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福岡地所が初めて手掛けるライフサイエンスラボ『エフラボ九大病院』「福岡バイオコミュニティ認定インキュベーション施設」に認定

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福岡地所株式会社

福岡地所株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:榎本一郎、以下「当社」)が福岡市東区馬出の九州大学病院キャンパス内にて建設中である当社初のライフサイエンス企業向けラボ(以下「本施設」)について、以下の通りお知らせします。

この度、福岡県内のバイオ産業を更なる活性化に導くために民間が運営するインキュベーション施設を認定する福岡バイオコミュニティ推進会議の制度「福岡バイオコミュニティ認定インキュベーション施設」(※1)に本施設が採択されました。本認定を通じて、福岡県、福岡バイオコミュニティ推進会議及び九州大学との産官学連携によるライフサイエンススタートアップ企業の支援を更に強化して参ります。本件に係る認定書交付式が7月25日に福岡県庁にて執り行われます。

加えて、本施設の正式名称を「エフラボ九大病院」、1階に設けるインキュベーション施設を「Fukuoka Innovation Lab.九大病院(通称「FIL.九大病院」)」(以下「FIL.」)とすることを決定しました。

当社は、地域に根差したディベロッパーとして、「福岡をおもしろく」・「大きな夢がかなう街にしたい」という思いで、オフィスビル・商業施設・マンション・ホテル・物流施設等の企画開発に取り組んで参りました。今後とも、福岡の「街」の魅力を高め続けるため、革新的なプロジェクトに挑戦し、より一層、企業や人を呼び込む街づくりに邁進します。

本施設外観イメージ

【本施設 正式名称】エフラボ九大病院

本施設 ロゴ
本施設フロア構成図

■福岡県、福岡バイオコミュニティ推進会議と本施設の連携

福岡バイオコミュニティ認定インキュベーション施設への認定を通じて、ライフサイエンススタートアップが初期投資を抑えて速やかに研究活動を開始できるよう、本施設の「シェアラボ」内の共通実験機器の整備に対して、福岡県にサポートいただきます。また、福岡バイオコミュニティ関連施設と本施設の実験機器等の相互利用の促進や、福岡県内でのライフサイエンスイベントの共催等を進め、ライフサイエンスエコシステムの更なる発展に貢献して参ります。

■九州大学と本施設の連携

本施設の2~3階には九州大学病院ARO次世代医療センター及び九州大学生命科学革新実現化拠点が入居し、シームレスな臨床研究支援・アドバイザリーや、検体・データ解析に関する相談等が可能となり、九州大学病院の先進的な知見・リソースを活用した研究開発環境が実現できます。また、九大OIP株式会社とは、アカデミア発研究シーズとのマッチングプラットフォーム構築を進めており、企業と研究シーズのマッチング・事業化促進で協力して参ります。

各組織における連携イメージ

(※1)福岡バイオコミュニティ認定インキュベーション施設

2021年6月に国から「地域バイオコミュニティ」第1号の認定を受け、2022年7月に中核組織として設立された「福岡バイオコミュニティ推進会議」により認定される認定制度。

福岡県内のバイオ産業を更なる活性化に導くため、2025年度より認定制度を開始している。

https://www.fbv.fukuoka.jp/news/2025certified-bioincubation-facility-result/

■Fukuoka Innovation Lab.九大病院について

本施設は、革新的な先端モダリティ(※2)の研究を推進し、創業初期の資金調達機会創出から臨床開発までのエコシステムを構築することで、グローバルで戦える創薬プレイヤーの輩出を目指しています。エコシステム内の各プレイヤー間のオープンイノベーションを誘発するインキュベーション施設「Fukuoka Innovation Lab.(FIL.)」を備え、シード期からの手厚いサポートを提供します。

FIL.内にはシェアラボ、コワーキングオフィス、会議室、イベントスペース等をご用意しています。

FIL.ロゴ
FIL.イメージ

●FIL.会員企業へのサポート機能一例

・ビジネスマッチング

施設内外の交流を促す各種イベントを定期的に開催します。また、常駐するコミュニティマネージャーが各社ニーズに寄り添ったマッチングを支援します。

・資金調達のサポート

国内外の金融機関やベンチャーキャピタルが集積し、成長ステージに応じた豊富な資金調達機会を創出します。

・エキスパートへの相談窓口

創薬や知財、起業などに精通した経験豊富なエキスパートに気軽に各種相談ができる機会を提供します。

●シェアラボの整備

初期投資不要かつ速やかに研究活動を開始できるよう1ベンチから利用可能なシェアラボを整備します。入居者はイニシャル/ランニングコストが高価な実験機器を安価に利用できます。各種研究に必要な利用頻度の高い汎用機器を中心に、ニーズの高い高額な機器まで備えた質の高い実験環境を備えます。

設置機器(例):フローサイトメーターアナライザー、セルソーター、蛍光顕微鏡、マルチモードプレートリーダー、ケミルミ撮影装置、局所排気装置、安全キャビネット、リアルタイムPCR、‐150℃フリーザー 等

シェアラボイメージ

■レンタルラボ&オフィス 概要

4~6階には最小54㎡から最大ワンフロア1,175㎡まで占有可能なレンタルラボ&オフィスを設けています。

●レンタルラボ仕様

・バイオ系の本格的な研究を可能とするBSL2(※3)/P2(※4)レベル対応

・設備バルコニー完備

・局所排気装置設置可能

・各フロアにシャワー室、製氷機、給排水設備を設置

・3層のセキュリティ(建物エントランス→エレベーターホール→区画出入口)

・単相 100V/200V:200VA/㎡、三相 200V:100VA/㎡

・耐荷重 500kg/㎡

・天井高 2700mm、OAフロア 300mm(基準区画)

レンタルラボイメージ
レンタルラボ4階平面図

(※2) 先端モダリティとは、医薬品モダリティのうち、近年開発された比較的新規の再生医療・遺伝子治療・中分子医薬(核酸医薬・ペプチド医薬)の総称。

(※3) BSL(biosafety level) とは、細菌・ウイルスなどの微生物・病原体等を取り扱う実験室・施設の安全管理区分。世界保健機構(WHO)が制定した実験室バイオセーフティ指針に基づき、各国により微生物・病原体等の危険度に応じて4段階のリスクグループに分類されている。BSL2は、病原性を有するが、重大な災害となる可能性の低い病原体。

(※4) 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)に基づく遺伝子組換え実験等について、「研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令」に定める拡散防止措置の区分。

■施設概要

施設名称

エフラボ九大病院

(旧「(仮称)福岡馬出ライフサイエンスラボプロジェクト」)

所在地

福岡市東区馬出3丁目1番1号(九州大学病院キャンパス内)

アクセス

福岡市地下鉄箱崎線「馬出九大病院前」駅7番出口 徒歩5分

建築面積

1,706.34㎡

延床面積

9,665.04㎡

階数

地上6階

用途

研究所、事務所

構造

鉄筋コンクリート造一部鉄骨造

着工

2024年7月1日

竣工

2025年12月末(予定)

開業

2026年1月上旬(予定)

事業主

福岡地所株式会社

設計・監理

株式会社内藤建築事務所

施工

松尾建設株式会社

デザイン監修

プラナス株式会社

■アクセスマップ

■施設ホームページ

今後、イベント情報や入居者インタビュー、ニュースリリースなどの様々なコンテンツを掲載します。

https://fj-lifescience.jp/

■福岡地所株式会社ホームページ

https://fukuokajisho.com/

■プレスリリースはこちら

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年7月25日 11時34分)

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