野村不動産ホールディングス株式会社
~ エリアの将来性への期待等から約4割を日本人が購入、6月よりモデルルームを新設し販売活動を本格化 ~

本プレスリリースのポイント |
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1. 2022年に設立した合弁会社FNGがマンダルヨンで参画する大型複合開発の住宅棟が着工。 FNGが携わる分譲マンション1号案件として、販売を開始 |
2. 4.5haの敷地内に合計8棟、総戸数4,300戸規模の分譲マンションを中心とする大規模プロジェクト |
3. 初期販売住戸は、約4割を日本人のお客様が購入 |
野村不動産株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長:松尾大作、以下「当社」)は、フィリピンの大手デベロッパー Federal Land, Inc.(メトロマニラ マカティ市/Chairman : Alfred V. Ty)と設立した合弁会社Federal Land NRE Global Inn. (以下「FNG」)が参画する大型複合開発「The Observatory(ザ・オブザーバトリー)」の住宅棟「SORA Tower at the Observatory(以下「SORAタワー」)」が2025年6月に着工、現地にモデルルームを新設し、販売活動を本格的に開始したことをお知らせいたします。
なお、「The Observatory」は、FNGが設立時に初期のプロジェクトとして参画した4物件のうちの1つで、FNGが開発する分譲マンションの第1号案件となります。

1.「SORA Tower at the Observatory」について
「The Observatory」は、FNGが初期のプロジェクトとして参画した4物件のうちの1つで、メトロマニラ主要CBD至近の約4.5haの広大な敷地内に、最高階数48階、8棟、総戸数4,300戸規模の分譲住宅、1棟のオフィス、低層階の商業施設を有する大型複合開発として開発が推進されています。同敷地の前面にはパシグ川が流れており、眺望を遮る建築物がないため、同敷地からはBGCエリア※1の街並みを一望できる立地です。
その1棟目としてこのたび着工したSORAタワーは、今後開発を予定している7棟の住宅棟と比べ、敷地入り口から最も近い場所に位置しており、以下の商品計画を予定しております。
※1 ボニファシオ・グローバルシティ (Bonifacio Global City、通称: BGC)は、フィリピンのマニラ首都圏内に位置する経済発展を象徴する都市
<商品計画(一部抜粋)>
・足元の商業施設へ直接アクセス可能な生活利便性
・BGCにエリアに開発と集積が進む高層建築群の眺望を享受できる南向き住戸を多く備えた住戸計画
・専有部には職住近接を求める若い世代の居住者に向けたコワーキングスペース、ZENリラクゼーションスペース、カラオケスペース、また昨今の需要の高まりに応えるペットパーク等を計画
・スタジオタイプ(28㎡)~3ベッドルーム(148㎡)までとし、スタジオタイプと1ベッドルームで約85%の割合
・住戸内には「日本のライフスタイル」をコンセプトとした収納計画等を採用


SORAタワーでは現在、初期販売済住戸のうち、日本人の購入者が全体の約4割(2025年7月23日時点)を占めており、フィリピン現地のお客様に加え、多くの日本人のお客様からも高い評価をいただいております。購入いただいたお客様からは、フィリピン経済の今後の成長や、本物件および周辺エリアの更なる成長に期待をいただく声が多く寄せられています。
SORAタワーおよび今後の住宅棟の販売にあたっては、現在BGCに開設済みのショールームに加え、今般本物件建設現地に多様なモデルルームと商業店舗を併設した大規模なショールームを新設(7月よりソフトオープン)いたしました。ショールーム2階に設置するルーフトップデッキからは、BGCの街並みを体感いただけます。また、今後は本ショールームを活かした屋外イベント等、多くのお客様にお越しいただける機会を引き続き計画してまいります。


<SORAタワー・商業施設物件概要>

2.「The Observatory」が位置するマンダルヨンエリアについて
マンダルヨンは、フィリピンの首都圏であるメトロマニラのうち、主要都市エリア(BGC、マカティ、オルティガス)に囲まれた利便性の高いエリアです。主要幹線道路であるEDSA通りから至近の立地であることに加えBGCオルティガスリンクブリッジによりBGCへのアクセスが向上した交通利便性に優れて、周辺は職住近接を嗜好する若い世代の評価が高い地域でもあります。
<広域図>

<ご参考>FNGについて
FNGでは、「The Observatory」に加え、今後もカビテ、パサイ、セブエリアにおいて、複合開発を推進予定です。中でも、カビテ州においては、既に販売を開始した宅地・商業分譲事業に加え、建売分譲事業、コンドミニアム開発事業等を予定しており、今後も現地のお客様へよりよい生活や時間を提供すべく、開発を進めてまいります。
Federal Land NRE Global Inc. コーポレートサイト
URL: fng.ph/
【ご参考】
野村不動産グループ2030年ビジョン「まだ見ぬ、Life & Time Developerへ」の実現を目指し、グループ全体で、人びとの「幸せ」と社会の「豊かさ」の最大化を追求するため、2025年4月に新たな経営計画を公表しました。
<経営計画に定める3カ年計画の方針概要>

※3カ年計画は長期経営方針を基に、特に注力する事業方針と戦略を示したものになります。
※経営計画の詳細は【野村不動産グループ 経営計画】をご確認ください。