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上司から見た若手社員の傾向に関する調査結果を公開

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LINK&M

株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央、証券コード:2170、以下当社)の研究機関であるモチベーションエンジニアリング研究所は、上司から見た若手社員の傾向に関する調査を行いましたので、結果を報告いたします。

▶調査結果はこちら

目次

調査の背景と目的

少子高齢化の進行や人材流動性の高まりにより、次世代人材の育成が重要課題となっていますが、中でも、「若手社員の早期活躍」が人的資本経営を推進する上で特に注目されています。

従来は、職場に「定着させる」ことが重視されてきましたが、それはあくまで出発点に過ぎません。組織文化への適応や環境への慣れにとどまらず、自らの役割を理解し、挑戦し、成果を生み出すことができるよう支援する「活躍の機会」の設計こそが、いま求められています。

実際、多くの企業が若手の定着率には注目しているものの、その先の活躍までを見据えた活躍の設計までは十分に踏み込めていないのが実態ではないでしょうか。

また、若手自身の就労観を捉える調査は数多く存在する一方で、育成の現場を担う上司側が若手社員をどう見ているのかという視点については、可視化が進んでいません。

本調査では、そのギャップに着目し、現場のリアルな視点を通じて、若手社員の成長支援に向けた打ち手を考えるための基礎データとしての分析を行いました。

調査概要

・調査機関(調査主体)

 株式会社リンクアンドモチベーション モチベーションエンジニアリング研究所

・調査対象

 2015年1月~2024年12月にリンクアンドモチベーショングループが提供する

 ビジネススタンスサーベイを実施した141社10,770名

・分析方法

 コロナ前(2015~2019年)、コロナ禍(2020~2022年)、2023年、2024年の4群に分類し、

群ごとに各40項目のランキングを作成いたしました。

このランキングから上位5項目、下位5項目を抽出し、上司から見た若手社員の傾向の違いを分析しました。

調査結果

・  若手社員の強みは「アドバイスの素直な受容」「周囲への気持ちよい対応」
「最後までやり抜く姿勢」「問題時の即座な報告・相談」などの項目がコロナ前後で変わらず表出

・  若手社員の課題は「起こりうることの予測」「会議での積極的発言」「あいまいな状態での実行」

  「チャンスの積極活用」などの項目がコロナ前後で変わらず表出

今後の課題

今回の調査では、上司から見た若手社員の傾向について、10年間で強み・課題のいずれも大きな変化はみられないという示唆が得られました。

特に上司という役割からの視点で捉えたとき、「強み・弱みとして見える傾向」自体は時代を経ても一貫している傾向にあります。

しかしながら、傾向が変わらないとしても、上司の認識に対する若手の反応や成長の軌跡は一様ではなく、若手社員個々の特性や経験によって異なる展開をたどることが想定されます。
そのため、画一的な指導や一方向的な伝え方ではなく、個人ごとの状況や捉え方に応じて課題をどのように伝え、どのような支援をするかという個別最適な育成が今後ますます重要になると考えられます。

▶過去のレポート一覧はこちら

https://www.lmi.ne.jp/about/me/finding/

リンクアンドモチベーショングループの概要

・代表取締役会長:小笹 芳央

・資本金:13億8,061万円

・証券コード:2170(東証プライム)

・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階

・創業:2000年4月

・事業内容

 組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)

 個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)

 マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)

 ベンチャー・インキュベーション

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年7月25日 16時16分)

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