「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦～」プロジェクトチーム（略称：SOS47）は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。
この度、徳島県美馬市で開催した「みんなでとめよう!！国際電話詐欺～♯みんとめとくしま大作戦～」に伍代夏子特別防犯支援官が出席、参加者に国際電話利用休止の申し込みを呼び掛けました。

■無料で国際電話の利用を休止、300人を超える参加者が対策に踏み出す

徳島県美馬市で行われた「みんなでとめよう!！国際電話詐欺～♯みんとめとくしま大作戦～」では、近年急増する国際電話やSNSを悪用した詐欺の手口について、注意を呼びかけました。会場には高齢者を中心に多くの来場者が集まり、詐欺の実態や防止策についての情報を伝えました。

伍代支援官は、「最近特に多いのは、国際電話を利用した詐欺の電話です。発信元を偽り、末尾が『0110』の実際にある警察の番号を表示させたり、『口座が犯罪に使われた』などと言って警察手帳や逮捕状の画像をSNSで送信して信じ込ませたりする手口が、ここ徳島県でも実際に起きています。警察がSNSを連絡手段に使うことは絶対にありません。」と注意喚起を行いました。その防止策として、「国際電話の利用休止」を紹介、「国際電話の着信を無料で休止するサービスがあるので、海外に電話することがない方は、この場でぜひ休止してください。」と呼び掛けました。

また、これまでの活動で印象深かった事を聞かれた伍代支援官は、「毎日18時に犯人が架けてくる電話を楽しみにしていたという高齢者の方がいらっしゃったことです。犯人は仲良くなったふりをして騙そうとしていますので、決して会話をしてはいけません。」と強く訴え掛けました。

携帯電話の対策としても、非通知設定や未登録番号の着信拒否、ブロックアプリの活用を紹介し、参加者からは「自分の親にもすぐに伝えたい」といった声も聞かれました。

最後に、会場で国際電話利用休止の申込件数を発表。合計300件を超える申込があり、これまでで最多の件数となりました。

【開催概要】
■催事名：みんなでとめよう!！国際電話詐欺～♯みんとめとくしま大作戦～

■実施日：2025年7月20日(日)
■実施会場：徳島県美馬市地域交流センター ミライズ
■出席者：警察庁　特別防犯支援官　伍代夏子氏

出典：PR TIMES

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