学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
*EARTH MARTからの生中継ではなく、収録映像を活用した授業になります。
2025年8月5日(火)~7日(木)に「食と命」をめぐる学びの時間を提供します。「EARTH MART」のプロデューサーを務める本学副学長・小山薫堂が出演。ライブ配信形式なので、全国から参加可能!2025年日本国際博覧会協会協力のもと実現した、展示コンテンツを高校で教育活用する日本初(自社調べ)のオンライン授業企画です。

京都芸術大学附属高等学校は、2025年8月5日(火)~7日(木)にかけて、大阪・関西万博の「EARTH MART」パビリオンを“教室”に見立てた【特別オンライン体験授業Week】を全国向けに開催します。
本取り組みは、「EARTH MART」の展示コンテンツを教育目的で使用し、実際の高校の授業として活用する〈日本初〉の事例。パビリオンの案内として出演するのは同パビリオンのプロデューサーを務める本学副学長・小山薫堂。全国の中高生を対象に、Zoomライブ配信形式で実施されます。
食を通して命を見つめ、未来の学びを考える──。万博というリアルな舞台から、特別な学びの3日間が始まります。
実施概要 EARTH MARTからお届け!夏の特別オンライン体験授業Week
期間:2025年8月5日(火)~8月7日(木)
時間:各日 10:30~12:00、13:30~15:00(Zoom開催)
対象:全国の中高生(参加無料)※本校進学・転校を検討中の方。
主催:京都芸術大学附属高等学校
出演:小山薫堂(京都芸術大学副学長/EARTH MARTプロデューサー)および本校教員
▼ランディングページ(詳細・申込)
https://lp-shs.kyoto-art.ac.jp/experience_online_lineup_expo
授業には本校教員とともに「EARTH MART」のプロデューサーを務める本学副学長・小山薫堂が出演。日本人の食文化とテクノロジーの融合を通じて、「未来の食べ方」や「命をいただくことの意味」を考えるパビリオン展示を教育の場に活かし、「食を通して、いのちを考える」学際的な授業を展開します。
各授業は、パビリオンの展示を題材にした短編映像を起点とし、教科横断的なアプローチによって展開。理科、美術、社会、英語、保健体育、探究などの多様な教科で、それぞれの観点から「食と命」「持続可能性」「技術進化」などのテーマに切り込みます。
授業はZoomライブ配信形式で実施され、全国の中高生が参加可能。映像やワークを交えた構成により、食にまつわる「当たり前」を見つめ直し、「命の重み」と向き合う機会を提供します。
なお、本取り組みは、大阪・関西万博「EARTH MART」展示コンテンツの高校での教育活用としては初の試みとなります。
授業テーマ例
※内容は変更となる可能性があります

理科:イワシから学ぶ「いのち」のループ
食物連鎖、生態系、持続可能性、そして歴史の中の食文化。海の中で生まれ、めぐり、受け継がれてきた“いのちのループ”を、理科と歴史の視点からひもときます。
社会:セカイのショクタクをのぞこう!
世界各地の「家族の食卓写真」や「1週間分のレシート」などのリアルデータから、その国の生活・経済・文化を読み解きます。簡単なデータ可視化にもチャレンジ!
美術:あなたにとって“いのち”の色は?
自然界の色、生き物の色、人間の感情の色…。五感と直感を使って「いのち」を表す色を選び、自分だけの“いのちのカラーパレット”を考えます。
保健体育:もし「いのち」に重さがあるとしたら?
医療、栄養、心の健康、寿命、幸福度…。いのちを形にできるデータや数値ってどんなもの?統計やグラフを使いながら「見えない価値」を“見える化”し、みんなで考えます。
英語:「いただきます」って、英語でどう伝える?
“ITADAKIMASU”の意味を食文化や命の尊さから考え、海外の人に伝える「自分の言葉」を英語で表現してみよう。
探究科目:「未来のお菓子」は、甘いだけじゃない!
アレルギー対応・栄養・環境負荷・気持ちのケア…。今ある「お菓子の役割」を見直して、サイエンスの視点と人の思いやりを掛け合わせて、新しいお菓子のコンセプトを考える。
EARTH MARTとは
コンセプトは「食を通して、いのちを考える」。生きるということは、食べるということです。例えば、一人の人間が一生のうちにどれだけの他の命を食べるのか?その事を知るだけでいのちと食べ物への感謝の気持ちが生まれ、自分自身も幸せな気分になる。そうして「いただきます」の意味を見つめ直して、世界に発信することをテーマにしています。
EARTH MART公式サイト:https://expo2025earthmart.jp/

京都芸術大学附属高等学校
日本で唯一の芸術大学附属の高等学校です。「学力(学ぶ力)」の習得を基本とし、社会を生きる上で必要な「人間力(コミュニケーション力・協働力・発想力)」を身につける3年間。自分の未来を自分らしく、10年後もいきいきと社会に参画できる力を育みます。
本校では、生徒一人ひとりの夢や目標に合わせて学べる2つの学科を設置しています。
【普通科(通学タイプ)】https://shs.kyoto-art.ac.jp/
週3~5日の自由な登校スタイルで高校生活をデザインできる学科です。自分の考えを伝えるだけでなく、お互いの意見を聴き合う対話型授業を通して、学びへの意欲・興味関心を高めつつ、自ら考えて行動する力が身につきます。また、個別支援型の進路指導により、一人ひとりの興味関心に合わせた進路実現をサポートします。
【じぶんみらい科(オンラインタイプ)】https://shs.kyoto-art.ac.jp/jibumira/
「教室を出て、冒険しよう」をキャッチコピーに、日本全国からオンラインで「デザイン思考」を学べる新しい学科です。教室をなくし「生活と学び」を一体化させた次世代の学校形態を実現。自分の生活圏を学びの場とし、全国対象のフィールドラーニングを展開しています。芸術教育を軸とした科目横断型の探究学習で、五感を刺激し内面からの成長を展開しています。
住所:〒606-8252 京都府京都市左京区北白川上終町24
学科編成:普通科(通学タイプ)、じぶんみらい科(オンラインタイプ)
在籍者数:601名(2025年5月現在)