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千代田区・神保町交差点に、都内最大級の壁画が誕生

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株式会社OVER ALLs

高さ46m、幅7.5mの岩波神保町ビルの外壁に“古書店の物語”を描く

ミューラル(壁画)アートカンパニーの株式会社OVER ALLs(本社:東京都港区、代表取締役社長:赤澤岳人、以下「OVER ALLs」は、住友商事株式会社(以下「住友商事」)の所有する岩波神保町ビルの外壁に、本棚にいるおじいさんと子供を描いた壁画を制作しました。

目次

ミューラル(壁画)の概要

大きさ:H 46.0m × W 7.5m 

制作場所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目1-1 岩波神保町ビル

制作日数:27日

使用画材:ペンキ、スプレー


岩波神保町ビルに壁画を描いた背景

最初のきっかけは、約3年前に住友商事より「神保町再開発プロジェクトについて話を聞いてほしい」とのお声がけをいただいたことから始まりました。再開発の候補として名前が挙がったのは、長年にわたり町の象徴として親しまれてきた岩波神保町ビル。かつては、ミニシアターの先駆けでもあった岩波ホールが存在し、多くの人々に文化と芸術の交流の場を提供してきた同ビルは、いずれ建て直しが行われる予定です。

私たちは、岩波神保町ビルの再開発に向けて、町の皆様に寄り添うことを第一に、住友商事と古書店連盟をはじめとした地元の皆様とともに、意見交換を重ねてきました。議論のなかで生まれたのは、建て直しを前提とした岩波ホールを含む岩波神保町ビルに対して「町の想いをどう残すか」という問い。そこで出てきた施策が、高さ46m、幅7.5mの岩波神保町ビルの外壁に、壁画を描くことでした。

神保町は、古書店街のみにとどまらず、本との偶然の出逢いがある場所であり、人が集う“文化の交差点”でもあります。私たちは、こうした町の記憶と人々の想いを未来に継承する為、地域の想いや歴史を壁に掲げることが、これからの神保町に語り継がれる意義のあるアプローチになるのではないかと考えました。

壁画に込めた想い

私たちは、本プロジェクトにおいて、住友商事、古書店連盟をはじめとした地元の皆様とのワークショップや対話を通じ、町に息づく物語、本への深い愛情、そして日々の営みについて、耳を傾けてまいりました。

その中で辿り着いたのは、「町に新たな表情を加えるだけでなく、そこに流れてきた時間や記憶を、子どもたちへ、未来へと受け継いでいきたい」という強い想いでした。

そこで、今回描いたのは、本棚で手を掛けるおじいさんと、手を伸ばす子ども。

彼らの関係性や時代設定は、見る人の解釈に委ねており、例えば、同じ本を手に取ろうとしている別々の世代のおじいさんと子ども、過去に本を置いたおじいさんとその本を見つけた現代の子ども、あるいは、少年時代の自分と現在の自分——といったように、さまざまな情景が浮かび上がるような表現としています。

この壁画が、単なる巨大なアートとしてではなく、神保町という町の記憶と未来をつなぐ“バトン”として、多くの方々に受け取っていただければ幸いです。

古書店連盟をはじめとした地元の皆様のコメント

【一神町会長 三橋様】

皆さん、街を歩くときはどこを向いて歩きますか?

当然前方ですね。これから神保町を歩くときは、たまに上を向いて歩いてください。

岩波神保町ビルの巨大な白い壁画が変わりました。学者風の壮年の方や将来ある若人が、あなたを見守っています。神保町は安心して探索できる街です。

【髙山本店 髙山様】

知識に対するリスペクトが神保町を訪れる人の目の輝きから感じられるまち。

本棚の向こうに神保町の未来は見えてきただろうか。年代を越えて愛されるまちになってほしい、いつまでも。

【株式会社有斐閣 代表取締役社長 江草様】

壁画作成の為のワークショップを開くと聞いたとき、不思議な気持ちになりました。確かに神田神保町に会社は150年近くあるし、私自身も40年近く街にいます。

この企画によって改めて街への思いを、未来を考える機会となり、壁画が自分自身と重なりました。

【神田古書店連盟会長 東陽堂書店 髙林様】

壁画ワークショップに参加させて頂きもう1度神保町という街を考える機会を頂きました。

私は今までもこれからも神保町は何かに出会う場所、何かを見つけられる場所であり続けてほしいと願っております。 

【神田古書店連盟副会長 大屋書房 纐纈様】

神保町という本の街らしく、本をテーマに、これからのこの街の未来が見えてくるようなポジティブな壁画が完成!

この街に来たら、何かが見つかる!そんな絵です。

何度も街の人たちの意見を聞いて、気持ちを尊重してくれたover allsさんと住友商事の皆さまに感謝です。

代表・赤澤岳人の略歴

1981年生まれのロスジェネ、かつミレニアル世代。いわゆる「就職氷河期」に就職活動に挑むも「リクルートスーツを着る意味がわからない」と私服で面接に行ったところ、全滅。大学卒業後には法科大学院に入学したものの弁護士の夢を諦め、ニートとして過ごす。まさに「ロスジェネ世代の負け組」の典型のような20代を送る。

初めて定職に就いたのは29歳のとき。人材大手のパソナに契約社員として入社する。仕事に取り組むことで「自分の居場所」が出来ることの喜びを実感、このとき「仕事とは自己表現なのだ」と気付く。それを機に、契約社員ながら社内の新規事業コンテストに毎年、数十件もの事業アイデアを出し続け、3年目についに優勝を勝ち取る。正社員にも登用され、自身の企画した新規事業を立ち上げたのち、パソナから独立。

プライベートでイベントの企画・司会を行っていた頃に出会った同世代の山本勇気(画家・現在のOVER ALLs副代表)とともに、OVER ALLsを設立。自分自身が20代の頃に見失っていたもの、そして日本人全体が「失われた30年」で忘れてしまったものでもある「夢」「希望」「浪漫」といった「こころが沸き立つ感情」(これらの総称が「WOW!」)を取り戻すべく、ミューラル(壁画)で表現する活動を続けている。

会社概要:株式会社OVER ALLs

「ミューラル(壁画)の力で、人々を表現者に変える」ことを目指して、全国各地で様々な作品を生み出し続けている。制作にあたっては、依頼者に驚かれるほど歴史や背景を調査し、想いを引き出すインタビューを実施。企業が社会、さらに組織で働く個人が伝えたい想い、歩んできた歴史を浮き彫りにして、ミューラルとして表現している。代表作はエスコンフィールドHOKKAIDOで大谷選手とダルビッシュ選手を描いた壁画、東日本大震災の被害から再生への道を歩み始めた福島・双葉町の住民の方々の顔を描いた壁画群「FUTABA Art District」など。主に代表の赤澤岳人が企画・プロデュースを担当。メインアーティストである画家・山本勇気は「ART BATTLE JAPAN 2018」チャンピオン。「情熱大陸」や「news zero」、「サンデージャポン」「WBS(ワールドビジネスサテライト)」など、メディア出演も多数。

住所:東京都港区南青山2-26-35

代表取締役社長:赤澤 岳人

Web:http://www.overalls.jp

Instagram:@overalls_art https://www.instagram.com/overalls_art

出典:PR TIMES

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