産業の他、工業や観光、医療福祉など、様々な産業で復興に向けて歩んできました。
その一方、人口減少が進み、特に高校生や大学生の多くは地域の魅力を知ることなく、卒業後、地域外へ進学・就職する割合がとても多い現状です。
『まきボラ』は、そんな若者にこの地域で様々な取り組みを行う大人との出会いを通じて、このまちの魅力に気づき、自分の興味関心を広げたり、見つけてほしい、そんな思いでスタートしました。
夏休み、春休みの長期休み期間が主な開催時期ですが、普段の土日などに地域で行われるイベントにも積極的に参加しています。


この夏休みも17の事業所が若者の受け入れにご協力いただくことになっております。
高校生・大学生の夏のチャレンジを、地域の皆さまと一緒にサポートしていきます。
『まきボラ』2025夏 開催概要

[場所] 石巻地域の各事業所 |
[日程] 2025年8月6日(水)~11日(月祝)、17日(日)~19日(火) |
[実績] ■2023年以降、計4回実施 ■参加者数:のべ227名 ■事業所数:のべ38社 |
※場所・日程の詳細や過去の開催の様子は下記WEBサイトをご参照ください |
『まきボラ』の流れ、活動内容の一例
高校生・大学生は2~3名ほどのチームで各事業所に出向いてボランティア体験に参加します。
活動前にはみんなで集まり、『まきボラ』に参加する心構えや安全に活動を行うための事前研修を行います。
活動当日はスタッフやまちと人とのインターン生が各チームをフォロー。終了後はチームメンバーやインターン生と一緒に振り返りをし、活動レポートとしてまとめます。授業外の地域活動実績としても活用できるので、就職や進学の際にも役立ちます。
<ボランティア活動の一例>

公益社団法人3.11メモリアルネットワーク
震災以降のある地域を来場者と一緒に歩き、ボランティアガイド体験を行います。震災を経験していない次の世代へ、震災伝承のバトンを渡すきっかけづくりとなります。

こんじん
石巻専修大学のメンバーと一緒に、地域に生息する外来種や未利用魚を捕獲して、調理し食べるところまで実践します。外来種による環境問題や命の尊さを学びます。

一般社団法人Reborn-Art Festival
石巻を主な舞台とした、「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭、Reborn-Art Festivalを象徴する作品“White Deer(Oshika)”のメンテナンス、周辺の環境整備を行います。全国から訪れる方に快適に鑑賞いただくための事務局の裏側を体験できます。



