シャープ
セルラー通信が困難な場所における高速大容量通信を実現する 開発中のLEO衛星通信ユーザー端末(※1)を展示
シャープは、東京ビッグサイト(東京都江東区)で本年7月30日(水)から8月1日(金)まで開催される「第2回 SPEXA(スペクサ) -国際 宇宙ビジネス展-」に出展します。スマートフォンの開発で培った小型・軽量化技術や通信技術を活用して開発を進めるLEO衛星通信ユーザー端末のほか、運用を支援するアプリケーションや実証実験の取り組みなどを紹介します。

■ 主な出展内容
・LEO衛星通信ユーザー端末【参考出展】
本機を展示するほか、活用シーンも紹介します。海上や山地などのセルラー通信が困難な場所において、リアルタイムでのデータ通信や位置情報の送信、遠隔操作などを実現。災害時などにおける、企業のBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)用途としても提案します。さらに、次世代の現場ソリューションに向けた取り組みとして、ドローンへの搭載も可能な超小型サイズのコンセプトモデルも参考出展します。
・運用支援アプリケーション【参考出展】
LEO衛星通信ユーザー端末の円滑な運用や管理を支援する、専用アプリケーションです。端末の状態や周辺の障害物の有無、衛星の位置などをモニタリングできるほか、障害が発生した際は対処方法を表示するので、メンテナンス作業も効率的に実施できます。
・実証実験
LEO衛星通信ユーザー端末の小型・軽量な特長を活かし、船舶や自動車に搭載して実施した実証実験の内容を紹介。実用性や課題の検証を通して、さまざまな状況下における安定的な通信の実現に向けて開発を加速しています。
※1 LEO衛星通信アンテナやモデム機能などを統合した端末です。LEO:Low Earth Orbit(低軌道)の略。
■ 出展場所:東京ビッグサイト 南展示館棟 衛星データ・宇宙空間活用エリア S6-34
■ LEO衛星通信ユーザー端末画像

本開発は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)からの助成を受けています。(JPJ012368G50501)
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【ニュースリリース全文】
https://corporate.jp.sharp/news/250723-a.html
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