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豊田通商など3社、エジプト初の自動車専用ターミナルを開業

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豊田通商株式会社

~同国の輸出入拡大や自動車物流の効率化に貢献~

 豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、これまで仏Africa Global Logistics社、日本郵船株式会社と共に、エジプト初となる自動車専用ターミナル(Suez Canal Automotive Terminal、以下:SCAT)の建設を、東ポートサイード港で進めてまいりました。このたびSCATが7月1日に開業しましたのでお知らせいたします。

 エジプトは、人口増加と経済発展に伴い自動車市場が拡大しており、完成車の輸入増加に加え、今後は本格的な輸出開始も見込まれています。同国の主要港であるアレキサンドリア港は、自動車以外の貨物も取り扱う多目的港であり、慢性的な収容スペース不足などの課題を抱えていることから、新たな受け入れ港として東ポートサイード港の開発が期待されておりました。

 SCATは、エジプト初の自動車専用ターミナルとして大型自動車専用船2隻が同時に着岸可能な岸壁を有し、今後、1万台規模の自動車を収容するヤードを段階的に整備していく予定です。

エジプト国内の自動車輸出入需要に柔軟に対応するとともに、スエズ運河の地中海側の出入口という地理的優位性を活かし、欧州・地中海地域向けの積み替え需要も取り込むことで、同地域における輸出入の拡大および自動車物流の効率化に貢献してまいります。

SCAT所在地
  SCAT全景(イメージ図)

                            
 豊田通商は、SCATの操業を通じて、エジプトの自動車産業および同国経済の発展に寄与してまいります。また、今夏に、横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)においては、”for the future children of Africa(アフリカの未来の子供たちのために)”をキーメッセージに掲げ、アフリカの社会課題の解決および経済成長への貢献を目指してまいります。

現在の状況

[ターミナルおよび合弁会社の概要]

ターミナル名称および運営会社名

Suez Canal Automotive Terminal

所在地

エジプト・アラブ共和国東ポートサイード地区

代表者

Ashraf Ossama

株主

Africa Global Logistics 50%(フランス)

豊田通商株式会社 25%

日本郵船株式会社 25%

事業概要

スエズ運河経済特区庁(General Authority for the Suez Canal Economic Zone)との30年間のコンセッション契約(事業運営委託契約)に基づく自動車ターミナル運営事業

ターミナル概要

岸壁 約600メートル、水深 約17.5メートル、敷地面積 約21.2ヘクタール

収容可能台数

開業初期2,550台(今後段階的に10,000台まで拡大予定)

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年7月23日 14時00分)

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