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Hacobu、物流DXシステムインテグレーション事業を始動

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Hacobu

~SaaSと基幹システムをつなぎ「物流DXの壁」を打破~

データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobuは、物流DXに特化したシステムインテグレーション事業「Hacobu Solution Studio(ハコブ・ソリューションスタジオ)」を開始しました。

SaaS型のクラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」に加え、システム構築・連携領域へも支援の幅を広げることで、企業の物流DX推進をより包括的にサポートします。

標準化・オープン化が進む物流システムの潮流を踏まえ、既存の基幹システムにある商流情報との接続を視野に入れた、柔軟かつ持続可能なシステム連携を実現するのが本サービスの特徴です。

「Hacobu Solution Studio」詳細はこちら

https://hacobu.jp/form/document-sd-hacobu-solution-studio/

目次

「Hacobu Solution Studio」始動の背景

今後の物流システムには、共同輸配送など、企業の枠を超えた効率化ニーズへの対応が求められます。そのためには、標準化・オープン化された仕組み、すなわちSaaS型(MOVO等のSaaS:Software as a Serviceが該当)のソリューションを活用することが重要です。 また、物流システムを、お金の管理を担う基幹系システムから切り離して設計することで、将来的な法改正や業務要件の変化にも柔軟に対応できる拡張性を確保できます。

一方で、個社固有の基幹システムとオープンな物流ITシステムを連携し、商流情報と物流情報を統合することで、物流現場のオペレーション効率化を図ることも求められています。

「Hacobu Solution Studio」は、そうしたニーズに応えるとともに、「Fit to Standard」を基本とするSaaS製品をご活用いただく中で、個社の強みや業務知見を標準機能にアドオンするほか、業界特有の要件に応じた個別カスタマイズにも対応するシステムインテグレーションサービスです。

Hacobu Solution Studioの3つの特徴

1. SaaSと基幹を“つなぐ”、ワンストップの設計力

Hacobuは、クラウド物流ソリューション「MOVO」、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」、そして今回のシステムインテグレーション「Hacobu Solution Studio」をワンストップで提供する体制を構築しています。これにより、多くの企業が抱える「導入したSaaS製品と既存の基幹システムがつながらない」といった課題に対し、システム面とコンサルティングの両面から解決策を提供することが可能です。

2. SaaSメーカーとしての実装知と、現場解像度の高さ

Hacobuは、MOVOを自社開発・運用するSaaSメーカーとして、物流現場の実態に即した機能設計・改善に継続的に取り組んでいます。こうした知見に、物流に精通した専門人材の設計・開発力を掛け合わせることで、一般的なSIerとは一線を画す、現場に根ざしたシステム構築と提案が可能です。

3. スピードと柔軟性を両立した最速実装

AI技術の活用により、従来と比べて圧倒的にスピーディーな開発サイクルを実現しています。さらに、企業ごとの業務要件や運用実態に応じた柔軟なカスタマイズ対応が可能で、最短距離での物流システム構築を支援します。

MOVOと外部システムの連携開発事例

花王・豊橋工場の次世代自動化倉庫で「場内トラック管理のスマート化」を実現

物流DXシステムインテグレーション事例として、花王株式会社の豊橋工場における次世代自動化倉庫へのMOVO Berth導入プロジェクトが挙げられます。

花王株式会社は、サステナブルなサプライチェーン構築を目指し、完全自動化を実現する新倉庫を豊橋工場内に建設。場内トラックの入退場管理を無人化・自動化する仕組みとして、MOVO Berthと車番認証システム・倉庫制御システム(WCS)とのAPI連携によるスマートな運用体制を構築しました。

これにより、トラックの到着情報に基づいて自動でバースを案内し、ドライバーへのSMS呼び出し、貨物の荷揃え指示、入退場処理までをすべて連携されたシステムで自動化。従来約1時間かかっていた場内滞在時間を20〜30分程度に短縮し、ドライバー負荷の軽減と庫内作業の効率化を同時に実現しました。

参考: 花王、完全自動化倉庫×バース予約システムで実現するホワイト物流 〜API連携で実現する、トラックの場内時間の最小化〜

https://hacobu.jp/case-study/13971/

「Hacobu Solution Studio」詳細はこちら

https://hacobu.jp/form/document-sd-hacobu-solution-studio/

事業責任者コメント

Hacobu 取締役執行役員COO 坂田 優(さかた・まさる)

Hacobuはこれまで、MOVOや物流DXコンサルティング等を通じて、物流情報プラットフォームの構築を推進してきました。そうした取り組みを通じて私たちは、「SaaSやコンサルティングだけでは届かない、“最後の壁”がある」と感じるようになりました。特に、既存システムとの接続や現場特有の運用課題に対応するには、構想だけでなく、システム実装まで伴走できる力が求められていると実感しています。

今回立ち上げた「Hacobu Solution Studio」という名称には、そうした壁を乗り越える“実装の力”に加え、スピーディーに、柔軟に、そしてお客様から気軽にご相談いただけるサービスでありたいーという想いを込めました。物流DXに関することなら、構想段階でも、個別の開発相談でも、どんなテーマでも気軽にご相談いただければと思います。

私たちは、SaaSメーカーとしての開発知見と、物流現場で培った解像度を武器に、構想から実装・運用までを一貫してお客様に伴走してまいります。

そして、今後到来する物流システムの大きな潮流——標準化・オープン化の流れを捉えながら、共同輸配送をはじめとした企業間連携の取り組みを加速できるような、物流システムの在り方を、皆さんと共に考えていけたらと願っています。

これからも、Hacobuのあらゆるアセットを有機的に組み合わせながら、持続可能な物流の実現に貢献してまいります。

株式会社Hacobuについて

クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開。 5年連続シェアNo.1(※1)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配⾞受発注・管理サービス「MOVO Vista」、⽣産・販売・在庫管理サービス「MOVO PSI」などのクラウドサービス、ドライバー業務支援アプリ「MOVO Driver」の提供をしています。データを武器に、企業間物流の最適化を⽀援します。

URL:https://hacobu.jp/

※1:出典 デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2024年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/03240/ バース管理システム市場の売上⾼および拠点数におけるシェア

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月23日 12時33分)

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